toppage memoranda
(ここはbewaad institute@kasumigasekiの過去ログ倉庫です。コメント等は仕様上受付けを停止しておりませんが、こちらではご遠慮いただければ幸いです。何かございましたら、現行サイトにお願いいたします。)
2006-02-26
■ [politics]永田議員を反面教師にできない民主党
本誌が先週号で報じた民主党BSE調査団による米国視察のリポート。米国大手食肉工場の危険性を強く訴える報告内容について、与野党間で大論戦が起こっている。民主党と同じ施設を視察した自民党調査団が、「(視察した工場は)安全基準は満たしている」と、小泉首相に報告したのだ。
(略)
同じく民主党調査団のメンバーで農水省出身の篠原孝衆院議員も、こう憤る。
「我々の調査に対し、米国最大の食肉業者である『タイソン・フーズ』はわずか30分、嫌々応じただけ。それだけ見られたら困ることがあるんでしょう。自民党調査団にはBSEの専門家がいませんから、彼らの主張を鵜呑みにしているだけなんです」
フライデー(2006/3/10号)「BSE自民党調査団の報告に浮上する「疑問」」, p100
では一体、民主党はどのような視察を行ったのか。国際電話でタイソンに問い合わせると、意外な事実が明らかになった。
当初、調査団は1月30日午前8時にタイソンのエンポリア工場に到着する予定だった。ところが、直前の27日、午前11時に変更してほしいと連絡が入ったという。さらに訪問当日、再度、時間が変更に。他社の工場訪問のため午後1時に到着することになった。
ここでタイソン側に問題が生じた。午前中の作業は午後2時に終了するため、工場視察に十分な時間が取れない。その結果、急いで工場を案内することを迫られた。
結局、調査団は午後1時15分に到着。約30分間、品質の格付け現場や屠蓄場を視察した。当日、タイソンは日本への輸出条件である20カ月齢以下の牛肉を別途用意して判別する体制を示そうとしていたが、調査団は「見なくていい」と対応したという。このほか、食肉加工工場や牛の係留所なども視察せずに済ませた。
その後、タイソンが40分ほど、特定危険部位の除去に関する取り組みなどを説明して質疑応答へ。
(略)
そして、午後4時に調査団は帰国の途に就いた。
実際に特定危険部位の取り扱いがどうかという点以前の問題が民主党にはあることがわかります。ご覧いただければ一目瞭然でしょうけれど、視察の時間に関する話です。双方の記述が一致していますから現場視察の時間が30分であったことは事実と考えてよいでしょう。なぜそうなったかについて、見られたら困るからわざとそうしたのだという民主党側の見方と、民主党の土壇場での度重なる時間変更のためやむを得なかったのだというタイソン・フーズ側の見方が真っ向から対立しています。
民主党側の言い分はその感想を述べているに過ぎず、「嫌々応じた」「見られたら困ることがあるんでしょう」ということには何の裏づけもありません。他方、タイソン・フーズ側の言い分にはそれを支える具体的証拠が挙げられています。到着時間がいつであるかや時間変更の有無など嘘をつけばすぐばれる話で、追加情報がない限り信頼しても問題はないでしょう。
このような民主党の姿勢は、自分たちは悪を追及しているのだからすべてが許される、細かい問題を指摘するのは悪を弁護するに等しいとでも思っているから生まれているのではないでしょうか? 永田議員の件から察せられるのは、確かにメールはガセかもしれないけれど、本当に後ろ暗いところはあるのだからその追及をメールの真偽といったささいな問題より優先すべきだという考えです。仮に疑惑が正しかった場合、手続面での不備によりその究明を阻んだ最大の原因を生み出したことになるという点についての自覚が欠けているといわざるを得ません。
まして・・・
「工場見学の機会を与えてくれて感謝します。我々は見たことを話しているだけです」――。2月10日(米国時間)、ファクスで届いた日本の民主党からの回答文。そのそっけない内容に、質問状を出した米最大の食肉加工業者タイソン・フーズの民主党への不信感は一気に高まっている。
(略)
これに、視察を受け入れたタイソンが不満をあらわにする。調査団の団長である山岡賢次民主党副代表に宛てて、工場で目撃された内容とは違うとして、発言の撤回と謝罪を2月2日(米国時間)に要求した。これに対する回答が冒頭の内容だ。
もともと発言の撤回・謝罪を求められているのですから、その対応には慎重の上にも慎重を期すべきでしょう。タイソン・フーズの抗議に永田議員の自滅、この2つの要素がありながら軽々に冒頭紹介の発言をするようでは、学習能力がゼロではないかとwebmasterは思ってしまうのです。
■ [sports]トリノオリンピック・フィギュアスケイトエキジビション
すでに天漢日乗にて取り上げられていますが、プルシェンコの人間離れっぷりがすさまじかったです。今回のオリンピックでもっとも銀メダリストとレヴェルが違う金メダリストではないかとwebmasterは思いました。
ちなみに紹介されている"Sex Bomb"は是非ご覧いただきたく。必笑ですので職場では決して観ないでください(笑)。
議員視察って、自民でも民主でも超党派でも時間通りに来る事はないような気がしますが.....
TBありがとうございました。
プルシェンコには顎がはずれました。一人だけ異次元でしたね〜。もっとも「老けちゃったのね・・・」です。
うーん、男子フィギュアを見逃したのは非常に残念です。
さすがにネットにも落ちてないだろうしなあ。
その後探していたら、プルシェンコのショートプログラムとエキシビションは見つかりました。フリーは見つかってないですが。
ショートプログラム
http://www.youtube.com/watch?v=Epu3XSQWYbc
エキシビション
http://www.youtube.com/watch?v=hYCc-qD_Tdw
フィギュア動画は専用スレがあります。マカーなもので確認できないのがあり、スレ誘導のみで失礼します。
【sage進行】フィギュアスケート動画スレ Part 23
http://ex12.2ch.net/test/read.cgi/skate/1140704848/
>iori3さん
フリーの動画も見つけることができました。ありがとうございます。
しかしブルシェンコという人は転倒どころか体勢が崩れることもないですね。あのミスのなさも驚異的です。
民主党の調査力のお粗末さ(というか脇の甘さ)については、
ぱのらまさんの日記で紹介されている楢崎氏の「五箇条」を読んでいっそう「あちゃー」との感を強くしました。
http://d.hatena.ne.jp/panorama/20060225#1140835943
「政策能力の重視」がたたって、少人数野党が持っていた「調査能力」(というか政府の腐敗を追及するスキル)がガタガタになっているような印象をうけます。
>kumakuma1967さん
日ごろ相手にしているわれわれがそれを許していることも原因かもしれません(笑)。自分の選挙区の有権者にはそうでもないのですけれどもねぇ・・・。
>iori3さん
どうも"Sex Bomb"の曲が頭から離れず困っています。このままでは週明けの職場で口ずさんでしまいそうです(笑)。
エキジビションのアンコールのステップのすごさは、私のような素人にはよくわかりませんでした。FPやエキジビションのテンポの速いステップが乱れないのは素人目にもすごいのですが、ああしたゆっくりとした動きのよしあしがわかるには、もっと目を磨く必要があるのだろうなぁと。
>Baatarismさん
私の場合、FPで高橋選手を見ようと起きていたらビックリした、という感じです(したがってSPはリンクしていただいた動画で初めて観ました)。格の違いとはこういうものか、と。
>gachapinfanさん
社民党は社民党でそういうスキルの継承に失敗していたりするのですが(笑)。
旧社会党にしても「少人数野党」というには大きかったわけで、むしろ若い・新しいことをもってよしとする風潮の影響かなと。民主党内でヴェテランが冷や飯を食っていることが透けて見える気がします。社民党も同じことでしょう。