toppage memoranda
(ここはbewaad institute@kasumigasekiの過去ログ倉庫です。コメント等は仕様上受付けを停止しておりませんが、こちらではご遠慮いただければ幸いです。何かございましたら、現行サイトにお願いいたします。)
2006-11-14
■ [economy]非経済学者の怠慢
経済学者は以下の問いにきちんと答えてきたのだろうか?
1.なぜバブルが発生したのか?(バブル発生のメカニズム)
2.1990年代の日本の不況の原因
これはたぶん以下の問いに分割できると思う。(a)1990年代のケインズ的政策が巨大な財政赤字だけを残して失敗した理由
(b)1990年代の末〜2000年代初めのゼロ金利政策でも景気が回復しなかった理由
(c)2000年代初めの構造改革で景気が回復しなかった理由
3.個人(企業も含む)の成長とGDPの成長がどのような関連があるのか
4.個人(企業も含む)の成長がGDPの拡大に常に寄与するのか
これはたぶん以下の問いに分割できると思う。(a)個人(企業も含む)の成長がGDPの拡大に対して正の働きをするときのメカニズム
(a)(ママ)個人(企業も含む)の成長がGDPの拡大に対して負の働きをするときのメカニズム
↑のことがらは私たちの生活に密接に関わってきたもしくは関わっている。
だからそのメカニズムをわかりやすく説明してくれることを、一般人は経済学者に望んでいるのではないだろうか?
正直、エコノミストがテレビで株や円相場の話をすることなんかどうでもいいと思っている人はたくさんいると思うよ?
一連のエントリーを見るに、弾さんは"私たちの生活に密接に関わっている部分"が経済学の理論でどこまで解明されているのか、あるいは解明されていないのかを教えてほしいと思っているんじゃないだろうか?
「経済学者の怠慢?」(@enchanting an air of joyous bliss11/11付)
各部分については、いずれも経済学者からは書籍等で方向性は打ち出されているとwebmasterは認識しています。その上で、経済学者から全体像をお示しいただけるのであれば、webmasterのような素人がしゃしゃりでる出番はゼロなのですが、そこは比較優位ということで、ネット上でこのご質問に即した形での取りまとめがなされていないということでしたら、先生方の業績を編集する程度のことならば非経済学者にも貢献できる部分があろうというものです。
以下、webmasterなりのお答えを。英-Ranさんとは異なる部分もありますが、経済の多様な側面を前にしてどこに重点を置くかということで、どちらかが間違っている、ということではないとwebmaster自身は考えています。
#経済学者の方々その他の有識者からの訂正は大歓迎ですので、お気づきの点があらばコメントをいただければ幸いです。
1.なぜバブルが発生したのか?(バブル発生のメカニズム)
名目で年10%弱、実質で年5〜6%成長が達成できていれば、バブルではなく単に将来を正しく予測していたということになっていました。ではこの予測が楽観的過ぎだったかといえば、80年代であれば潜在成長率は年3〜4%といったところでしょうから、若干強気であったとはいえますが、当時の合理的予測としてはバブルというほど根拠がなかったとはいえません。当時は皆根拠なき熱狂に酔っていたと難ずるのは、後世の傲慢というものでしょう。
#とはいえ強気だったのは事実なわけで、その源はといえば、オイルショック以降の他の先進国と比較して相対的に高かった成長率による「自信」と、それに基づく強気の設備投資を可能にした高いマネーサプライの伸び(を許容した日銀の金融緩和)でしょう。
強引なバブル潰しにより、バブル崩壊後の成長率は低くとどまらざるを得ませんでした。その実現された成長率からすればバブル期はあまりに楽観的だったとはいえますが、バブル潰しのような政策変更を予測できないことに無理はなく、さらには成長率が低くなったがゆえに結果的・事後的に過大投資となってしまい、反動としての設備投資の冷え込みが低成長化をさらに後押ししました。一般にバブルとその崩壊を評するに、山高ければ谷深し、なんてことが言われていますが、むしろ、谷深ければ山高し、というのが実態です。
したがって、誤解を恐れず簡潔にまとめるなら、なぜバブルが発生したのかといえば、それを潰したから、ということになります。
2.(a)1990年代のケインズ的政策が巨大な財政赤字だけを残して失敗した理由
失敗していない、というのが答えだったりします。バブル崩壊後92年から94年にかけて、GDP統計の寄与度でみれば民間設備投資+在庫投資が概ね▲2%ポイント程度で推移する中、政府最終消費支出+公的資本形成は1.5%ポイント程度で推移し(いずれも名目)、あえて申し上げるならばバブル潰しによる設備投資の落ち込み(既述のとおり、潰した後の適正水準への減少に加え、潰す前が結果的に過大になったことの反動減により二重に効きました)があまりに大きかったため、その影響を緩和することで手一杯だった、ということになります。
#それでも、当時の景気回復(平成景気)は、いざなぎ超えなどと呼ばれる現在の景気回復よりも期間中に達成した経済成長は大きかったというのが実態です。
また、90年代後半については、公的資本形成が寄与度でプラスだったのは99年のみで(それでも0.2%ポイントに過ぎません)、97年以降現在に至るまでマイナスが続いています(これまた名目)。仮に民間需要の落ち込みを公的需要でカヴァーすることを「ケインズ的政策」と呼ぶなら、90年代後半は「ケインズ的政策」は採用されていなかったのです。
なお、巨大な財政赤字は歳出増よりも歳入減が原因で、歳入減をもたらしたのは名目GDP成長率の低下で、なぜ名目GDP成長率が低下したかといえばバブル潰しから今に至るまで連綿と金融引締めを続けたから、ということになります。
2.(b)1990年代の末〜2000年代初めのゼロ金利政策でも景気が回復しなかった理由
この点については英-Ranさんと全く違いはなく、それ以前の金融緩和が"too little, too late"であったので、ゼロ金利政策であっても実質金利(=名目金利−インフレ率)が高かったからです。90年代末にはデフレが悪化していたので、名目金利がゼロであっても実質金利が高止まってしまい、民間消費・投資を促進する効果が出なかったのです。
2.(c)2000年代初めの構造改革で景気が回復しなかった理由
英-Ranさんご指摘のように需要不足に対する供給力強化という処方箋の違いはあるでしょうけれど、それは構造改革が真にそうであるとしても、ということでしょう。では、小泉政権下で採用された諸政策は真の構造改革と呼ぶに値するものだったのでしょうか?
規制緩和はここ2〜30年継続的に進められてきており、小泉政権において何らかのエポックメイキングな事態が生じたわけではありません。財政赤字縮減の取組みは、少なくとも短期的には景気に対してはマイナスです。道路公団の民営化で景気が回復するなんて、どうしてそんなことが実現するとお考えなのかはこちらが聞きたいぐらいです(笑)。不良債権処理? 不良債権処理を進める際には、不良債権があるからまともな貸出しができないのであって、不良債権処理が進めば貸出しが増えて景気がよくなるとの能書きでしたが、今貸出しがどれだけ伸びているというのでしょう?
結局のところ、小泉政権下の構造改革とは、長きに渡る景気低迷に対する鬱憤晴らしに過ぎなかったのです(詳細については、かつて論じたのでそれちらをごらんいただければ)。改革せず景気が先だと言って、景気が回復したら、改革する意欲がなくなってしまう
との小泉総理自身の発言は、何にもまして小泉構造改革の本質を表していたのです。
3.個人(企業も含む)の成長とGDPの成長がどのような関連があるのか/4.(a)個人(企業も含む)の成長がGDPの拡大に対して正の働きをするときのメカニズム
本来、GDPとは経済全体の成長を適切に表す指標として発展してきたものですから、各経済主体の成長(≒経験を積んだり工夫をしたりすることにより、同じことを以前よりもうまくできるようになる)がGDPに反映してしかるべき、というのが原則です。学力にとっての偏差値、各種スポーツにおけるランキングや番付のようなものが、(全体としての)経済成長にとってのGDP成長率だとお考えいただければいいでしょう。
4.(b)個人(企業も含む)の成長がGDPの拡大に対して負の働きをするときのメカニズム
上記からして、この話は以下の2つの場合があり得ます。
- 各経済主体の成長が、他の経済主体の成長の足を引っ張る場合
- 各経済主体の成長が全体としての成長につながっているのに、GDPという指標に正しくそれが反映されていない場合
1については、順調な経済成長が見込まれる結果、皆が経済成長のためにリソースを取り合えば、リソースは有限ですからその分だけお互いに足を引っ張り合う、という面があります。わかりやすい徴候としてはおカネを取り合った結果の金利の上昇、ヒトを取り合った結果の賃金の上昇がありますが、金利が上がったり賃金が上がったりすれば、その分だけ経済活動を手控える人が出てくるのは自然なことでしょう。
また、市場の失敗もこれに該当するでしょう。合理的に考えれば割に合わない取引‐外部性や情報の非対称性を考慮しない価格設定‐を、非合理であるがゆえに行っているとしたら、そのおかげで潤う部分が出てきます。そうした経済主体が成長して合理的に振る舞うようになれば、コモンズは蕩尽し中古市場はレモンであふれてしまうわけです。
2については、例えば自家供給や闇経済の成長はGDP成長率の増加につながらないということです。料理の腕が上がり、外食よりも自分で作るようにして今まで以上に美味しい料理を食べるようになった場合、外食での代金から原材料費をさっぴいた分だけGDPは(理念的には)下がります。それが評判となって友人からお金を取って食べさせるようになっても同じことになるのです。
その他、あくまでGDPは経済成長の一断面を切り取るに過ぎないものですから、統計作成上の技術的限界等により経済成長を取りこぼす、あるいは逆にマイナスと評価してしまうような部分があることは否定できません。その点において、先に例示した偏差値やランキングと変わるところはありません。
GDP統計(厳密にはSNA統計)に関するこのような限界、あるいは問題は、当然ながら経済学者も認識しています。それがゆえに統計手法の改善は今なお続けられているのであって、限界・問題はないとする人がいれば、その認識の方がよほど問題でしょう。しかしながら、GDPの計数そのものをこうした理由により使い物にならないとするのは同様に問題です。限界等がどの程度あるのか、どのように影響しているのかを見極めた上で道具として賢く使うべきですし、現状の使われ方に関しては概ね問題はないと言ってよいのではないでしょうか。
■ [joke]もうひとつの「お水からの伝言」
「お酒を作る時ね、金払いがいいように金払いがいいように、って念じながら作るとどんどん金払いが良くなるのよ。」
を見て、思い出した替え歌。
ホステス信じちゃいけないよ あたしの笑顔は嘘なのさ
いつでも優しいフリをして お客だますの仕事なの今夜も同伴電話して ○時に××待ち合わせ
それからお店に連れ込んで 高いボトルを入れさせるああ金になる ああ銭になる
恋したフリはお金次第なの
ああ奢らせて ああ貢がせて
もうホステス辞められないホステス信じちゃいけないよ 今夜は酔ったの送ってと
タクシー飛ばしてお家まで 着いたとたんに生理なの明日は私の誕生日 なんにもいらないあなただけ
手ぶらで顔だけ見せてよと それがホステステクなのよさあ乾杯よ さあお祝いよ
ピンクのお酒がかわいいね
ああなぜかしら さあわからずに
いつのまにやら10万よああ奢らせて ああ貢がせて
もうホステス辞められない
出所:某ホステス(笑)
#待ち合わせの部分は、それぞれの盛り場においてご当地の同伴によく使われる時と場所が当てられているようです。
「ホステス信じちゃいけないよ」でぐぐった上で、webmasterが聞いたときの記憶に基づき若干修正しました。元歌は、多くの方々にご賢察いただけるでしょうけれど、山本リンダ「狙いうちどうにもとまらない(11/14訂正)」です。
■ [misc]堀北真希には同情できない気が。
あれじゃあ彼女がかわいそうだ――。
連続ドラマ「鉄板少女アカネ!!」(TBS)の主演女優、堀北真希(18)に同情論がわき上がっている。「アカネ」の初回視聴率は11.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、第2回7.3%、第3回8.7%と低調で、早くも打ち切りがウワサされる惨状である。
そんな名門枠で、「アカネ」の平均視聴率は現時点では歴代最低だ。
「堀北は好演していますが、脚本や演出がお粗末。ドラマの不調は堀北の責任ではありませんよ」(ドラマウオッチャー)
livedoorニュース(日刊ゲンダイ)「堀北真希に集まる同情論」
脚本や演出がお粗末であることに異論はありませんが、堀北真希の演技を好演と呼ぶのはいかがなものでしょうか。マンガのキャラを演じるに吹っ切れておらず、それが作中世界のリアリティのなさを目立たせてしまっているように見えてなりません。それこそ、のだめの上野樹里を見習えと。
「野ブタ。をプロデュース」でのそれこそ好演を考えれば、この程度で褒めてしまう=ポテンシャルを見切ってしまうのはむしろ批判にしかならないでしょう。彼女ならもっとうまくできるはずとの期待を込めて、あえて同情できないとしたいです。
#しかし、「クロサギ」での演技も今ひとつでしたし、実は「野ブタ。」が例外的に良かっただけ、だったりして・・・。
bewaadさんいわく なぜバブルが発生したのかといえば、それを潰したから 私は土地についてはそうは思いません。 当時の東急不動産作成の土地取引価格情報を分析すると 関東の私鉄沿線の住宅地では、平米単価をp、都市計画上の容積率をr、ターミナル駅から現地までの所要時
「狙いうち」ではなく「どうにもとまらない」かと。
>KOHさん
おっしゃるとおりです。さっそく訂正させていただきます。それにしても恥ずかしい・・・orz。
堀北真希の「熱くて悪いか!」が、どうしても「暗くて悪いか!」と聞こえてしまいます。w
ライトノベルなどで無表情ヒロインがもてはやされる昨今なんだから、無駄な抵抗はやめてそっちの路線で行った方が良いと思うんですけどねえ。(爆)
最近の私の疑問
経済成長率のプラスが続き景気拡大は裏付けられた。
しかし賃金が上がらない。個人消費も伸びない。格差も未だに問題視されてる。
この原因は何だろう?何故賃金に反映されない?
なんかわかりやすく説明してくれるブログとかないですか。
それともこのブログを読んでればわかるようになる?
少し論点がずれるかもしれないが、手元に「クルーグマン教授の経済入門」があるので引用してみます。
p36
だったら生産性ってのはもちろん、政策上の大問題なんだよね?
そうでしょ?ブーッ。残念でした。(中略)はいはい、もちろんそりゃ大事だって事はわかってますよ。でもだからって手のうちようがないんですよねー、だから騒いでもしゃあないでしょ、と言うわけ。(中略)何故停滞したの?どうすれば回復するの?答えはどっちも同じで「わかりませ−ん」なのだ。
p50
極端な金持ちも貧乏人もいない社会は、金持ちと貧乏人の間にとんでもない深くて広い溝のあるような社会とはずいぶん違った物だろうし、前者のほうがずっと魅力的なのは間違いない。
(中略)なのに所得分配は生産性成長と同じで、検討の俎上にのってる政策課題じゃない。
これは一つには何で不平等が拡大したのか誰もちゃんとわかってない事もある。でも基本は、このトレンドをひっくり返す手段ってのがどれも政治的に手の出ないものばっかだと言う点にある。
「わかりませーん」と言うのが妙に真実味がありますね。無理に「経済学って言うのは正しいんだ!」と言うより「わからん、だから処方箋も出せませーん」って言う方が良いんじゃないかな。
ただ私は、経済学が無力な事を知る為にだけ経済学が存在してるとまでは思わない。やっぱり経済学は必要。ただ処方箋は出せない。これで良いのでは。
地方(≠痴呆)にいるけど賢くなりたい経済学教員
http://d.hatena.ne.jp/osakaeco/20061114/p2
> 経験的にGDPの増えたことによって、かえって国民が平均的に貧乏になることが少ない、もしくはしばしばそういうことが起こったとしても、もっといい指数がないくらいの理由と考えたほうが無理がないと思う。
> このことは機会費用を反映するためにまつわるすべての困難がクリアされたとしても、避けられない。
bewaadさんへ
堀北真希さんにはろじゃあも「スタァ」として期待しておりますので、基本的にbewaadさんのお立場を支持させていただきたいと。
テレビでくじけてちゃいけない才能のはずですので。
それは、長澤まさみさんに期待されるものも同じなのではないかと思っております(ちょっと小林信彦さんの影響が大きいかもしれませんが)。
ちなみにもうひとつの「お水からの伝言」のほうの替え歌ネタですが、ろじゃあは幸いにもここでのホステスのお姉さまのイメージというのは想起しなくてもよい経験しかないようでございます。
ろじゃあの偏見かもしれませんが、どちらかとキャバクラのお姉ちゃんのイメージの方がこの唄からは想起されるという・・・・。
いえいえ、どちらも経験はございません。
あくまでもイメージの問題でございます。
たまにはおバカネタでツッコミさせていただければと考えていたものですので、お許しくださいませ。
>経済について論理的に考えるためには、絶対に経済学を学ぶ必要が
>あります。・・・・・しかし、それと同時に、ひとつの経済学だけを
>信じて、それを経済政策などに強引に適用しようとすることも間違って
>います。経済学の「限界」を意識しながら、現実の経済との関係を
>考えて経済学を学ぶこと、それが・・・・・この本で、読者の
>みなさんに学んでほしいことなのです。
http://www.takamasu.net/damasare.html
トラックバック&質問へのご回答、ありがとうございます。
答えていただいた内容を自分の中でじっくり消化してみますね
経済学の理論と一般の常識は時に矛盾するような部分もあります
そういった部分をもっと世間一般の人に啓蒙していく必要もありますよね。
http://blog.goo.ne.jp/evergreen_1978/
えっと、なんでバブルは潰れたの?そこが一番知りたいんだけど。
まあ今演技力では「NANA」や「ただ、君を愛してる」などでどんな役でも演じられるところを見せ付けた宮崎あおいの独擅場ですからねぇ。華はないですが。
あと、のだめは完全に地でしょう。
堀北真希は…知性派路線しかないですかねぇ。「なっちゃん」のドジスッチーも似合ってなかったし。
のだめやスウィングを見ただけであれがじゅりっぺの地だとか言ってる香具師はチルソクとジョゼ虎を百回ずつ見るべし
>>hogehogeさん
バブルって「土地転がしに代表される資産価格の青天井的な上昇」と「やたら好景気でみんな贅沢した事」の2つの理解がなされているようです。後者は単なる好景気ですので、特に問題は無いとして問題は前者です。
ゲームのモノポリーに例えるなら、銀行役の人がプレイヤーに幾らでも融資する状況です。この態度が続く限り誰も破綻せずひたすら土地カードの転売価格があがっていきます。どこかのタイミングで銀行役の人が突然貸し出しを止めたらどうなるでしょうか。これがバブル潰しの総量規制です。バブルは潰れたのではなく、結果的に見ると、「起こして潰した」のです。
で、なぜバブルが起きたのかというと、これはモロに政治的要因でプラザ合意が発端です。米ドルの暴落を阻止するために、ジワジワと円高にしながらも過度にドルが下落しないように、ずっと円売り介入という金融緩和をしていたのです。金融緩和で日銀からお金が幾らでも出てきますので、簡単に儲けられるところで運用した。これが土地投機や株式投機などとなりました。
良くバブルというとモラルの話になりますが、モラルの問題より、銀行員というプレイヤーの行動が自然に変わってしまうほどの、背景要因の変化があり、それがプラザ合意に端を発する過度の金融緩和だったという事ではないかと思います。
>Baatarismさん
決めのポーズがぎこちないんですよねぇ・・・。
>みうさん
現状については、もっと景気がよくなってしかるべき(もっと高い成長率が実現可能)であるにもかかわらず、ブレーキを踏んでしまっている(金融緩和の継続、財政緊縮の停止を念頭においています)ためだと考えています。
クルーグマン本については、私ごときが言うのもなんですが、おっしゃるとおりだと思っています。安倍政権のイノヴェーション路線に否定的なのも、潜在成長率を引き上げようと思って引き上げられるならこんなに楽なことはないよね、という気持ちからです。
>通報さん
情報提供ありがとうございます。
>ろじゃあさん
長澤まさみは、最近だとクノールのCMもいいなぁ、と思ってます。
某ホステスさんは、キャバ嬢ではないです(笑)。
こちらこそ、こういう肩の力を抜いたエントリに反応がないのはさびしいので、今後ともどんどんツッコんでいただければうれしいです。
>販促さん
情報提供ありがとうございます。
ジョーン・ロビンソンっぽいなぁと思ったら、やっぱりそうだったのですね(笑)。
>TRIPLEさん
本日(15日)のエントリもご覧いただければと思います(私の個人的見解よりはるかに役立つはずです(笑))。
>hogehogeさん
潰したから潰れた、というように理解しています。金融政策の過剰な引締め、総量規制、地価税等の導入etc.により潰れたのだ、と。
>kogeさん
知性派路線は、「クロサギ」を見る限り不安ですねぇ。「電車男」の路線がとりあえずははまり役だと思うのですが(笑)。
>上野ずりさん
上野樹里の演技の幅は広いですよねぇ。ただ、同年代に同じような可能性を感じさせる女優さんが多いのも事実で、今後が楽しみです。それに引き換え男優は・・・。
>通行人さん
個人的には、バブル前の金融緩和は、確かに事後的にはもう少し抑制気味であってしかるべきだったとは思いますが、あの程度の緩和はそれほど珍しいものではなく、どちらかというと必要条件に過ぎなかったのでは、という気はします。
えと、誰がなぜ潰したの?
>hogehogeさん
誰が:日銀。具体名を挙げれば三重野康総裁。
なぜ:当時の世論がそれを望んだから。
簡単に言えばこういうことですね。
たびたびすんません。
世論が望んだってどういうことですか?
>hogehogeさん
バブル期は、オイルショック等とは違い、物価そのものは大した変化がありませんでした。
暴騰していたのは土地や株などの資産でしたので、資産を持っている人と持たざる人との間で貧富の格差も問題になったんです。「サラリーマンじゃ一生かかっても家買えない」なんてね。
『平成の鬼平』とでもググっていただければ、より一層お分かりいただけるかなと思います。
なるほど。
ということは問題は貧富格差を生み出したこと?
貧富格差を解消しようとしたこと?
格差解消のやり方を間違ったこと?
>hogehogeさん
>格差解消のやり方を間違ったこと?
これが正解でしょうね。
確かに「サラリーマンじゃ一生かかっても家買えない」という恨み節は納得できるものですが、それを解消するためには土地の高度利用を則して住宅の供給を増やすべきだったのでしょう。
まあ、地価税はまだ不動産投機への対策として容認できるとしても、土地以外への影響が大きい金融政策の過剰な引締めや、市場への露骨な介入である総量規制はやるべきではなかったですね。
産経に堀北真希の記事がありました。
http://www.sankei.co.jp/news/061115/bun004.htm
結局、このドラマでは妙にイメチェンを意識してしまったせいで無理が出てしまったのかなあという気がします。w
>hogehogeさん
最近の堀江貴文被告人らに通じる評判というものもありました。俗にバブル紳士と言われた者に対して、虚業で得たあぶく銭で遊んでいる連中だ、けしからん、といった具合な。
>Baatarismさん
あまり三重野元総裁に俗人的なことではなく、日銀という組織そのものの性格であるような気はします。無論彼を免責するというのではなく、他の総裁であっても似たようなことになっていたのでは、という趣旨ですが。
堀北真希は、どうなんでしょうかねぇ。この程度じゃない、とは思っているのですが。
>カリーさん
補足ありがとうございます。
っていいますか、本当に10代ですか(笑)?