toppage memoranda
(ここはbewaad institute@kasumigasekiの過去ログ倉庫です。コメント等は仕様上受付けを停止しておりませんが、こちらではご遠慮いただければ幸いです。何かございましたら、現行サイトにお願いいたします。)
2006-01-22
■ [misc]もしwebmasterが○○だったら
47thさん謹製「クイズ:もしあなたが○○だったら」に参加いたします。
- P大統領とJ君の会話
- Bワクチンを使います。というのも、Aワクチンを使ったところで8,000人は死ぬわけで、犠牲者が一人増えたときの一人当たり批判(限界批判)は逓減するでしょうから、次のとおりBワクチンの方が受ける批判量の期待値は小さくなるからです。
- Aワクチンの際の批判の期待値(A):8,000×Ca(犠牲者が8,000人の際の犠牲者一人当たり批判期待値)
- Bワクチンの際の批判の期待値(B):10,000×Cb(犠牲者が10,000人の際の犠牲者一人当たり批判期待値)×0.8
- ∴限界批判逓減であればCa>CbなのでA>B。
- 黄色いタクシーと緑のタクシー
- 棄却します(グリーンキャブである可能性は50%未満)。というのも、Bさんがみた「緑」のタクシーは実際には次のように黄色である確率が高いからです。
- 降雨・深夜において見かけたタクシーが「緑」である確率=黄色のタクシーを見間違える確率(A)+緑のタクシーを正しく見る確率(B)
- A=0.85(見かけたタクシーが黄色である確率)×0.2(見間違える確率)=0.17
- B=0.15(見かけたタクシーが緑である確率)×0.8(正しく見る確率)=0.12
- ∴B/(A+B)=41.4%<50%なので事故を起こしたタクシーは50%以上の確からしさで黄色。
- P大統領とJ君の会話その2
- 「P大統領とJ君の会話」と同じ考え方で奪還を選びます。
本日のTrackBacks(全1件)
[TrackBack URL: http://bewaad.sakura.ne.jp/tb.rb/20060122]
さて、ここしばらくの特番モードはひとまず終わりにして、通常営業再開ということで。春学期にとっているBehavioral Law & Economics(行動経済学を使って法的制度を考察するコース)の内容から、かるーい気持ちで出題したクイズ解説第2弾です。"24"をもじっ..
いつも楽しく拝読させていただいてます。
(A)=8,000×Ca
(B)=10,000×Cb×0.8
とのことですが、それぞれの場合においてもう一方の手段があったとバレた時の批判の高まり方の係数p,qとバレる確立r、それに原子力発電所が暴走した場合の人命以外の被害(環境問題、株価、復興費用、元住民の受け入れ費用等)Sを考えてみました。
会話1の場合
(A)=8,000×Ca×rp
(B)=10,000×Cb×rq×0.8
で判断がつかなくなる。
会話2の場合
(A)=8,000×Ca×rp+S
(B)=(10,000×Cb×rq+S)×0.8
となりSが鬼のように高くつく場合は奪還を選ぶ。
というのはどうでしょう?
>hpさん
ま、判断をつけろという出題ですから(笑)。問1、3は単にrisk averterなのかrisk loverなのかを問うているのかもしれませんが、そうでないとすると問3についてはSの存在を考えるのは面白い着想だと思います。p、qが確定できないならSの存在ゆえに奪還、ですよね?
はい。正にその通りです。
47thさんのコメント欄やトラックバックの中でbewaadさんが限界批判という非常に面白い考え方をされていたので無粋ながらコメントさせていただきました。
まぁ5秒で判断しろ、とのことですので僕なら確実にひよってしまいますが(笑)。
出題者が保証しますが、限界批判逓減則をとりいれるというのは、全く頭にありませんでした(笑)。まあ、単にrisk選好を問うているわけでもなかったのですが(笑)
実は、回答者のほとんどが、出題者の想定外の反応を示しているので、出題者としては、それが興味深い材料だなと感じてるところです。その辺りは、また明日というところで^^
>hpさん
仕事柄全メディアから袋叩きなんて目にもあったことがあるのですが、そのときの経験があの答えをもたらしたのだと思います。そうなってしまうと日ごろの業務運営よりある面では慎重になりますが、かえって大胆になる部分もありますので。
>47thさん
毒を食らわば皿までとか、そういったビヘイビアを示す言葉は結構あると思います。それがラストストローにならない保証もないのですが(笑)。
risk選好だけでないとすると、ミニマックスあたりの話でしょうか。解説を首を長くして(笑)お待ちしております。