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2006-03-20
■ [book]田中先生のお薦め‐伊藤隆敏・林伴子「インフレ目標と金融政策」
林先生と言えば次のようなものを思い出してしまうのですが、宗旨替えされたのでしょうかねぇ・・・。
333: 走る名無しさん 2003/04/16(Wed) 19:00
インタゲを採用している国の中銀が実際にどんな事をやってるのか調べたいのですが、適当な資料が有りましたらご教示下さい。
334: ドラエモン 2003/04/16(Wed) 19:52
>>333
多少古いが、伊藤隆敏の「インフレーションターゲット」はコンパクトな解説書。あと、日銀のHPにも解説論文がある。
335: Thumb 2003/04/16(Wed) 19:59
経済セミナーの今月号まで連載していた林伴子さんの「マクロ経済政策の技術」がいいんでは。
(略)
338: ドラエモン 2003/04/16(Wed) 20:58
しかし、林さんのは絵に描いたような「正統インタゲ」ですなぁ。リフレ政策にインフレ目標制約付けるのは「邪道」という立場ね。
339: 走る名無しさん 2003/04/16(Wed) 21:34
>>335
あの連載評判よかったんですかね?たしか、
- 「日本では、デフレの要因を金融政策の失敗や需要不足に帰する論調が多く、とくに、デフレは貨幣的現象であるからといって、要因と現象を混同し、貨幣的供給が過少であることがデフレの唯一の要因とみなしたりする議論も見受けられる」(2003年4月号、110頁)。デフレの要因が供給面からくるのか需要面からくるのか見分けなくてはならない、とか
- 「単にインフレ目標を公表しただけでは、インフレーション・ターゲッティングとは呼べないのである」(2002年12月号、64頁)といったいわずもがなのこととか、
- 円安誘導は、円高メリットを享受した企業、消費者にはデメリットが生じるから慎重であるべきだ、「仮に中国からの輸入が日本の物価に影響を与えていると主張するのであれば、ドルとの関係で円を減価させるよりも、人民元の対ドルレート切り上げを迫るほうが筋と考える」(2003年2月号、68頁)とか、
- 日本の賃金低下について、「やはり需要の低迷が聞いているといわざるをえない」といっておきながらこの1行ですませて、それから長々とヘクシャー=オリーン定理の説明、そして「もちろん、ヘクシャー=オリーン・モデルの世界は、あくまでも資本と労働の相対価格の問題を扱っており、日本の賃金が中国の賃金水準まで下がることを意味しているわけでは全くない」といったり(2003年4月号、112頁)
- 1990年代は失われた10年とよくいわれるが、1985年ごろのプラザ合意のころに比べると、平均的な日本人の消費生活の内容、質は格段に向上した、「成熟し、豊かになった社会」で期待されるマクロ政策は「冒険的」なそれではなく、「安定的なマクロ経済環境の維持」(2003ね年5月号、129頁)とか。
結構、あやしいと思っていたのですが。
340: ドラエモン 2003/04/16(Wed) 21:54
>>339
をを、良く読んでるねぇ(笑)
実は、そのうちの幾つかを読んだ段階で、読むの止めたのだが。
率直に言えば、誰からも批判されない、国際官僚にありがちな物言い(以下略(略)
342: 走る名無しさん 2003/04/17(Thu) 01:44
>>340
あの、オバサン、トンデモです。
5月号を読めばわかりますが、インタゲはいいが、今は有効な手段がないので、信任を得るためにはデフレが解消してからやれですよ。
日本語として読むと、1)デフレを克服してからやるのはいい、2)長い間に徐々にインフレ目標をあげるのはいいが、問題は波及のメカニズムが心配、3)すぐインフレ目標をあげるのは波及のメカニズムがとても問題
という書き方になっている。典型的な言葉遊びの人だ。実際にあって話をするとすぐ化けの皮がはげる。
海外事例はバーナンケ本の部分訳としてみれば訳に立つかも。
いちご経済板「「インフレターゲット」=?」スレ・レス333-342
#引用が長いのは、当サイトの読者であれば中にはこれを読むと感慨にふける人がいるだろうなぁとの予測(笑)に基づいてます。
上の引用にある林本への批判箇所はほとんど皆無ですね。伊藤氏の主張が全面に出ています。伊藤氏単独の本にくらべれば主張がマイルドになっているのが林効果かなあ、という程度でしょうか。あとで残りのところもまとめる予定です。アジア共通通貨もでてこないのもグーw
エントリーとは関係ない内容ですいませんが、今週のAERAに日銀マンセー記事が出てますね。
量的緩和解除の記事なのに、日銀のゼロ金利解除失敗に1行も触れていないというトンデモな記事です。w
ちなみに今日の日経経済教室、若田部先生です。
タイトル「2%の物価目標掲げよ」。
日経の「人脈追跡」では、与謝野大臣の知恵袋として林先生が掲載されていました。もっとも金融じゃなくて、財政ですが…。
どうせなら金融・物価もやってくれたら…。
>韓流好きなリフレ派さん
それなら読んでみようかな、などと思っている間に岩田・飯田本の発売が間近なので、そちら優先です(笑)。
>Baatarismさん
AERAの経済記事ですと、「山田」の法則の人が書いてませんでしたか(笑)?
>すなふきんさん
拝読しました。明日触れようと思ってます。
>sweetfishさん
これまでの言説を見るに、金融は任せたくないなぁと現時点では思ってます。
>bewaadさん
筆者を見たらやはり法則の人でした。w
>Baatarismさん
予定調和は面白くないですねぇ(笑)。