「華麗なる一族」の粗漏なる脚本
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民放ドラマらしからぬ重厚な雰囲気(テーマ曲をクラシックにするなど、明らかにNHK大河ドラマを意識していますよね)といい、主役級おっさん俳優(北大路欣也、津川雅彦、西田敏行、武田鉄也、笑福亭鶴瓶ら)を贅沢にもずらり並べた配役といい、なかなか見ごたえのあるドラマなのですが、webmasterには不満な点があります。「花より男子2」に抜かれたという視聴率・・・にはあまり関係がなくて、むしろwebmasterが満足するような脚本だとかえって視聴率が下がるかもしれませんが(笑)。
実のところ、webmasterは原作を読んでいないので、ことは脚本の問題ではなく、原作に内在するものなのかもしれません。しかし、そうであったとしても、本ドラマにおいては万俵大介(北大路欣也)ではなく万俵鉄平(木村拓哉)を主役に据えたことから‐そして、万俵鉄平を父親の野望の単なる犠牲者ではなく、ある種のライヴァルとして描いたことから‐、この問題は物語の面白さそのものに大きく関わるものへと変わってしまったといわざるを得ないでしょう。
その問題とは、万俵鉄平が万俵大介にとって脅威に感じられるほどの経営者としては描かれていない、ということです。
