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2005-03-02
■ [government]学生よ、官僚を目指すなかれ
今日明日と「学生のための霞が関官庁探訪」が実施されるということで、就職活動にいそしんでいる学生も多いと思いますが、霞が関に就職などするのはどうかと思うよ、やめた方がいいんじゃない、というのがこのエントリの趣旨です。あれこれ調べているうちに、ぼんやりと思っていたことが事実により裏付けられてしまい気が重いです(笑)。
きっかけは、「若手官僚、留学後の退職多発」(@むなぐるま2/26付)や「若手官僚、留学後の退職多発…費用返還ルール作り悩み」(@ダメオタ官僚日記2/28付)で紹介されている読売新聞の記事です。
気になったのは留学後に退職する官僚についての次の記述でした。
退職者の所属は総務省が11人で最も多く、経済産業省、農水省、国土交通省なども目立つ。外資系企業のヘッドハンティングを受けたり、家業を継いだりと、事情は様々だ。「バブル期は企業の引き抜きが多かったが、最近は『官僚に魅力を感じない』という理由も多い」(人事院関係者)という。
先日触れたふじすえ議員や、もっと前に触れた選挙出馬組も本当にやりたいことができるのは政治家だと判断したわけですし、こうして若年退職が増えているのみならず、以前紹介したように学生の間でも人気が落ちているのですが、実際どの程度魅力のない職場であるかを以下検証してみます。
霞が関という職場に対する官僚の不満の概要を示すものとして、まず各府省の若手職員等に対するヒアリングの結果(概要)についてを見てみます。中には甘いなぁと正直思うものもあり、他方で頷けるものもあり、という内容ですが、要するに忙しいわりに報われないという点ではほぼ全員が一致しているようです。
忙しいという点については、人が減ることと仕事が増えることの2つの原因があります。まず人ですが、現業部門を除く典型的な事務公務員は、昭和56年度をピークに漸減しています(独立行政法人化等による減少を除く)。
であればせめて仕事量は横ばいであってほしいものですが、実態はそうではありません。といってもホワイトカラーの仕事量を定量的に図るような統計は民間であっても存在しないでしょうから、あくまで官僚の事務仕事の一つに過ぎませんが、国会対応を考えてみます。その中でも定量的に時系列で比較可能なデータとして、内閣提出法案の数と質問主意書の数を、参議院サイトで遡及可能な昭和57年からまとめてみたのが次の表です。
| 暦年 | 回次 | 内閣提出法案数 | 年累計 | 質問主意書数 | 年累計 |
| S57 | 96 | 81 | 81 | 32 | 32 |
| 〃 | 97 | 5 | 86 | 3 | 35 |
| S58 | 98 | 58 | 58 | 19 | 19 |
| 〃 | 99 | 0 | 58 | 4 | 23 |
| 〃 | 100 | 13 | 71 | 20 | 43 |
| S59 | 101 | 84 | 84 | 45 | 45 |
| S60 | 102 | 84 | 84 | 61 | 61 |
| 〃 | 103 | 12 | 96 | 23 | 84 |
| S61 | 104 | 87 | 87 | 54 | 54 |
| 〃 | 105 | 0 | 87 | 0 | 54 |
| 〃 | 106 | 0 | 87 | 1 | 55 |
| 〃 | 107 | 28 | 115 | 19 | 74 |
| S62 | 108 | 100 | 100 | 22 | 22 |
| 〃 | 109 | 9 | 109 | 17 | 39 |
| 〃 | 110 | 0 | 109 | 8 | 47 |
| 〃 | 111 | 5 | 114 | 2 | 49 |
| S63 | 112 | 83 | 83 | 19 | 19 |
| 〃 | 113 | 17 | 100 | 21 | 40 |
| H1 | 114 | 78 | 78 | 24 | 24 |
| 〃 | 115 | 0 | 78 | 3 | 27 |
| 〃 | 116 | 8 | 86 | 14 | 41 |
| H2 | 117 | 5 | 5 | 4 | 4 |
| 〃 | 118 | 70 | 75 | 10 | 14 |
| 〃 | 119 | 2 | 77 | 5 | 19 |
| H3 | 120 | 93 | 93 | 32 | 32 |
| 〃 | 121 | 6 | 99 | 18 | 50 |
| 〃 | 122 | 14 | 113 | 18 | 50 |
| H4 | 123 | 84 | 84 | 23 | 23 |
| 〃 | 124 | 0 | 84 | 1 | 24 |
| 〃 | 125 | 10 | 94 | 12 | 36 |
| H5 | 126 | 76 | 76 | 18 | 18 |
| 〃 | 127 | 0 | 76 | 1 | 19 |
| 〃 | 128 | 20 | 96 | 6 | 25 |
| H6 | 129 | 75 | 75 | 10 | 10 |
| 〃 | 130 | 0 | 75 | 5 | 15 |
| 〃 | 131 | 19 | 94 | 13 | 28 |
| H7 | 132 | 102 | 102 | 31 | 31 |
| 〃 | 133 | 0 | 102 | 0 | 31 |
| 〃 | 134 | 17 | 119 | 8 | 39 |
| H8 | 135 | 0 | 0 | 1 | 1 |
| 〃 | 136 | 99 | 99 | 7 | 8 |
| 〃 | 137 | 0 | 99 | 0 | 8 |
| 〃 | 138 | 0 | 99 | 1 | 9 |
| 〃 | 139 | 12 | 111 | 3 | 12 |
| H9 | 140 | 92 | 92 | 18 | 18 |
| 〃 | 141 | 20 | 112 | 15 | 33 |
| H10 | 142 | 117 | 117 | 30 | 30 |
| 〃 | 143 | 10 | 127 | 14 | 44 |
| 〃 | 144 | 6 | 133 | 14 | 58 |
| H11 | 145 | 124 | 124 | 34 | 34 |
| 〃 | 146 | 74 | 198 | 22 | 56 |
| H12 | 147 | 97 | 97 | 53 | 53 |
| 〃 | 148 | 0 | 97 | 7 | 60 |
| 〃 | 149 | 0 | 97 | 15 | 75 |
| 〃 | 150 | 21 | 118 | 23 | 98 |
| H13 | 151 | 99 | 99 | 46 | 46 |
| 〃 | 152 | 7 | 106 | 6 | 52 |
| 〃 | 153 | 28 | 134 | 7 | 59 |
| H14 | 154 | 104 | 104 | 51 | 51 |
| 〃 | 155 | 71 | 175 | 20 | 71 |
| H15 | 156 | 121 | 121 | 51 | 51 |
| 〃 | 157 | 6 | 127 | 17 | 68 |
| 〃 | 158 | 0 | 127 | 4 | 72 |
| H16 | 159 | 127 | 127 | 37 | 37 |
| 〃 | 160 | 7 | 134 | 19 | 56 |
| 〃 | 161 | 20 | 154 | 27 | 83 |
#平成4年以前はその年の通常国会を前年12月に召集していましたが、招集年ではなく実際に審議が行われた年にカウントしています。ただし、9月に招集され翌年1月まで開催された第128回国会は招集年でカウントしました。
より大まかな流れをつかむため、4年ごとにまとめてみます(ただし、昭和50年代(S50s)は3年)。
| 年代 | 内閣提出法案数(平均) | 指数(S50s=100) | 質問主意書数(平均) | 指数(S50s=100) |
| S50s | 80.33 | 100 | 41 | 100 |
| S60s | 106.25 | 132.26 | 61.75 | 150.61 |
| H1-4 | 92.5 | 115.15 | 36.5 | 89.02 |
| H5-8 | 105 | 130.71 | 26 | 63.41 |
| H9-12 | 140.25 | 174.59 | 61.25 | 149.39 |
| H13-16 | 147.5 | 183.61 | 71.25 | 173.78 |
・・・改めて数字にしてみると見なかったことにしたくなりますが(笑)、特に平成9年以降に事務量が増加しているのがよくわかります。効率化が進んでいないとよく言わる霞が関ですけれども、一人当たり事務量が20年と少しで2倍近くになっていて(1年当たり約2.5%の効率化。同期間の日本のTFP上昇よりもハイペースですね(笑))、変化率最大の部分をとるなら平成5-8年平均と平成9-12年平均の比較では4年で法案ベース1.3倍(1年当たり約10%の効率化)、主意書ベース2.4倍(1年当たり30%以上の効率化)にもなっているのですから、まんざら捨てたものではないようです(笑)。
#データがとれないのであくまで主観的な感想ですが、近年は事後チェック型行政への切替や説明責任の強化等、例えば情報公開への対応や政策評価制度の導入によっても相当事務量が増えていると思います。
他方で報いですが、わかりやすいところから給料(人事院勧告ベース)で。基本給はこの2年連続、ボーナスは5年連続で下がっています。公務員のくせに贅沢な、という声もあると思いますが、リンク先で上記の法案等と同じ期間で累積値をとれば、平成15年度で公務員140.71に対して民間225.51です(昭和56年度を100とした場合の基本給。人事院勧告は実施ベース)。
#そこまでの格差があるとの実感はないので、webmasterが勘違いしている等、何らかの変なところがあるのだと思います。もしからくりをご存じの方がいたらご教示いただければ幸いです。
#roumuyaさんから、民間の定期昇給を差し引いてベア同士の比較とすれば、官民はほぼ同じであるとのご指摘をいただきました。ありがとうございます(3/4追記)。
しかし、おそらくwebmasterを含め霞が関の住人にとってお金よりもつらいのは、基本的に官僚には反論権が認められていないことです(だからこそ、webmasterは匿名でこのように憂さ晴らしをしているわけですが(笑))。例えば公務員の人件費について、去る28日開催の経済財政諮問会議で議論がなされましたが、その場に提出された民間議員4名連名のペーパーの冒頭は次のパラグラフから始まります。
民間企業が総人件費を抑制している中、税金で運営される国や地方自治体はそれ以上の厳しさで公務員の総人件費削減に取り組まねばならない。しかし、国家公務員の総人件費は、主として定員を総務省、給与を人事院が管轄していることもあって、全体としての効率化が進みにくい。地方公務員の人件費も、まだ効率化の余地が大きい。国・地方ともに「効率的で小さな政府」を目指し、具体的な目標を掲げて、公務員の総人件費を大胆に削減する方策を検討すべきである。
こんな資料を出されても、「効率というのは何らかの単位当たりのアウトプット(1時間当たりとか、1人当たりとか)で計るのが普通だと思いますが、おたくら、学生や部下に効率改善策を出せといったときに、単にコストを減らすだけでアウトプットを全く考慮していない案が出てきても、それにOK出すんですか?」なんてことを言うことは絶対に許されません。
これは経済財政諮問会議委員に限らず、政治家だろうがメディアだろうが同じことでして(webmasterが知る限り唯一の例外は農水省のメディアへの反論ですが(組織的なものの場合。個人ベースであれば少ないですが、少しはあります)、しばらく休止していたのでもうやめたかと思っていたら、去年の11月に再開していたようです)、よく役所の「検討します」は否定の意味だと言われますが、肯定できるなら普通はそう答えるわけで、否定することが許されないから宴曲にそういう言い方をするわけです。空気嫁、と。
例の「官の詭弁学」にしても、あの中であしざまに相手をののしっているのはあくまで委員側で、官僚はひたすら平身低頭しながら差し障りのない言葉を慎重に選んでの発言が許されるのみです(webmasterがあの場にいてもそうします)。言いたいことをぐっとこらえ、公の場では相手のメンツをつぶすことになるので裏で(もちろん口調は丁寧なままで)なぜできないかを丹念に説明し、その場では「わかった、仕方がないね」なんてことをいいながら、表に出れば「官僚は我々の主張をおろそかにして骨抜きにした」などと自己正当化して攻撃してくるのですから、いつかは我々の主張もわかってもらえるさなどということを信じていられる底抜けの楽天主義者か、そうした仕打ちを受けることに快感を覚えるマゾヒストでもない限り、官僚などやってられるものではありません。
#webmasterは前者です。為念。
それでも昔はよかったと言えるのは、一つには自民党の実力者の存在で、全員とはもうしませんがその多くは、内心どう思っていたのかはwebmasterの知るところではありませんが、「君たち(=官僚)が悪役を引き受けてくれるからこそ国にとって必要な政策ができる。ありがとう」なんて台詞を言うわけです。そうすれば、前者の官僚はようやく自分たちの希望が叶ったと有頂天になり、後者の官僚は女王様に厳しい責めを受けた後でちょっとだけほめてもらったような気持ちになり、どちらにしてもそれまでの苦労を忘れられるわけです。おめでたいことに。
もう一つには官僚同士の争いがあって、反論権は官僚が相手であれば認められていますから、日頃の鬱憤を晴らすとばかりに何の遠慮もなくけんかができました。負けた方が悪いというのは霞が関共通基準ですから、相手のメンツなどには全く配慮せずに、ことごとく言い分を論破して屈服させたときの気持ちよさといったらありません。
#そういうときでも相手のメンツを慮ることができる人は非常にまれですが、間違いなく人格者としてその名が知れ渡ります。
ところが、最近になってこうした代償が失われてきました。自民党にしてもメディアの報道ごときでは揺るがない実力者というのがいなくなり、どうしてもメディアを気にして官僚たたきに走ります。また、民間有識者の出番がどんどん増え、霞が関内の争いであっても遠慮しなければならない場面が多くなっていますので、おぼしき事言はぬは腹ふくるるわざなり、ということになります。
というわけで、ふと気がついてみれば学生に避けるよう薦めるどころか、現職も逃げることを考えてみた方がいいのではないか、というのが霞が関の現状です。やめたい人にはやめてもらって、その代わりに民間から優秀な人を中途採用すればいいという指摘もありますが、既述のとおり公務員の人件費には削減圧力しかかかっていない現状で、優秀な人に来てもらえるような給料が出せるはずもありません(天下りを強化して、霞が関を出た後で埋め合わせをするなら別ですが)。
霞が関のレベルが下がってもいいではないかという指摘もあるでしょうが、山形浩生さんが紹介している事例を見てもなおそう言えますでしょうか。別に発展途上国に限った話ではありません。族議員の圧力を逸らす技もないまま真正面から受け止めて押し倒される政府、被監督業界に言われるがまま業界へのレント供給をいつも強いられる監督当局、優秀な弁護士のレトリックに丸め込まれ事実上弁護士の値段で判決の内容が決まる裁判官、そうしたものが日本ではあり得ないなどとは、webmasterには思えませんので。
#ちなみに、それらの者がそうすることは当然だと思います。チェックアンドバランスがないのが問題だということです。
■ [government]警察ってのは昔っからそういうところですよ!
もう一つダメオタ官僚日記2/28付から、「 警視庁HPに「お使いゲーム」=小学生に路上での危険訴え」のエントリについて。
局地的に騒がれたのでご存じかもしれませんが、1年ほど前にこんなものも作ってます(ただし、警察庁ですが)。
#小倉優子も千葉出身だから、機能のエントリで麻生久美子に加えて出番を作っておけばよかったです。orz...
■ [media][law]万引きで幕引き?(続^6・あびる優の窃盗告白@カミングダウト)
スポーツニッポンの報道によると、NTVに以下の動きがあるとのこと。
万引発言問題で番組関係者処分日テレ間部社長 日本テレビの間部耕平社長は28日の定例会見で、2月15日放送の同局のバラエティー番組「カミングダウト」が、女性タレントの過去の万引をクイズの題材にし、問題化したことについて陳謝した。同局では番組担当者ら関係者を処分する方向で、1日にも決定するという。
で、続報がありその結果について触れられています。
日本テレビの番組「カミングダウト」で女性タレント(18)の窃盗行為をクイズの題材にした問題で、同局は1日、渡辺弘編成局長ら番組関係者4人を懲戒処分にした。処分内容は出勤停止や減給、けん責だが、対象者の名前などは明らかにしていない。
これまでにも触れた点ではありますが、このような理解には次のように違和感があります。
- 真実が何かの追究は警察の仕事ですが、その結果がどうであれ、番組内で「トゥルー」とされた内容は、よほど日本語に不自由な人間でない限り「万引き」とは言いません。続報での「窃盗行為」という言い方は、認識した上で改めたものであってほしいです。
- 何を悪いと思って処分するのかの整理がいいかげんです。犯罪を取り上げたこと自体が問題だというならニュースでの犯罪報道だって問題だということになりますし、犯罪を肯定する内容であったからダメだったというならピカレスクだって放送禁止です。きちんと謝罪すべき点は、(1)被害者がいるという事実に思いが至らなかったこと、(2)違法行為についての知識の欠如(今もなお番組内容を「万引き」と呼ぶことを含む)、の2点ではないかとwebmasterは思うのですが。
#読売新聞、毎日新聞、日刊スポーツでも「窃盗行為」になっていました。NTVが統一したのかな? ちなみに読売のみ、「誇張説」を明記しています。
#このエントリは、以下の一連のエントリの続編です。
もっと売れてもいい女優さんだと思うんですけどね。なぜか今ひとつブレークしてない気がするのは気のせい?
別にいいんじゃない?どうせそこには茨の道が待ち受けているわけだから。明治時代じゃあるまいし、海外留学制度ごと廃止しても困らないと思うけど。 この話は何年も前から議論しているので、「まだ人事院は有効な対策を取ってないのか。」ってことでかなり驚いた。 経費分2000..
●というわけで山田優問題は解決をみたことは皆さんもよくご承知だと思いますが、今度は麻生久美子嬢問題が勃発しました
官僚は(も?)つらい。 http://bewaad.com/20050302.html#p01
2月26日付け読売新聞に出た標記記事に対し、ブログ上でもいろいろと意見が出ているところです。(現役官僚)・pogemutaさん・bewaadさん(アメリカ在住研究者)・むなぐるまさん(元雑誌記者のサラリーマン)・R30さん(学生)・richstyleさん・複雑系・・・さん(その前...
"若手官僚、留学後の退職多発…費用返還ルール作り悩み"この話は3年位前にも聞いた話ではあるが、当時は財務省・金融庁の職員がメインだったように記憶している。 当時、海外へ留学して退職するのは、財務省も金融庁も国際金融の担当者で、金融の最先端であるアメリカで..
Bewaadさんがhttp://bewaad.com/20050302.html#p01で試みられている官民の賃金比較ですが、人事院勧告は「ベア」であるのに対し、民間賃上げ率は「定昇+ベア」であるという違いがあります。民間賃上げ率から定昇見合い分として2%(一般的に使われている数字です)を引い..
キャリア組の離職率は、昔に比べれば高いのかもしれませんが、民間企業に就職した大学の同期の離職率と比べていかがでしょうか。官僚側の方が低いのであれば、そう悪い職場でもないのではないでしょうか。
>山下さん
コメントありがとうございます。よさげに見られているのでそうではない、ということを前面に出している傾向は自分でも否めません(どんな職場であっても長所と短所はあることはわきまえているつもりで、民間は役所より恵まれているといった主張をするものではありません)。離職率は確たることはわかりませんが、ただ、民間とは違い同業他社への転職がありえないので、もし同率だとすれば、実質的には悪いということになるかと思います。
こんばんわ。
給料は下がっているとのことですが、諸手当等を含めた実質ベースで民間と比較するとまた違った結果が出るのではないでしょうか。
勤勉手当とか苦笑です・・。勤勉であることは当然では??官僚もサラリーマンも。
>大島さん
確かにご指摘の可能性はあると思いますが、経費で落とせる範囲とかアルバイトの余地とかを考え出すときりがないと思い、割り切らさせていただきました。もしこの割り切りに問題があるようでしたら、追記させていただきたいと思います。
>大島さん
公務員人事制度を昔ちょっといじっていた立場から申し上げると、国家公務員の場合、諸手当を含めて民間賃金準拠としているので(地方はどうか知りません)、寒冷地手当とかのわけわからん手当も含めて、民間企業のベア率と、国家公務員のベア率(いずれも定昇分含む。)は同値になっているつくりであったと記憶しています。
bewaadさん、こんばんは。某省庁の若手官僚です。
我々って、結局議員や業界の言うことに逆らえないですよね。
それで成果主義だのされると、今の人事が完全に省庁ごとに
運営されていることを考えると完全にアウトです。
省益で将来の人事が左右される。バックには議員がいる。
確かに、将来いい政策に関われる可能性はあるけど、財政赤字など
将来もあまりにも暗いので辞めよう思ってます。
一社だけ受けたけどあえなく撃沈。コミュニケーション力をとりあえず伸ばそう!と思って某セミナー参加したら、他省庁のキャリアもいてびっくりしました。インテリジェンスに登録して本気で脱出を考えているもよう…結構多いぞ、潜在的には。自社の周りには話せないけど、その他省庁の方や、大学の同期の役人とは話が盛り上がります。一度新卒逃すと、管理部門とか難しいんですけどね。
留学行ってから辞めることは結構考えてます。学費は寄付で返済しようと思うけど、そんなの、例の出張手当で簡単に返せますからね。でも、コンサルとか外資には興味があまりないので…。世界を股にかけるメーカーの人事部門に行きたいけど、なかなか難しいです。
霞ヶ関の停滞は、天下りも含めて省益確保が人事につながる問題が大きいと思うので。天下りなくす、退職金は民間並みにして、代わりに終身雇用に配慮、若手の待遇はもっと増額、が理想ですけど。正当な対価をもらって仕事をがんばる。でも、キャリア=悪という風潮で、増額は難しいですかねえ。(俺も、実はなる前はそう言う面も持ってました。一部の議員=悪は強まりましたが。)
長々とすみません。当分は続けたいと思います。この仕事で、何がのばせるか?無理難題の命令に耐える力?へりくつをくみたててもっともらしい正当性を植え付けること?つじつま合わせ。無駄な待機に耐える力。
こんな奴は辞めるという正論はその通りです。けど、システムを何とかしないとどんどん辞めていきますよ。今でこそ、新卒採用で終身雇用のレールから外れたキャリアは転職しにくいですが、改善されつつあるのも肌で感じます。
>常夏さん
貴重な情報ありがとうございます。あのあたりは、官僚であっても部外者にはなかなかわからない職人芸の世界ですよね。
>若手官僚さん
あなたの人生には、究極的にはあなたしか責任を負えないのですから、どういう選択をするにせよ、自分でベストだと考える道を選んでいただければと思います。もし余裕があれば、やめた後でもアンチ霞が関にならないでいてもらえればいいなぁとは思いますが(笑)。