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2006-02-06
■ [comic]現在官僚系もふ・第40話
いつもながらではありますが、細かい部分のリアリティが感じられないのでネタが活きないのでしょう。たった一つのフィクションを引き立たせるためには、それ以外の部分を作りこまなければ。
今回でいえば、霞が関は組織で仕事をするわけですから、一番下っ端であるもふたちが勝手に業務内容を決定できるはずもありません。本件では担当主査が反対しているという設定なのですから、それをひっくり返して組織としての決定に持っていく部分が必要でしょう(そこの描写がまともかどうかというのはその次の話)。
また、外務省の係長が首を絞めたり胸倉をつかんだりしていますが、そういうカルチャーはないんだってば(笑)。そんなことをすればルール破りということで当人の評価が下がるのみならず、組織としても相手方に借りを作ることにもなりますのであり得ない話です。罵詈雑言やらペーパー破り(文字通り物理的に)、物を投げるといったことなら聞いたことがないわけではないのですが(笑)。
でネタの部分ですが、予算執行調査を持ってきたのは工夫を感じます。これまで査定時期でないのにと指摘してきたわけですが、そこはきちんと回避されています。ただ、行政の無駄をいうなら予算執行調査そのものが無駄ではないかという話もあったりします(笑)。会計検査や行政監察といった既存の類似機能があり、加えて財務省主計局には会計検査院や総務省行政評価局とは異なりそうした調査の手足となる専門職員が充実しているわけでもなければ、これまで積み重ねてきたノウハウも比較になりません(予算執行調査が始まったのは小泉内閣になってからです)。先ず隗より始めてみてはいかがかと(笑)。