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(ここはbewaad institute@kasumigasekiの過去ログ倉庫です。コメント等は仕様上受付けを停止しておりませんが、こちらではご遠慮いただければ幸いです。何かございましたら、現行サイトにお願いいたします。)
2005-12-24
■ [economy]2005年を振り返る(1)‐どうして景気回復したのか
大石英司さんが週刊ダイヤモンド今週号の辻広雅文「物価のまやかし」をご紹介ですが、反リフレ派の典型的な議論ではないかと思います。その議論に入る前に直接ダイヤモンド誌を引かずに大石さんのエントリを介した形とさせていただいた理由を述べますと、もちろんそれを見て知ったからという経緯はあるのですが、次の大石さんのご見解を紹介したかったからです。こうした見方が多数派になっていただければと願って止みません。
借りる側で言えば、なんで量的緩和いけないの? ということも言えるんですけれど、じゃあ銀行のカードローンや、消費者金融の利子が極端に下がって消費者が量的緩和の恩恵を受けているか? と言えば、それは皆無だと私は断言しちゃいますよ。もっぱら資金を調達する資本の側がその利幅で儲けを出しているだけで、ローンの金利が低いわけではない。一部の住宅資金等のローンが低金利なことを除けば。じゃあそっちは住宅建設を後押ししたのか? と言えば、景気回復が国民の懐までまだ波及してこないことを思えば、それも現時点では絵に描いた餅だなと思える。そこにポイントを見いだすなら、国民が景気回復を実感するまでは、量的緩和を続ける意義はあるかも知れない。いずれにせよ、これを継続することのデメリットというのは何なのでしょうね? それが今ひとつ理解できない。
本題に移ります。この記事の詳細についてはダイヤモンド誌か大石さんによるまとめ(全体をカバーしています)をご覧いただければと思いますが、改めて骨子を紹介しますと次のとおりです。
- デフレが不況の原因だという主張があったが、現在はデフレ下で景気回復しており、この主張は誤りだった。
- 景気回復の原因はITビジネスの勃興、技術革新、資本と労働のストック調整、不良債権処理による需給ギャップの縮小である。
- にもかかわらず政府において量的緩和継続論が強いのは国債利払いを抑制したいため。
- そのような不純な動機からノイズの多いCPIの数字にこだわって量的緩和を継続するのは問題だ。これはモラルハザードだ。
モラルハザードの典型的誤用(webmaster注:リンク選択に当たっては、コメント欄のてっくさんのアドバイスをご覧ください。12/25追記)をしているあたりでお里が知れたりもしますが(笑)、この議論はひとえに第2点が鍵となります。つまりはある種の「構造改革」により景気回復したわけで「構造改革」が正しかったと。
#「ITビジネスの勃興、技術革新、資本と労働ストック調整、不良債権処理」がどのように需給ギャップを縮小させるのかは聞かないでおきます(笑)。
では実際今年の景気回復の原因は何か見てみましょう。かつてwebmasterは、小泉政権下での景気回復は一に輸出増、二に設備の陳腐化への対応による設備投資増であると分析しました。これらは今年にも妥当するのでしょうか。
まず実際の統計を見てみます。今年の第3四半期2次速報値まで織り込んだものは次のとおりです(名目、季節調整済み、単位兆円)。
| 実額 | GDP | 民間最終消費支出 | 民間企業投資 | その他民間 | 公的部門 | (粗)輸出 | (粗)輸入 |
| 2004Q1 | 498.2 | 285.3 | 67.8 | 17.9 | 116.5 | 63.7 | -53.1 |
| 2004Q2 | 495.6 | 285.0 | 70.3 | 16.3 | 114.0 | 65.9 | -56.0 |
| 2004Q3 | 495.3 | 285.2 | 70.5 | 17.2 | 113.3 | 66.9 | -57.9 |
| 2004Q4 | 495.3 | 284.4 | 70.7 | 17.2 | 114.1 | 68.4 | -59.5 |
| 2005Q1 | 498.6 | 286.6 | 72.8 | 18.2 | 113.1 | 66.9 | -59.0 |
| 2005Q2 | 502.9 | 288.3 | 74.5 | 18.9 | 114.4 | 69.6 | -62.9 |
| 2005Q3 | 502.1 | 288.7 | 75.5 | 17.1 | 115.3 | 72.4 | -67.0 |
(注)
- 年率換算値(百億円の桁で四捨五入(各項目について行っているので、GDPとその他項目合計とは突合しない))
- 「その他民間」は「民間住宅」・「在庫品増加」
- 「公的部門」は「政府最終消費支出」・「公的固定資本形成」・「公的在庫品増加」
これではわかりづらいかと思いますので、前年同期からの増減額をとってみます。
| 増減額 | GDP | 民間最終消費支出 | 民間企業投資 | その他民間 | 公的部門 | (粗)輸出 | (粗)輸入 |
| 2005Q1 | 0.4 | 1.3 | 5.0 | 0.3 | -3.4 | 3.2 | -5.9 |
| 2005Q2 | 7.3 | 3.3 | 4.2 | 2.6 | 0.4 | 3.7 | -6.9 |
| 2005Q3 | 6.8 | 3.5 | 5.0 | -0.1 | 2.0 | 5.5 | -9.1 |
(注は実額表に同じ。)
石油価格高騰等による粗輸入増(GDPマイナス要因)を吸収する主力はやはり設備投資と粗輸出、次いで消費ということがよくわかると思います。輸出増という神風が相変わらず強いのはご覧のとおりですが、設備投資増の要因は引き続きwebmasterが見たような陳腐化対応なのでしょうか。
まず資本ストック統計(今年の第2四半期まで)からストックの伸び率(対前年同期)をとってみると次のとおりです(名目原計数、有形固定資産は進捗ベース、無形固定資産は取付ベース)。
| 成長率 | 全固定資産 | 有形固定資産(法人企業) | 有形固定資産(個人企業) | 無形固定資産 |
| 2004Q1 | 1.1% | 1.1% | 0.3% | 2.8% |
| 2004Q2 | 2.9% | 3.2% | 0.3% | 3.1% |
| 2004Q3 | 3.2% | 3.6% | 0.4% | 2.4% |
| 2004Q4 | 3.3% | 3.7% | 0.4% | 2.3% |
| 2005Q1 | 3.7% | 4.3% | 0.4% | 2.3% |
| 2005Q2 | 2.7% | 3.0% | 0.3% | 2.5% |
まだ半年分なので確たることは言えませんが、今のところ前年を顕著に上回るとは言い切れない状態で、ストックの増加ペースが改善したとは限らないようです。そこで定性的な調査を用いて補完してみます。
まず、日本政策投資銀行による昨年11月時点での「設備投資行動等に関する意識調査結果」では「設備の除却とビンテージ(設備年齢)」という調査項目があり、次のような結果となっています。
国内主力設備の設備年齢(1年前との比較)については(図表3-2)、「高齢化している」と回答した企業(28%)は3割近くに達し、「若返っている」と回答した企業(11%)を上回った。また、設備年齢の適正水準については(図表3-3)、「現在の水準で適当」(58%)が過半数を占め、「今後、若返りを図る予定」(21%)と回答した企業は「多少高齢化してもやむを得ない」(21%)と回答した企業とほぼ同じ割合であった。従って、ビンテージの観点から設備投資が短期的に増減する可能性は小さいものと考えられる。
「設備投資行動等に関する意識調査結果(2004年11月)」, p5
なぜ1年も昔の調査を引いているかといいますと、同じことを2005年のものでは調査していないという困った事情があります。仕方がないので「2005・2006年度 設備投資計画調査(2005年11月調査)」の「投資動機」を見てみます。
2004年実績と2005年計画の「全産業」を比較した際、2005年の割合が高いものは「合理化・省力化」(7.8%→8.0%)、「維持・補修」(22.2%→24.1%)の2つのみで、残る4項目(「能力増強」「新製品・製品高度化」「研究開発」「その他」)はいずれも割合が下がっています(p8)。となると、少なくとも若返りが進んだとは想定しがたいのではないでしょうか。であるなら、2005年の設備投資増というのも、使い物にならなくなった既往設備が増加した部分によるところが大きいのではとの推測には一定の合理性があるとwebmasterは考えます。
というわけで、やっぱり「構造改革」とやらのおかげとは思いがたいと言わざるを得ません。来年度は緊縮予算・増税が待っている中、量的緩和解除まで加われば景気腰折れの危険は相当程度高いと思うのですが、いかがでしょう?
#「2005年を振り返る」シリーズ・ラインナップ(2006/1/2確定)
■ [economy]「構造改革」の経済的帰結
上のエントリでGDP統計を要素分解してみましたが、小泉政権発足(2001年4月)後の推移をまとめてみたら面白いかな、と思って以下抜き出してみました。ソース、単位、注記などはすべて上のエントリに同じです。まずは実額から。
| 実額 | GDP | 民間最終消費支出 | 民間企業投資 | その他民間 | 公的部門 | (粗)輸出 | (粗)輸入 |
| 2001Q2 | 499.1 | 284.0 | 72.4 | 20.7 | 119.8 | 53.0 | -50.7 |
| 2001Q3 | 492.6 | 282.6 | 71.1 | 17.1 | 119.2 | 51.3 | -48.7 |
| 2001Q4 | 488.5 | 282.0 | 66.1 | 17.5 | 118.8 | 50.7 | -46.6 |
| 2002Q1 | 490.3 | 281.2 | 65.8 | 15.3 | 121.5 | 54.1 | -47.6 |
| 2002Q2 | 488.8 | 282.6 | 64.6 | 15.9 | 118.7 | 56.1 | -49.1 |
| 2002Q3 | 490.0 | 283.7 | 65.0 | 17.3 | 118.4 | 54.7 | -49.1 |
| 2002Q4 | 489.9 | 282.3 | 65.8 | 17.6 | 117.5 | 58.3 | -51.7 |
| 2003Q1 | 486.7 | 281.5 | 65.5 | 17.9 | 116.2 | 57.5 | -51.9 |
| 2003Q2 | 490.7 | 280.2 | 67.2 | 17.8 | 117.6 | 57.7 | -49.9 |
| 2003Q3 | 491.0 | 280.7 | 66.4 | 19.6 | 115.7 | 59.2 | -50.7 |
| 2003Q4 | 494.6 | 283.2 | 70.9 | 17.0 | 113.7 | 60.8 | -51.1 |
| 2004Q1 | 498.2 | 285.3 | 67.8 | 18.0 | 116.5 | 63.7 | -53.1 |
| 2004Q2 | 495.6 | 285.0 | 70.3 | 16.3 | 114.0 | 65.9 | -56.0 |
| 2004Q3 | 495.3 | 285.2 | 70.5 | 17.2 | 113.3 | 66.9 | -57.9 |
| 2004Q4 | 495.3 | 284.4 | 70.7 | 17.2 | 114.1 | 68.4 | -59.5 |
| 2005Q1 | 498.6 | 286.6 | 72.8 | 18.2 | 113.1 | 66.9 | -59.0 |
| 2005Q2 | 502.9 | 288.3 | 74.5 | 19.0 | 114.4 | 69.6 | -62.9 |
| 2005Q3 | 502.1 | 288.7 | 75.5 | 17.1 | 115.3 | 72.4 | -67.0 |
| 実額 | GDP | 民間最終消費支出 | 民間企業投資 | その他民間 | 公的部門 | (粗)輸出 | (粗)輸入 |
続いて増減額です。
| 増減額 | GDP | 民間最終消費支出 | 民間企業投資 | その他民間 | 公的部門 | (粗)輸出 | (粗)輸入 |
| 2001Q2 | -2.0 | 1.6 | 3.0 | -0.3 | -0.4 | -1.7 | -4.2 |
| 2001Q3 | -7.7 | 1.2 | -0.3 | -2.8 | -1.0 | -4.5 | -0.4 |
| 2001Q4 | -14.3 | -0.5 | -8.7 | -3.9 | 0.1 | -5.9 | 4.6 |
| 2002Q1 | -17.0 | -4.0 | -7.3 | -7.7 | -0.7 | -1.3 | 4.0 |
| 2002Q2 | -10.3 | -1.3 | -7.7 | -4.9 | -1.1 | 3.1 | 1.6 |
| 2002Q3 | -2.6 | 1.1 | -6.2 | 0.2 | -0.8 | 3.4 | -0.4 |
| 2002Q4 | 1.4 | 0.3 | -0.2 | 0.1 | -1.2 | 7.6 | -5.2 |
| 2003Q1 | -3.5 | 0.3 | -0.3 | 2.6 | -5.3 | 3.5 | -4.3 |
| 2003Q2 | 1.8 | -2.4 | 2.6 | 1.9 | -1.1 | 1.6 | -0.8 |
| 2003Q3 | 1.0 | -3.0 | 1.5 | 2.3 | -2.7 | 4.5 | -1.6 |
| 2003Q4 | 4.7 | 1.0 | 5.1 | -0.6 | -3.9 | 2.5 | 0.7 |
| 2004Q1 | 11.5 | 3.7 | 2.2 | 0.1 | 0.4 | 6.2 | -1.1 |
| 2004Q2 | 4.9 | 4.8 | 3.1 | -1.4 | -3.6 | 8.2 | -6.2 |
| 2004Q3 | 4.2 | 4.5 | 4.1 | -2.4 | -2.5 | 7.7 | -7.2 |
| 2004Q4 | 0.7 | 1.2 | -0.2 | 0.2 | 0.4 | 7.5 | -8.5 |
| 2005Q1 | 0.4 | 1.3 | 5.0 | 0.2 | -3.4 | 3.2 | -5.9 |
| 2005Q2 | 7.4 | 3.3 | 4.2 | 2.7 | 0.4 | 3.7 | -6.9 |
| 2005Q3 | 6.8 | 3.5 | 4.9 | -0.1 | 2.1 | 5.5 | -9.1 |
| 2005Q3-2001Q1 | -5.2 | 3.6 | 2.3 | -5.9 | -6.9 | 17.1 | -15.4 |
| 2005Q3-2000Q3 | 1.8 | 7.4 | 4.0 | -2.8 | -4.8 | 16.6 | -18.6 |
| 増減額 | GDP | 民間最終消費支出 | 民間企業投資 | その他民間 | 公的部門 | (粗)輸出 | (粗)輸入 |
はじめまして
えー、初めての貴ブログへのコメントが、こんなくだらない事で恐縮なんですが、「モラルハザード」の瀬尾佳美さんのリンク、リファラ制御のスクリプトが入ってますんで、ブラウザによってはブラクラ並みの効果があります(笑)
IEの方はセキュリティを高にして、スクリプトを無効にしてからクリックしたほうが無難かと・・・
電子申請等、中央官庁のIT関連発注の重複(と不手際)を見れば、「ITビジネスが景気回復に貢献」した要素はあるなあと思ったり。まだ新しいタマを画策している人もいるやに聞いていますし(詳細は恐ろしくて書けませんが)。
(不真面目なコメントで恐縮です。)
「モラルハザード」を「倫理観の欠如」と誤用されていることに僕的にはビックリ。景気刺激策を取ることでここの経済主体が努力を怠ってしまう、とかそんな風な意味でいっているのかと思ってました。深読みしすぎ。
「2005年を振り返る」シリーズですが、総選挙の小泉大勝後の政治の変化をまとめてみてはどうでしょうか?
bewaadさんが総選挙前後に論じた小泉批判がどの程度当たっていたのかの検証も兼ねて。w
> 「であるなら、2005年の設備投資増というのも、い物にならなくなった既往設備が」
つかい物にならなくなった既往設備?
ネタとしてこんなんどうでしょ。
・2006年の日本と世界経済予測
・ハマーンとカミーユが語る2005年(対談方式)
いやシロッコとかシャアが普通来るのでしょうが、それだとボケが入らないので。
こんばんは、メリクリでございます。m(__)m
>どうして景気回復したのか
◎「血の滲むような企業のリストラ」の成果
◎「聖域なき構造改革」による「非ケインズ効果」
ってのは「民間」サンが言いそーなセリフですけど、
◎「血の滲むような企業のリストラ」....が止まったから
◎「なんちゃって構造改革」による「非ケインズ効果」
ってな「お返事」をば。
データじゃとても勝負になりませんので、
アタシャこの際マインド担当、ってことで。
いよいよ「なんちゃって」が取れそーな雰囲気で、ガクブルでございます。
Webmasterさんは重視していないようですが、辻さんのリフレ論批判で最も重要なのは、
「じゃぶじゃぶに金融緩和してもマネーサプライは増えていない」→「従って、リフレ論の根拠は疑問」
という部分だと思います。大昔経済学部生時代に、「通貨の流通速度をコントロールすることはできないから、金融政策自体にも、金融政策を語ることにも大した意味はない」、と教授が力説するので、「少なくとも金融政策に意味があるかないかを議論するために大学と役所に雇用が生まれる筈だ」と主張して大笑いする教授から単位をもらったことを思い出しました。
>ジュタローさん
ラフな計算ですが、本文で指摘されている要因(投資と輸出入)を差し引くとここ2年近くで現在のGDPの1.5%程度しか増えてませんので、ご指摘の要因は景気回復の原因といえるほどプラスにはなっていないと思います。
>fhvbwx さん
ひょっとして「オチ」に気付いてない?
ま、データの読み方なんてロクに分からない人間ですけど、
あんな「オチ」と「本文で指摘されてる要因」なんてあんま結びつかないよーな....
アタシャ基本的にマインド≒民間最終消費支出ばっかり気にしてる人間でございます。
クリスマスってことでなにげに書き込んでみたんだけど、やっぱ場違いだったかなぁ....トホホ。
>ジュタローさん
http://d.hatena.ne.jp/fhvbwx/20051222/graph
グラフにしてみたので、よろしければご覧ください。
マインド≒民間最終消費支出−民間企業投資=GDP−投資と輸出入
じゃないですか?という意味です。
本文で指摘されているように民間企業投資は老朽化された設備の更新にすぎないので、マインドから引かないと駄目ですよね。
そうすると、マインドとマインド以外の要因は同じぐらいですので、マインドの大部分は貿易需要と設備更新によってもたらされた部分で正味のマインドはあまり増えてない。つまり、民間の努力でも構造改革でも景気回復は出来ていない。
やっぱり、リフレしかないんじゃないですが。
>「2005年を振り返る」シリーズ
人権擁護法問題を総括して、なんであんなにこじれてしまったのかとそれに対して専門家は何故無力だったのか(有意義だったとは思いますが)を希望します。
ネタとしてなら、before we all deadまでの経済予測。あと、バーナンキ祭り。(こっちはアクセス数分析のついででも良いです)
>fhvbwx さん
大変勉強になりました、ありがとうございます。
>民間の努力でも構造改革でも景気回復は出来ていない。
えー、ワタクシもそー言ってるんですけど....
やっぱり「オチ」が伝わってないんじゃ....
冷静に「最後まで」読みました?
単なるクリスマスジョークだったんだけどなぁ....
ワタクシこれでもかなり熱烈な「リフレ応援団」をやらせていただいてる者なんですが....
やっぱ場違いだったよーでスンマセンでした。m(__)m
>ジュタローさん
すいません。「オチ」は伝わってます。
>民間の努力でも構造改革でも景気回復は出来ていない。
これ飛ばしてリフレしろだと飛躍になっちゃうので入れておいただけです。
>てっくさん
ご教示ありがとうございました。注を追加させていただきました。
サーバ移転お疲れ様でした。今後ともよろしくお願いいたします。
>roi_dantonさん
とりあえず誘発効果において差がないとすると、総額が増えないと意味がないわけで、役所のようにIT投資が増えるとその分他の庁費が減る状態(笑)は、IT投資の増加があっても景気には中立だったりします。
同じような理屈で、「阪神優勝の経済効果」といった調査はあてにならないのですが・・・。
>night_in_tunisiaさん
瀬尾先生の「たらいまわし」の例えがもっと広がるとこのような誤用もなくなるのでしょうけれど・・・。
特定は避けますが、公文書の中で誤用されていたモラルハザードを公表前に訂正させたことも自分の経験ではありまして、なかなか誤用の根は深いと申しますが、ひょっとしたらもう根絶には手遅れなのかも。
>Baatarismさん
そのアイデアはいただきました。
ところで「検証」ですが、選挙に絡めて短期的な予測ってしてましたっけ? 2/3取るような大勝はないだろうと書いたのは覚えていて、それは謝罪済みだと思うのですが、他は結構中長期的なものだったような・・・。
>kumakuma1967さん
ご賢察のとおりです。訂正させていただきました。ご指摘ありがとうございました。
>名無之直人さん
2006年予測は来年のエントリとして考えてみたいと思います。
ハマーンさま・カミーユは口調をあわせる労力を考えると今年中にやるのは多分無理です(笑)。といいますかハマーンさまはともかくカミーユだと、定番の台詞をはめるのはともかくとして、普通の台詞でどのような語り口にしたらよいか見当もつきません・・・。
>大昔の経済学部生さん
そちらの論点には頭が回ってませんでした。
ご案内かと存じますが、一応反論しておきますと、
・現時点での緩和幅ではなく将来のコミットメントが重要で、今が「じゃぶじゃぶ」であることは二の次。
・しかも今についても、マッカラムルールに照らせば全然足りていないので、「じゃぶじゃぶ」というのがそもそも過大評価。
・というかそこまで言うなら金利引き上げでも主張してみろ。
といったところでしょうか。
>ジュタローさん
いやマインド(=期待)は重要ですから、どんどんご指摘いただければと思います。ま、ガクブルを考えても仕方がないので、原油価格下落・輸出の更なる増加といった神風でも待ちましょう(笑)。
>bewaadさん
総選挙前後に展開した小泉批判について、その後の展開を見て、やはり正しいと思っている点や、今ではちょっと違っていたかなあと思う点などを語ってもらえると、面白いかと思い、ああいう書き方をしてしまいました。
検証という言葉が不適当なら取り消します。
>fhvbwxさん
グラフ(とBlogRangerのネタ(笑))ありがとうございました。
人権擁護法問題については、松井先生のご主張を取り上げようと思いつつ棚上げになっているので、それを前に総括するのは気が引けてしまって(笑)。
こじれた原因は左や在日への反感が大きいでしょうし、専門家の無力はそれほどリアル世界で大きな話になったわけではないから、ということかなと。簡単ながら上述の事情によりここでお答えさせていただきますと。
>Baatarismさん
となると、自分で書いておいてなんですがそもそも何を言っていたかきちんと整理するのが大変です(笑)。
ちょっと考えてみます。
>消費マインド
いろいろ表をダウンロードして見ているのですが、小泉政権発足後の民間最終消費支出の伸びは、「持ち家の帰属家賃」が主に支えているっぽいのがスゴく嫌な感じです。消費マインドを見るためには持ち家の帰属家賃を除く家計最終消費を見た方が良さそうです。
>kumakuma1967さん
昔のエントリではきちんと帰属家賃を除くベースを出したりしていたのですが、手抜きでいけません(笑)。近々作り直します。