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(ここはbewaad institute@kasumigasekiの過去ログ倉庫です。コメント等は仕様上受付けを停止しておりませんが、こちらではご遠慮いただければ幸いです。何かございましたら、現行サイトにお願いいたします。)
2006-01-20
■ [economy][joke]東証の陰謀
「いや、見事に株価は反発したね。システムの処理能力を言い訳にマーケットを早めに閉めたのはやっぱり正解だったよ。・・・えっ、あれは嘘だったのかって? もちろんキャパシティの限界に近づいていたけど、あそこまで大々的にぶち上げたのはわざとだよ、わ・ざ・と。というか、わざわざ事前に予告しなければ売りを誘うことなくなんとかなったかもしれないし。あれで売りたい気分をとことん刺激してあげたのも、それで全部織り込ませることができてよかったわけ。サーキットブレイカーってあるでしょ・・・そうそう、個別の取引で値動きが一定方向に急に動いたときにしばらく取引停止にするやつ。あれってマーケット全体にはないんだよね。だから別の言い訳を持ってきて止めちゃって、一晩経てば我に返ってこの状態(笑)。こんなにうまくいくとは思わなかったよ。・・・だって本当にシステムが問題なら、一昨日に閉めたように昨日だって閉めるべきでしょ、似たような状況だったんだからさ。でも上がっているから様子を見てみたら滑り込みセーフ。あれでオーバーフローして止まったらどうしようかと気が気でなかったよ(笑)。・・・サーキットブレイカーなら高騰時にだってやるものだろって? いいんだよ、株が上がればうちだけじゃなくみんなハッピーなんだし。ま、これぞ危機管理ってやつだね(笑)。・・・いや、もちろんシステム増強はこれからきちんとやるつもりだよ。でもさぁ、そんな言い方しないでちょっとぐらい褒めてくれてもいいじゃない・・・」
■ [economy][media]というわけでライブドアについてもちょっと
これまで触れてきませんでしたが、ふぉーりん・あとにーの憂鬱をお読みいただければそれに付け加えるようなこともないですし、という理由でした。そうは言っても流行りもの(笑)ですから一回ぐらい何か書こうかというのがこのエントリの趣旨です。
今回の件ではメディアの掌返しが目立つわけですが(報道振りについては(いつものように)木走さんのまとめには助けられます)、もともとニッポン放送以前と以後でライブドアに対するメディアの見方ががらっと変わったことがその遠因だとwebmasterは考えます。あれでホリエモンはメディアから潜在的に敵対視されるに至ったのでしょう。異教徒がやってきた、と。
それからはいつ掌を返そうかとチャンスをじっと待っていて、今般、法律違反の疑いという絶好の大義名分を得て実行に移したと言えます。あくまで主観的憶測に過ぎませんが、メディアの土俵を荒らすようなまねをしていなかったなら、もうちょっとホリエモンの肩を持つような動きがあったのではないかと。
もしこのwebmasterの見方が間違っていなければ、次のメディアの潜在的標的は楽天です。プロ野球では(メディアから見て)善玉の二匹目のどじょうでしたが、TBSではライブドアと同じくメディアの土俵を荒らす悪玉の二匹目のどじょう。現にゴールデンイーグルスの田尾監督退任騒動では田尾監督(当時)に同情的なトーンが強かったわけですし。もし今回と同じように大義名分が降って来ようものなら、同じような掌返しが見られるのではないかなぁ・・・。
しかし、たいへんな事態になってしまいました。 マスメディアでは「ライブドア・ショック」とか「ライブドア・パニック」という新語が踊っているようです。 たしかに、前代未聞の東証取引停止事態にまで陥ってしまい、この2日での損失時価総額は約19兆円にものぼり、..
ライブドアの件については、げっぷがでるほど過剰な報道があって、正面から取り上げてコメントするのは、気持ちがひいてしまいます。僕の愛読しているblog(サイト)でも、みなさんいろんな角度からのコメントがあり、もはや、僕が付け加えることもありません。そこで、ふ..
掌返しはマスコミのお家芸(笑)。ジャパン・アズ・ナンバーワンからグローバルスタンダード、また最近は逆戻りしつつあり・・・。でもまあ、需要と供給の関係が成り立っているとしたら、大衆の気分を代弁するのはマスメディアの宿命でもあるわけで。逆にマスメディアが世論を形成するように見える場合もありますし、これ、卵と鶏の関係みたいなもんですかね。
マスコミだけではなく特捜部にとっても、ライブドアは潜在的標的だったのではないかという気がします。
今になるまでライブドアへの捜査が行われなかったのは、プロ野球やTV局や衆院選の件でホリエモンが一種のヒーローとして扱われている間は、特捜部としても手を出せなかったのではないかと思います。
あと、今回の件については陰謀論的な視点で見ようとしている人が結構いますね。ただ、具体的にこれが誰の利益になるんだと考えると、陰謀の主体を想定するのが難しいのですが。w
掌を返すも何も、ライブドアに好意的な報道が優勢だったことなんて一度もないように思いますが……というのは産経新聞の読者で、テレビをほとんど見ない私の錯覚なのでしょうか。フジテレビと提携後も産経新聞のホリエモン嫌いは変わらず、産経OBの花岡信昭さんもライブドア強制捜査に「欣快だ」と正直な心境を述べていらっしゃいます。
Baatarism さんのご意見には半分賛成で、この手の話に陰謀はないと思っています。西武鉄道の件もそうですが、金持ちの受難を喜んだのは庶民だけで、権力者とされる人々は誰一人として得をしていない。逆に賛同できないのは、また高校のOBである参院議長の「権力のなさ」を目の当たりにしている私には、仮にホリエモンが英雄視されていたとしても、特捜部は捜査を躊躇しないだろうということ。そしてまた、私には堀江さんがマスコミに一方的に持ち上げられていた記憶はなく、「胡散臭い人間」「軽蔑すべき人間」という扱いを常にされていたと認識している点でも見解を異にしますね。
>徳保さん
Hot Wiredにこんな話が紹介されてました。少なくともフジサンケイグループはライブドアに好意的ではなかったようですね。
http://blog.goo.ne.jp/hwj-sasaki/e/df7721e0a4e9f6e7bd1dd018ffb0b401
今回の捜索劇で疑問なのは、何故今だったのかというところだと思います。小泉政権がホリエモンを衆院選候補者にしたり、経団連がライブドアの加入を認めたりして、ホリエモンが体制側にその存在を認められつつあったわけですからね。
それが単なる偶然なのか、何か理由があってのことなのか、その辺りで色々憶測を呼んでるのでしょう。僕の想像もそういう憶測の一つですが。w
楽天の社長では、知名度などから考えてホリエモン(堀江貴文ではなく)
ほど視聴率などは取れないので、あんまりターゲットにはならないかと思います。
近々、同じ様な事が起これば、今回の事件と同ジャンルネタとして、
扱い易いとは思いますが、興味を引かないので扱い小さいでしょうね。
他に面白いネタがあればそっちに移るかと思われます。
最近はどうか知りませんが、以前は
北朝鮮の内部(生活)事情的なものは視聴率が取り易かったそうで、
どうでも良い、子供のマスゲーム的な内容の様な北朝鮮の情報でも
各局の報道番組で取り上げる事が多かったみたいです。
楽に視聴率取れるのでかなり良い材料だったみたいです。
(ダウンタウン松本人志のラジオよりの情報です)
>すなふきんさん
清算主義にも掌を返して欲しいものですが、こればっかりはどうにも手ごわいですねぇ(笑)。
>Baatarismさん
陰謀論としては、徳保さんがエントリでお書きになったような意味での国策捜査ということはあるでしょうけれど、タイミングは証拠に目途がついたということが大きかったのだと思います。SCSE(監視委)でなく特捜が動いたというのは、引き金となったタレこみが特捜あてだったのかな、と。
選挙期間中にやろうとすればより証拠固めに自身がなければ怖くて踏み込めなかったという意味では影響があったと思いますが、ヒーロー視されているから、という観点ではなかったのではないでしょうか。
>徳保隆夫さん
メディアでも報道畑は相対的に手厳しく、というのもエントリで書いたような「異教徒」である度合いが大きかったからだと思います。
他方の極としてはヴァラエティ畑では俗に言われるヒルズ族の代表例としてちやほやしていたわけで、一口にメディアといっても中身はいろいろではないかと。
それらを総合的に(かつ主観的に)見た場合、
・当初は十把一絡げでIT関係を誉めそやすときの一例(IT全体と重ねてややポジティブ)
・ニッポン放送問題による報道との潜在的対立関係(ややネガティブ)
・知名度の向上によるヴァラエティ番組等への登場(ややポジティブ)
・今回の事件(ネガティブ)
というような推移なのではないかな、と思っています。
>ミギーさん
視聴率云々もあるでしょうけれど、ああした形でメディアに参入しようとすること事態にネガティブだと思いますので、少なくとも報道では積極的に取り上げようとするバイアスがかかると思います。
彼ら2人ともソフトバンクの孫CEOを手本にしているわりには、ルパード・マードックと組んでのテレ朝問題を勉強しなさ過ぎだと思います。孫CEOはあれでメディアに手を出すことの意味を学んでやり方を考えたと思いますので。
次があるなら村上@ファンドと思いましたが
……なんてネタは↓ですが。月並で失礼しました。:p
http://www.nikaidou.com/column01.html
>ゾフィさん
次がどこかは違法行為をしているかどうか、それを司法当局がつかんでいるかどうか等に依存しますが、メディアとの関係においては村上ファンドは似ているところが少ないと思います。潜在的なプレッシャーは感じているかもしれませんが。
レス、ありがとうございました。
“次のメディアの潜在的標的”というのはメディアによる
“掌返しの”という意味だったんですね。理解しました。どうも失礼しました。
とはいえ、三木谷@楽天はメディアにはそんな持ち上げられてないように感じられ、
いざひっくり返った時のエネルギーも小さく思われるですが……
ま、量の問題ではないか。
レス、ありがとうございました。
“次のメディアの潜在的標的”というのはメディアによる
“掌返しの”という意味だったんですね。理解しました。どうも失礼しました。
とはいえ、三木谷@楽天はメディアにはそんな持ち上げられてないように感じられ、
いざひっくり返った時のエネルギーも小さく思われるですが……
ま、量の問題でもないか。:I