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(ここはbewaad institute@kasumigasekiの過去ログ倉庫です。コメント等は仕様上受付けを停止しておりませんが、こちらではご遠慮いただければ幸いです。何かございましたら、現行サイトにお願いいたします。)
2006-08-24
■ [science]天王星(the Magician)のお導き?
事実誤認に基づく恥ずかしいエントリを書いてから数日、事実誤認が治癒されるはずもありませんが、ホルストの組曲「惑星」に現実が近づくのでは、とのその趣旨に現実が近づいてきた模様です。
惑星の新しい定義を議論している国際天文学連合(IAU)は23日、プラハで開会中の総会で、太陽系の惑星を現在の9個から12個に増やす16日発表の案を修正し、冥王星を外して8個とする案をまとめた。ほかの惑星と比べて小さく、公転軌道が傾いている冥王星を惑星として扱うことなどに反対意見が続出したため。IAUは新提案への意見も参考に、24日に最終案をまとめて採決する方針だが、新提案に対しても反発が出ることが予想され、議論の行方は不透明になっている。
朝日「惑星数、一転8個へ 冥王星「格下げ」 IAUが修正案」
webmasterにとっては神のお導きとしか思えないわけですが(笑)、このような話にふさわしく思えるのは、きっとその神は魔術師である天王星でしょう。
これが実現するかどうかは、かねてから本件への影響が語られていましたが、アメリカの意向にかかっているとのことです。
一方で、冥王星の発見者が米国人だったことから、米国では冥王星を惑星から外すことへの反対は大きい。IAU総会の参加者の中には「もっと議論をすべきだ」と、採決の先送りを求める意見も出ている。
朝日「惑星数、一転8個へ 冥王星「格下げ」 IAUが修正案」
アメリカのユニラテラリズムに反対(笑)!
#そもそもの当初案からして紛糾を巻き起こすものであったのですから、天王星ではなく火星(the Bringer of War)のお導き?
http://www.asahi.com/national/update/0817/TKY200608170461.html
この記事を見ても、アメリカの冥王星に対する執念は強いようですね。
ひょっとしてあの国では進化論論争みたいなことになったりして。w
とはいえ、2003UB313を発見した当のブラウン博士(アメリカ人)は、こういう至極真っ当なコメントを残しておられます。
http://www.astroarts.co.jp/news/2006/08/22micheal_brown/index-j.shtml
トンボーが死んでまもなく10年になりますし、アメリカとしても区切りをつけるには良い時期かと。
ただ、ブラウン博士がそれに類似したことを指摘していますが、一般市民レベルだと、冥王星の「降格」によって太陽系が「狹くなる」と誤解する人は少なからずいるのかもしれません。エッジワースカイパーベルトだのオールトの雲だのまでは新聞で説明されていませんし。こうやって科学と社会はどんどん離れていくのかなと思います。ニュース番組見ても、キャスターがどこまで今回のニュースの意味を分かってるのか疑わしいですし。
どうでもいいことと言われてしまえばそれまでなのですが、知とか科学ってなんなんだろうなということは、せめて大学の教養レベルでもっと教えるべきなのではないかと。
今こそ教養部の復活を!
http://www.asahi.com/national/update/0817/TKY200608170461.html
この問題を巡るコメントの中で一番気に入ったのは、この記事の中のガイナックスの神村氏の発言ですね。
さっきのリンクは切れていたので、まだ残っているリンクをあげておきます。
http://www.asahi.com/science/news/TKY200608170461.html
>宮嶋陽人さん
アメリカでも科学者は真っ当なのでしょうが、メディアや政治勢力に煽られた一般市民の中に反発が強いんでしょうね。
IAUの総会会場がプラハで良かったです。もしアメリカ国内だったら、デモ隊やマスコミが押し寄せて大混乱になってたかも。
http://yaplog.jp/strawberry2/archive/9379
中川翔子がこんなに過激な反冥王星論者だったとか、意外にと言っては失礼ですが太陽系知識を一定レベルで持っていたというのは、ちと驚きでした(本当のところどうなのかはわかりませんが)。
>Baatarismさま
>IAUの総会会場がプラハで良かったです。
まあ、その辺は配慮していると思うのですが、問題はアメリカ一般市民の何割が冥王星を知ってるかでしょうね。
冥王星に星条旗が立っているわけもないし、鯨とはわけがちがうのかなあと。
もっとも、海を見たことのないアメリカ人でも捕鯨には反対するでしょうから、そういう問題ではないのかもしれませんが、一般市民レベルで運動を喚起できるマターとは思えないのですけれど、認識が甘いのでしょうか。
>宮嶋陽人さん
中川翔子さんのブログは驚きでしたね。彼女もなかなか
やりますね。(笑)
アメリカの話で気になるのは、朝日の記事にあったプラネタリウムへの抗議の話ですね。ああいうことが起こる土壌があるのなら、マスコミが扇動すればどうなるかわからないような気もします。
不勉強な占星術師たちは対応に四苦八苦しそうです(笑)
あとセーラームーンファンは今こそ立ち上がりましょう!
8惑星で決着したようですね。そういや矮惑星と小惑星の件はどうなったんだろ。
世間のニュースは相変わらずですが、今週末の週間子供ニュースではきっとわかりやすく科学的に解説してくれる事だと信じています(^^;
http://up2.viploader.net/pic/src/viploader279781.png
パイオニアに積んだ金属板の改訂版。
http://up2.viploader.net/pic/src/viploader279795.png
アレシボメッセージの改訂版。
今回は地球外知的生命体には不誠実なことをしてしまいましたね(笑)。
>Baatarismさん、宮嶋陽人さん
ブラウン博士が冷静であることはとても立派だと思いますが、だからといって科学者だからどうとか、メディアがこうとかいうのはそれはそれで違うのかな、と。ことの良し悪しではなく、人間なんだからそりゃ俗っ気もあれば間違いもあるわけで、例えばHIVをめぐるギャロとモンタニエ論争などを見ても(笑)。
神村さんや中川翔子が現にいるわけで、教育や報道もまんざら捨てたものではない、というのは甘いのかな?
>リラックマ2号さん
いや、占星術師には新しいメシのタネになるのでは(笑)?
>鍋象さん
どうやら今日(8/26)のこどもニュースで取り上げられるようですね。要注目。
>bewaadさん
子供ニュース所用のため見れませんでしたが、どうでしたか?
>鍋象さん
実は私もその時間外出していまして・・・。
そういう場合は
http://www.nhk.or.jp/kdns/_hatena/06/0826.html
あとは国立天文台の
http://www.nao.ac.jp/info/20060824/
http://www.nao.ac.jp/QA/faq/a0508.html
でしょうか。
>小僧さん
情報提供どうもありがとうございます。
文字に起こされたものを見る限り、やはりいい出来だと思いますが、どうでしょう>鍋象さん
>小僧さん
ありがとうございます。
>bewaadさん
やはり良いですね。個人的にはTNOについて説明して欲しかったけど、あの辺はまだ流動的だから不適切と判断したのかな。
その辺のニュースショーも、せめてこの番組くらいマジメにやって欲しいよね。
>鍋象さん
>その辺のニュースショーも、せめてこの番組くらいマジメにやって欲しいよね。
まあ、視聴率がとれないんでしょうねぇ。
報道に視聴率を求めるのが間違ってるような。ワイドショーに視聴率を求めるのは悪いとは思わないけどね。
>報道に視聴率を求めるのが間違ってるような
なら、もう各社共同出資でCNNみたいなの作って「ニュース」はそこから買うだけにしたほうがよさそうですね。少なくとも他の事業と同時に営利事業として行うことはできないんでしょうから。
#正直こどもニュースはいいんだけど他のNHKの一般ニュースは最近20年前なら民放でも…と思うようなこともあるしなぁ。相対的には相当マシとはいえ。
>鍋象さん
メディアも商売ですからねぇ。報道に視聴率を求めるなというなら、報道番組に対する補助金とか、そういう施策が必要ということになるでしょうし、NHKにやらせる、というのは同種の施策としてはそれなりに機能しているといえるのではないでしょうか。
>kogeさん
一次ソースの提供というのは、そもそもテレビには向かないのかもしれません。電波をそんなことに使うのは比較劣位であって、無理にテレビでやろうというのは衰退産業保護みたいなものでもあるような気がします。
やっぱりNHKっすよね(^^;
NHK改革の話が変な方に進まない事を祈るばかりです。
>鍋象さん
現政権で確固たる方針が決まる方が良いのか、次期政権で何らかの変更があり得る状態の方が良いのか、悩ましいところです(笑)。
>冥王星
アメリカの反撃が始まったのでしょうか?w
http://www.asahi.com/science/news/TKY200608310227.html
http://www.asahi.com/science/news/TKY200609010115.html
>Baatarismさん
反撃する方がアメリカらしくっていいですね、と差別発言をば(笑)。