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(ここはbewaad institute@kasumigasekiの過去ログ倉庫です。コメント等は仕様上受付けを停止しておりませんが、こちらではご遠慮いただければ幸いです。何かございましたら、現行サイトにお願いいたします。)
2005-04-02
■ [law]人権擁護法反対論批判 リジョインダー編(その10)
#RSSリーダでご覧の方への注記ですが、この日を狙い撃ちで幾度となくスパムコメントが投稿されており、それを削除する度に更新扱いとなり表示されていると存じます。しかし、本文に変更はございませんので、その旨お含みいただければ幸いです(もし将来本文を変更する際には、この注記を何らかの形で変更いたします。それがない限り、以後更新扱いとなっていても、コメントの処理の結果としてそのようになっているものとご理解ください)。(2006/7/7追記)
先日の「リジョインダー編(その9)」に対して、「bewaadさんへの返答」(@ブログ鷹森4/1付)でご意見をいただきましたので、再度webmasterの思うところを述べたいと思います。
#意見に入る前に、非常に丁寧な議論をいただいたことに感謝申し上げるとともに、アクセス障害によりご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。
さて、本論の前に、「陰謀論」という言葉についての説明をいたします。というのも、webmasterはジャーゴンとしての「陰謀論」を用いていたのですが、それを明確にしておかなかったために議論を錯綜させてしまった気がしてならないからです。日本語のネットリソースではジャーゴンである「陰謀論」の説明としていいものが見つからなかったので、wikipedia(en)から引っ張ります(日本語版にも該当項目はありますが、今回の紛れを説明するには英語版の方が真正面から定義に向かっているので適当と判断しました)。
A conspiracy theory is a theory that defies common historical or current understanding of events, under the claim that those events are the result of manipulations by two or more individuals or various secretive powers or conspiracies.
Colloquially, a conspiracy theory is any unconventional theory about current or historical events, with the connotation that that theory is unfounded, outlandish, or irrational or in some way unworthy of serious consideration. In this sense, the term is sometimes used to refer to events with which no association to an actual "conspiracy" in the legal sense (two or more persons plotting and one overt act related to the plot) is claimed. In this sense "conspiracy theory" is often simply an allegation of clandestine action, based on little or no solid evidence. Thus the expression "conspiracy theory" in common speech is often used as a term of derision for an allegation that the speaker considers unproven, unlikely, or false.
Conspiracy theories in general allege that some particular event - such as an assassination, a revolution, or even the failure of a product - resulted not solely from the visible action of overt political or market forces, but rather from intentional covert action.
Conspiracy theory - Wikipedia, the free encyclopedia
(私訳)
「陰謀論とは、歴史的ないし現在の事象について、そうした事象が複数の人間や様々な秘密勢力により、すなわち陰謀(共同謀議)の結果もたらされたものだとの主張に基づく、一般に通用している理解に反する議論です。
わかりやすく言えば陰謀論とは、現在の、または歴史的な事象についての何でもありな議論で、根拠のない、トンデモな、または不合理なもので誠実に向き合う価値のないものだという言外の意味を伴っています。この意味で、この語は時として法的な意味での「共同謀議(1つの犯罪行為について複数の人間が企むこと(webmaster注:日本の刑法学では「共謀共同正犯」といいます))」とは無関係な議論を称する場合にも用いられます。つまり、しばしば「陰謀論」とは、単に秘密裏に物事が動いているという、ほとんどないし全く根拠のない主張のことを指します。かくして、一般的に用いられる「陰謀論」という表現は、証拠のない、ありそうにない、または誤っている主張に対する嘲笑の語として少なからず使われます。
一般に陰謀論においては、いくつかの特定の事象、例えば暗殺や革命、さらには製品の失敗といったものが、単に公然たる政治的な、あるいは市場の力による目に見える展開の帰結としてではなく、むしろ密室でのたくらみによりもたらされたものであると主張されます。
また、典型的なパターンは日本語版で紹介される以下となりますし、そこではユダヤ陰謀論などについても触れられています。
「政府は国民に秘密で何事かを行っている」、「世界や国家は何らかの団体にコントロールされている」、「ある戦争や事件は一般に知られているのとは別の理由で起こったものだ」、などが代表的なものである。
前回書いたことと一部重なりますが、webmasterが「陰謀論」という言葉を使うときには、以上の趣旨で用いております。誤解を避ける観点から、この意味で用いる場合にはかぎ括弧で囲んで「陰謀論」とします。
以上お断りした上で、鷹森さんのご意見についてのリジョインダーに移らせていただきます。意見の相違がないと思われる部分については取り上げませんが、もし漏れがあるようでしたらご教示いただければ幸いです。まずは「その9」における最初の表に対応する部分(「陰謀論」関連以外)です。
#なお、鷹森さんのテキストが「その9」を踏まえたものであるため、「『bewaadさんへの返答』の記述」の列においても一部鷹森さんのテキストの引用ではなくwebmasterによる補足(〔〕で囲まれた部分)があります。
| 「bewaadさんへの返答」の記述 | webmasterの考え方 |
| 竹光でも人を殺せるシーンが弐十手物語にありましたね、まぁあれはマンガですが竹光だろうが日本刀だろうが危険性が無いとは言えないという点は同意します。 | まずは同意いただきありがとうございます。そこからさらにもう一歩、竹光であれば日本刀ほど厳格にその使用目的をチェックする必要はないという点についても同意いただけるとうれしいです。竹光に銃刀法を適用する必要はないですよね? |
| 少なくとも私はああゆう表現方法は取らないように心がけている点は認めて頂けますでしょうか?〔「ああゆう表現方法」とは、webmasterが人権擁護法反対論の多くに見られる表現方法とした、適切でない引用や論理のすり替えのことです。〕 | その点は認めます。さらに、あたかも鷹森さんまでそうした表現方法を用いているかのようなミスリードな記述があったとすれば、それについてはお詫び申し上げます。言い訳を許してもらえるのであれば、そもそもwebmasterが当初想定した対象に鷹森さんへの返答の形で言及する際には、それが鷹森さんに該当しないとしても、その問題点に再度触れることになってしまいます。テキストの読み手として鷹森さんを想定した表現であっても、テキストの書き手を鷹森さんと特定していない場合には、基本的に鷹森さんを含まない対象の記述を念頭に置いているとご理解いただければ幸いです。 ただ1つお願いしたいのは、そもそもはネットでよく見られる論調を対象としてwebmasterが書いたテキストがスタートで、鷹森さんはそれへの反論を書かれたわけですから、基本的には鷹森さんは(特に断りのない限り)そうしたよく見られる論調をディフェンスしたものだとwebmasterは考えます。で、再反論をした際に、それは鷹森さんに当てはまらないとおっしゃるのであれば、反論の際にその旨明示的に断っていただくか、それともディフェンスしないでいただきたいと思います(webmasterが鷹森さんのテキストを対象として行った意見表明については、もちろんその限りではありません)。そうでないと議論が混乱すると思うのですが。 |
続いて、「陰謀論」一般についてです(冒頭に重なる部分は省略します)。
| 「bewaadさんへの返答」の記述 | webmasterの考え方 |
| なるほど、ロジックが似ていると感じられるのですか、でそのロジックというのは『民主政の美名の下大衆操作を通じてユダヤ人が世界征服をたくらんでいる』という部分のロジックと言われるのですか?/すいませんがこの文面を読んでまっさきに思い浮かべるのは中国や北朝鮮の靖国批判や日本軍国主義復活などの対日批判の方でして、どうしても私の頭では人権擁護法案反対運動に結びつきません。つまり『民主政の美名の下大衆操作を通じてユダヤ人が世界征服をたくらんでいる』だけではどこがどう人権擁護法案反対に結びつくロジックなのか理解できません。 | 靖国批判や日本軍国主義復活批判は、陰謀論の要素を持っているとはwebmasterも考えます(日本において領土拡張指向が再燃していると根拠なく主張しているということです)ので、この点において鷹森さんに同意します。 さて人権擁護法反対論ですが、「人権擁護法案といっても、本当の目的は公称するような人権の擁護ではなく、差別利権の拡大強化である」という主張が数多く見られます。これが上述の「陰謀論」の定義に合致することは自明ですよね? |
続いて、解同についてです。
| 「bewaadさんへの返答」の記述 | webmasterの考え方 |
| まず、「人に知られないようにこっそり企てた、よくない計画だと指摘する事」という意味では、確かに陰謀論ですが、ユダヤ陰謀論的かどうかは部落解放同盟に対する言葉狩り批判がありますので、根拠がまったくないとは言えません。 | まず、解同について言葉狩りと呼ばれても仕方がない活動が一部に見られることは否定しませんし、それは彼(女)らが公然と行っていることですけれども、それのみをもって人権擁護法案に不安を感じることをwebmasterは陰謀論と申し上げる気はありません。 ではどのようなものを陰謀論と呼んで非難するかと言えば、例えばこの問題について各所で人権擁護法案が成立した際に、同和利権確保を目指した濫用が行われるとの意見のソースとして、國民新聞の記事が用いられることです。まず事実関係として、当該記事は平成12年の時点で、当時において検討されていた「人権教育および人権啓発の推進に関する法律案」を対象に書かれたものですから、人権擁護法案の内容を踏まえたものではありません。しかも、よくコピペされる次の部分は、その法律案を対象としたものですらなく、当時民主党・社民党が提案していた「人権に関する教育及び啓発の推進に関する法律案」に対するものです。 同法案が成立すれば、現在、解放同盟が差別発言の名のもとに行っている私的制裁、人権無視の人格攻撃である糾弾闘争、押しつけ/「同和研修会」が/「人権研修会」/に名前を変えて自治会単位で行われることになり、/「同和は恐い」/の意識を全国にばらまくことになり、差別が逆に増殖するとの懸念がある。 しかもこれが一部改変されて用いられています。その改変コピペの元ネタである(と思われる)「この法案の根本的な問題点(法案のセキュリティー・ホール)」(@人権擁護(言論弾圧)法案反対!3/5付)から引用しますと、 同法案が成立すれば、現在、解放同盟が差別発言の名のもとに 行っている私的制裁、人権無視の人格攻撃である糾弾闘争、押しつけ 「同和研修会」が 「人権研修会」 に名前を変えて自治会単位で行われることになる。 つまり2万人の人権擁護委員(ボランティア)は、 同和の方々が行うということ。というものが現在広くコピペされています。繰り返しますが、上記國民新聞記事は民主党・社民党が平成12年に提案した法案に対する指摘(その指摘が正鵠を得ているかどうかは捨象します)ですから、そこでいう「同法案」は人権擁護法案を指すものではないにもかかわらず、その点、及び「同法案」と人権擁護法案の異同に触れずしてミスリードな流用をしていることになります。 さらに、いわゆる確認・糾弾は(当サイトで何度も触れているように)人権擁護法案に規定される人権委員会・人権委員・人権擁護委員の権限の行使として行うことは認められないにもかかわらず、そうした法案の枠組みを破って解同(ないしその関係者)が人権擁護法に基づきいわゆる確認・糾弾を行うとの虚構をソースなく構築しているのですから、明らかにこれは「陰謀論」に該当します。 さらに、引用部の最後の文については、そもそも原文には記載がなく、加えて「つまり」以下がまったく非論理的です(「つまり」とは帰結ないし言い換えを示す順接接続詞ですが、それ以前の文章からどうやってそれ以後の結論が導き出せるというのでしょう)。これはまさに根拠なくそうなるに違いないと決めつけて非難しているわけですから、悪質な煽動以外の何物でもありません。 |
| 〔解同のこれまでの運動を紹介するEnCartaのテキストを引用して、〕この文面から推測するに人権擁護法案は「部落解放・人権政策確立」要求運動の一環かと思われ、17年とりくんできたというくだりから受ける感じは「悲願」という単語を私は連想します。ですので『ないよりあったほうがいい』というのには疑問符でお返しします。 | 引用文中にあるように、解同の悲願は「部落解放基本法」及びその延長線上にある諸施策ですから、それに比べて彼らの希望に答えることの少ない人権擁護法案は、彼(女)らにとって物足りないものではあるけれども「ないよりあった方がいい」ものでしょう。 |
| そもそも、全国人権連が終結宣言して全国部落解放運動連合会の名称を変更しており、法務省人権侵害事件統計でも1年間の新受理で85件、前年繰り延べ含めても110件でしか無い(全体は18786件なので、0.4%。人口比0.00007%)なのに、未だに「早急な解決こそ国の責務」「抜本的な解決策を」「なぜ部落解放基本法が求められるのか」「糾弾は組織的に行なわれることによって社会的にも認められ、差別した人の真の反省と差別された人たちの自覚を促し、差別を許さない集団がつくられるのです」と部落解放同盟中央本部HPで宣言している事についてbewaadさんは理解し賛同する事ができますか? | 全国人権連は解同と意見を異にする団体ですから、両者の見解が食い違っていても自然でしょう(どちらが正しいかといった問題はさておき)。 で、解同や全国連は彼(女)らが差別と考える問題についての取組方針としては、法務省の手を借りることよりもいわゆる確認・糾弾を重視しているわけですから、法務省統計に表れない部分を問題だと指摘しているわけです。webmasterもいわゆる確認・糾弾においては問題行動が少なからずあると考えていますので、彼らの行動に賛同できない部分は多いですが、以上のように理解はできます。 |
| なるほど、部落解放同盟が「不当な介入の排除と明言しています」のは同意頂けるのでしょうか?もし同意頂けるなら、次に、部落解放同盟が「不当な介入の排除」をあきらめているかいないかの点はどのように思われていますか?仮にあきらめていないとするなら、法案の成立後に法案改正要求もしくは運動をやると思われますか?やらないと思われますか? | 第1点、同意します。第2点、諦めていないと思います。第3点、そのような要求・運動をやると推測します。 しかし、それらは現状の人権擁護法案を彼(女)らが推進しようとしていることについての反対の論拠にはなり得ないと考えます。将来においてそのような要求・運動が出てくればそれには反対しますが、今の法案はそれを許容するものではありませんから。例えば有事法制についてwebmasterは賛成ですが、徴兵制には反対です。で、将来の徴兵制につながり得ることを有事法制反対の理由の1つとしていた朝日新聞などの論調にwebmasterは批判的でしたが、それは賛否を考えるテーマに含まれない要素を持ち込んでいたからで、仮に将来徴兵制を導入する法案が出てくれば、そのときの外部環境が現在と同様のものであれば、それに対しては朝日新聞などと同調してでも反対しますが、それと同じようなものです。 |
次は創価学会関連です。鷹森さん自身にあてはまるかどうかの議論については既に触れましたので、その延長線上のものは割愛しています。
| 「bewaadさんへの返答」の記述 | webmasterの考え方 |
| うーん、これ理解できてません。批判対象が一つだけなのは”片手落ちだ”と言われるなら、まぁそうも言えるかな?とは思いますが、片方だけを批判するのは”ダブルスタンダード”になるのですか? すいません、勉強不足なものでダブルスタンダードの意味について教えてください。 | ダブルスタンダードとは、1つの基準を物事に当てはめているように見せかけながら、実際にはもう1つの基準を同時に当てはめて評価することです。人権擁護法案に反対する理由が、メディアスクラム規制により池田大作創価学会名誉会長の批判がしづらくなるのが問題であるということなら(「池田大作 人権擁護法」でぐぐって出てくるような意見です)、メディアスクラム規制を凍結するのはけしからんといった意見(「報道被害 人権擁護法」でぐぐって出てくるような意見です)には同一テーマなのですから当然に反対すべきです(世にあるあらゆるメディア規制論を探し出して逐一反対せよと求めるものではありません)。 であるにもかかわらず、それらの意見には触れない(どころか、呉越同舟で共存している)のは、メディアスクラム規制全般に反対なのではなく、池田名誉会長を対象にするそれのみに反対だということになります。別に池田名誉会長批判は大いにやっていただいてかまいませんが、であればメディアスクラム規制だから人権擁護法案に反対だ、などという建前を使わないでいただきたいということです。 |
在日韓国人・朝鮮人関連です。
| 「bewaadさんへの返答」の記述 | webmasterの考え方 |
| 先ずは、陰謀説ゆるすまじと書かれる前に、この点については西尾氏にコメントなりTBなり打って確認された方が良いのではないですか? | webmasterは西尾先生に賛成の立場から、その議論を引用したいけれどもソースがないと不安なのでソースを出してほしいということを申し上げているのではなく、ソース(直接的なものではなくとも、間接的に蓋然性が推定できるようなものでいいのですが)なくして不当な決めつけをしていることそのものを批判しているのですから、そのような行動をする必要はありません。webmasterの批判を不当と考える人間に、在日韓国人が人権擁護委員となって他の人間の人権を侵害するとの予測が合理的な根拠に基づくものであることについての挙証責任があるのです。 |
鷹森さんのテキストに対するwebmasterの指摘について。
| 「bewaadさんへの返答」の記述 | webmasterの考え方 |
| あの私案を書き上げた後「あぁ、ついついホンネが出ちゃうんだなぁ」と思った訳で、その後ふと改めて法案を見たら、順番が児童虐待より先に在日公務員の差別的取り扱いや不快にさせる言動が来ている。「こりゃどういうこっちゃ?」と思った訳で、記載していないという事を指摘した文章ではありません。 | 誤読に基づく指摘でした。非を認め撤回いたします。 ただし、鷹森さんのご指摘は、あくまでご自身のスタイルにのみ基づくもので客観的に妥当な根拠のない推測であるとは、なお申し上げざるを得ません。食事の際に自分の好物を最初に食べる人と最後に食べる人がいるように、ホモ・サピエンスは何かを書くときに必ず重要と思うことから始めるということには、鷹森さんのご感想を超えて普遍的妥当性を示す証拠はありません。 |
| 〔人権擁護委員の権限では〕『他人の人権を侵害できる可能性は極めて低く』ってのはこれ本当ですか? | 人権擁護委員が人権擁護法案の規定上行使が許されている(法律に基づく)権限は、同法案第39条第1項の一般調査権と第41条第1項の一般救済のみです。 |
| 『DEATH NOTE調のアレでしたら、そんなことは人権擁護法案の規定では絶対にあり得ない』 アレですか、仮にアレが間違っている/いない,に関係なく法案分析から答えを導くべきで アレが変だから安全と断定できないと思うのですが? それに、論点は人権擁護委員の権限だけではないでしょう。 例えば第六十二条 (条文の引用は略) とあります。第六十条第一項、つまり特別人権侵害で概要を公表された人物ではありますが、弁護士はともかくなんで被害者や法定代理人まで「資料の閲覧又は謄本若しくは抄本の交付」ができるのか不思議で、裁判起こすため閲覧するなら弁護士が交付を受ければ良く、第六十三条には人権委員会が訴訟に参加できるとも書いてあるから、お金がなくて弁護士雇えない人でも、人権委員会参加者をもって彼らが閲覧すれば良いい訳で、それ以外の権利利益のために被害者が交付を受けるのはプライバシー権の侵害ではないかと考えます。仮に人権侵害の予防に必要なら既に公表に至っている訳で、また、文中にも「権利の行使」と書くべきではなく法案に疑問が持てます。 一応第3項には「不当に関係者の名誉又は生活の平穏を害することのないよう注意しなければならない」とはありますが、守秘義務は課していないようですし、注意しなければならないというだけで、なぜ禁止と書いていないのかも疑問で、これは人権委員あるいは人権擁護委員らの人権侵害には該当しませんが、被害者の復讐的人権侵害を阻止するという意味においても疑問が持てますので、人権擁護法案成立時にそれを原因とした人権侵害が発生しないとは断定出来ないと思います。 | 具体的な人権侵害の懸念についての記述が拝見できなかったので、世に人権擁護法案に基づく人権侵害とされている例を持ってきましたが、鷹森さんにそれ以外のご指摘があれば、対応させていただきます。 なおご参考までに、これまでwebmasterがan_accusedさんとしてきた議論の中で、例えば人権委員会による勧告の公表による人権侵害の危険性及びそれへの対処法や、鷹森さんがご指摘の関係書類等の閲覧交付をどう評価すべきかについて触れてきておりますので、ご覧いただいた上で反論などございましたら承ります。 |
| ん?根拠が無ければ陰謀になってしまうのですか? そうなると、証明地獄になってこれまた自由にものが言えなくなりますよ、「ソース無し=陰謀」まで行くと納得できないです。 | 根拠を求められて示せなければ「陰謀論」と言われても致し方ないでしょう。根拠なく自由にものを言うことが悪いと申し上げるつもりは全くありませんが、信頼性に瑕があると受け止められてもやむを得ません。なお、基本的に「陰謀論」との指摘への反証は全称命題ではなく特称命題(存在命題)の証明で足りる(1つでいいから証拠能力のある例を出せばいい)ことですから、それほど難しいことを求めているわけではありません。 |
| もちろん、神ならざる身ですから、100%の正義はありませんが、なぜ部落解放同盟や公明党、創価学会および朝鮮総連に対してここまで批判、不満が噴出するのかを考えると、過去彼らがやってきた事に対する反感があるのではないかと推測します。 | 社会心理学の客観的研究における仮説の1つとしてであればそのとおりかもしれませんが、それは人権擁護法案について、解同、創価学会、朝鮮総連がその濫用を企図して成立を目指しており、かつ、成立の暁にはそうした濫用によりそれら団体が他人の人権を侵害するとの主張の正しさを裏付けるものでは決してありません。「批判、不満が噴出する」ことの合理性と、その「批判、不満」自体の合理性は別の話です。 |
| 一般的に陰謀論の9割は妄想であり耳を傾けるべきでないし言うべきではないと思いますが、本件は彼らの身から出た錆という見方もできる状況下で、かつ上記各点において陰謀論とする根拠も疑問符が沢山付く状態では当方にソースの提出を求められても違和感を感じます。 まずは、当方にソースを求める前に、上記各点について是非とも検討回答下さいますようお願いします。 | 以上の回答で疑問点があればご指摘下さい。 |
反対運動のあり方について。
| 「bewaadさんへの返答」の記述 | webmasterの考え方 |
| また、まったく別の観点から仮にbewaadさんのご意見が総て正しいと仮定したとして(念のため言っておきますが、同意、賛同、納得している訳ではありません)、bewaadさんが言われるところの「人権擁護法反対の指摘方法」が陰謀論と言われると、他への批判はどうなるのか?例えば「スパイ防止法が阻止された時と同じような危険性の指摘方法」(以下指摘方法)も同列ではないか?との疑念などがあり、仮に人権擁護法案の指摘方法を問題にするならば、他の「北朝鮮に対する経済制裁反対論」や、大げさに人権侵害があったとする法案推進者の「指摘方法」も同一に厳しく指摘されるべきです。 | それが「陰謀論」タイプなのかそれ以外の好ましからざる方法なのかを問わず、問題があるとwebmasterが考えたものには同様の対応をしております。もちろんwebmasterにも本業やら時間やらの制約がありますから、すべてのテーマについて言挙げしているわけではありませんが、例えば少し前にmojimojiさんとした議論では、(長いので極めて乱暴に要約すれば)例のVAWW-NETの女性国際戦犯法廷について、従軍慰安婦のためという目的の正しさを考えれば、女性国際戦犯法廷という手段における問題を論難するのは不当であるとのmojimojiさんに対して、webmasterは(従軍慰安婦問題それ自体について見解を異にしますが、それを捨象しても)手段における問題は目的により正当化されるとは限らないと主張しております。 |
| 100歩譲って人権擁護法案反対の「指摘方法」がモラルハザードとするならば、他者の指摘方法もモラルハザードとしなければフェアではなく、実際に法案賛成派のHPでは「人権擁護(言論弾圧)法案反対!」は差別をしたいがため反対しているのだとか、あるいは反対サイトにリンクを張ることは差別の助長に繋がるだとか「反対運動」に対する批判は、「語られる恣意的な濫用の危険性の指摘が陰謀論に似ている」状況があり、さらに小人と巨人のような戦いの最中で、片方だけ武器の使用を許して、片方には許さないような状況というのは疑問があります。 | 繰り返しになりますが、webmasterは意見の内容によってある意見には不当な手段を許し、他方で違う意見には許さないという立場にはありません。ただ、webmasterを含め、人間である以上何ら問題なく物事を進めることは不可能ですから、不当の有無で言えばどれにでも有るのだというのでは何ら批判活動は行い得ず、程度問題としてより不当と思うものから批判せざるを得ません。もちろん、人権擁護法反対論(その全てでは当然ありませんが)の論の建て方に、より問題があるというwebmasterの認識も誤っている可能性がありますが、それを超えてなお、webmasterが放置し得ないと考えたものについての批判をしているわけです。あくまで主観的認識ですが、反対論と賛成論を比べた場合、これまで指摘してきたような問題点は特に反対論側によく見受けられます。 |
| bewaadさんが「そういうやり方はやらん方がいいには決まっている」には賛同し、「嫌い」だというのであれば同感ではありますが、本件に限って言えば、正当防衛と解釈する事も不可能ではない。もちろんそれが正当防衛なのか過剰防衛なのかという意見も出るかもしれません。それについては、私は私が白黒はっきり断定できるものではないと考えます。少なくとも私は「それにより良い社会ができるか」「それにより悪い社会ができるか」の結果論として後世歴史が判断するべき事項ではないかとも考えられます。ですので、現時点としては「故に私はそういう手段を執らないように心がける」以外の判断は下していません。 | ここまでwebmasterの意図をお酌み取りいただき感謝いたします。webmasterもむろん、自らの言論の当否は第三者に委ねるほかないと考えておりますが、個人の思想・信条として、鷹森さんのように「そういう手段を執らないように心がける」とおっしゃってくださる方が一人でも多くなるよう祈るばかりです。 |
#このエントリは、以下の一連のエントリの続編です。
- 人権擁護法反対論批判 前編
- 人権擁護法反対論批判 後編上
- 人権擁護法反対論批判 後編下
- 人権擁護法反対論批判 リジョインダー編(その1)
- 人権擁護法反対論批判 リジョインダー編(その2)
- 人権擁護法反対論批判 リジョインダー編(その3)
- 人権擁護法反対論批判 リジョインダー編(その4)
- 人権擁護法反対論批判 リジョインダー編(その5)
- 人権擁護法反対論批判 リジョインダー編(その6)
- 人権擁護法反対論批判 法案分析編(その1)
- 人権擁護法反対論批判 正誤訂正編(その1)
- 人権擁護法反対論批判 法案分析編(その2)
- 人権擁護法反対論批判 リジョインダー編(その7)
- 人権擁護法反対論批判 趣旨説明編
- 人権擁護法反対論批判 リジョインダー編(その8)
- 人権擁護法反対論批判 リジョインダー編(その9)
- 人権擁護法反対論批判 法案分析編(その3)
■ [joke]エイプリルフール
みなさんいろいろ工夫をこらしていらっしゃって、大いに楽しませていただきました。そうしたセンスに欠けたwebmasterとしてはうらやましい限りです。そんな中でもとびきりの私選ベスト3は次のとおりでした。
- ダメオタ官僚日記
あれはこの伏線だったのか、と仕込みに感心することしきり。伏線の段階で、あんなこと書いたら個人特定されちゃうじゃないですか、と心配していたのですが、伏線もネタ? それとも秘書官には既にカミングアウト済なのでしょうか? - ダメ東大女子の備忘録
ただただ大爆笑。一応優ちゃん派
というのもポイント高しです。もちろん山田優がいいということはありますが、それ以上にもう片方は、上原美佐からANESSAのCMを奪ったという点で許し難いので(笑)。 - svnseeds’ ghoti!
某総裁の掌の返しっぷりがお見事。仮にこれが実現したら(まあ実現するとは思えませんが)、本当にあんな風にしれっと言いそう。
私は今、凄く後悔しています。何故なら、この法案のせいで(そんなオーバーではありませんが、笑)読むべき記事の量が増えたり、小難しい法律用語などを理解しようと努めたり、さして意味があるのか判らないような自分の記事を何本か書かねばならなかったからです。こんな..
法案が陰謀である理由1 外国人や解放同盟が、プライバシーを扱える重要な位置の公務員にしようとしていたのを、隠していた。 (公務員にしない場合、守秘義務・公正の責任がない。 公務員にするのは、法務省。 外国人や解放同盟を、「拒否する理由がない」...
お忙しい中、ご苦労様です。
ところで、現在反対派がビラ配りなどの活動をしているらしいのです。活動自体は別にいいのですがビラの記述に少々疑問の余地があるので、勝手なお願いなのですがお暇があれば取り上げて頂けないでしょうか?
一般人に啓蒙活動をする上で、間違った情報を流すのは許されざることだと思うのですが・・・。
ビラ:http://orzist.org/
頭が痛いのは学生が多く参加しているらしいことです。活動をする情熱は結構なのですが、もっとよく調べて慎重に活動してほしいものです。