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(ここはbewaad institute@kasumigasekiの過去ログ倉庫です。コメント等は仕様上受付けを停止しておりませんが、こちらではご遠慮いただければ幸いです。何かございましたら、現行サイトにお願いいたします。)

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2005-05-07

[history][book]「やっぱり勝てない?太平洋戦争」制作委員会「やっぱり勝てない?太平洋戦争」

koiti_yanoさん、お薦めですよ! もしお読みになられていないなら、続いて北村賢志「虚構戦記研究読本」兵器・戦略篇及び戦術・作戦篇もお薦めです。

koity_yanoさんが紹介しているナビゲーションコミックなど、導入に工夫もされていますが、しかしこういう本って、読んでおもしろいと思う人にとっては、もちろん得るものは多いわけですが、相対的には読んだ価値が低いわけで、他方、本当に読んでほしい人(=読むことによって大きな間違いを改めることができる人)にとっては敷居が高くてなかなか読んでもらえないというジレンマがあるように思います。

#多かれ少なかれある傾向ではありますが。

ちなみにkoiti_yanoさんのその次のエントリで昭和の三大バカ査定としての戦艦大和の話が出てきますけれども、それはあくまで結果論・後知恵に過ぎないとwebmasterは思います。戦艦大和・武蔵の着工はそれぞれ昭和12年12月、同13年3月ですが、その当時に本気で戦争をしようと思うならそれはまっとうな選択なのであって、戦艦の隻数・その主砲門数でアメリカに対して差が開く一方である状態を放置していれば、戦争計画など立てられるものではありませんでした。

#その方が開戦に踏み切ることができなくてよかったなんてことは言いっこなしでしょう。

そもそも、大和・武蔵を造らずに空母を造っていればとか、そういうレベルで日本はアメリカに敗れたわけではありません。当時の軍部がバカだったから日本は戦争に負けたのだといわんばかりの短絡思考がよく見られるというのは、本当のところで、あの敗戦をきちんと教訓として活かすことができていない証拠ではないかとwebmasterは思います。

その意味では、今度公開される男たちの大和/YAMATOで、本書でもキーマンとして紹介される大井篤(「統帥乱れて」復刊してほしいです)のあの名台詞が出てこないかなぁ・・・。

「国をあげての戦争に、水上部隊の伝統が何だ。水上部隊の栄光が何だ。馬鹿野郎」

#この台詞をご存じない方、ぜひ「海上護衛戦」をご覧ください。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]
Leonard (2005-05-07 18:03)

こんなのやるらしいです。
http://www.nhk.or.jp/bsdebate/index.html

bewaad (2005-05-08 06:15)

いちごでも話題になっていましたが、出演者を見る限りため息がでるばかりですね。主張を見ても、シニョレッジのシの字もなければ、ISバランスの観点からの分析もありませんし。投稿の中からイチオシで選ばれて多くの人の目に触れるものが出ればよいのですが・・・。

マントヒヒ (2008-05-16 10:43)

大和、武蔵は結果的に屑だったのは事実。よく九七式中戦車を批判する人間が多いが大和と武蔵の万倍は役にたっている。

大和最強論を唱える人間は見てて痛々しい。

本日のTrackBacks(全2件) [TrackBack URL: http://bewaad.sakura.ne.jp/tb.rb/20050507]

歴史にも軍事にも詳しくないので、最近、少しずつ勉強をしています。勉強の一環としてBewaadさんのお勧めに従い「やっぱり勝てない?太平洋戦争」を買いたいと思っています。それと「海上護衛戦」も面白そうなので読みたいと思います(俗に「旧日本軍は兵站[物資補給など]..

Bewaadさんのお勧めに従って「やっぱり勝てない?太平洋戦争」を手に入れました。学校に行く時に電車などで読んでいます。まだ途中ですが、結論から言うととても勉強になります。この分野に関してこれほど参考になるのは戸部良一(防衛大学教授)の「失敗の本質―日本軍の..


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