2020年の霞が関
qh-nuさんによる未来予想図は、実際にそうなる可能性を否定できずこのエントリのカテゴリも”joke”にはできませんでしたorz。
というわけで、それに若干の意見を。good newsがひとつと、bad newsがふたつと。
bad newsその1
・役人は無能な寄生虫のくせに高給とりでけしからん。
→ 役人の給料は、生活保護+αに抑える
(生活保護と同額だと生活保護に流れるので若干の+αは認める)
(略)
・役人あがりは元の役職と絡んで絶対悪い事をする。
→ 公務員であったことはあらゆる局面において欠格事由となる。
(資格取得、被選挙権、許認可等)
「役人は死んだくらいでは許されませんが、では生きている間は?」(@さよなら絶望官僚5/28付)
公務員であったことは、当然ながら生活保護受給にあっても欠格事由になりますから、給料は生活保護未満に切り下げても、生活保護に流れる心配は不要なのです。食事は乾パン、寝るのは役所、そんな生活ならば生活保護水準でも過大な支払いになりますからね!
bad newsその2
・一方で、役人の経験は民間で役にたつはずがない。
→ 再就職完全廃止。でも定員の関係で定年まで勤めさせることはできないので適宜首切り。
年金受給までは退職金で食いつなぐ+霞を食べて生きるべし。
「役人は死んだくらいでは許されませんが、では生きている間は?」(@さよなら絶望官僚5/28付)
年金は、民間では2階・3階には国庫負担がないというのに、公務員では使用者負担の名目で国庫負担がなされているのは許しがたいということで、使用者負担が廃止され、給付額が約半分に切り下げられるでしょう。唯一許される国庫負担としては、役所の敷地内にて無料でダンボールを持ち込んで寝ることができる特典が与えてもらえるかもしれません。現役との均衡で。
good news
構造改革教の敬虔な信徒となれば、名誉民間人としての身分を与えられ、抵抗勢力公務員の1割増し程度の待遇が与えられるでしょう。





5月 30th, 2007 at 7:20:23
これからは選挙のたびに官庁を1コづつ廃止して公務員を非公務員にするので、そんな問題も生じません!
5月 30th, 2007 at 7:39:04
たしかに。少しでも公務員の擁護をするとたちまち叩かれる空気って「民間」にはあるように思いますね。お前はあいつらの肩を持つのかと。そのくせ災害などいざという時には行政に頼ろうとするくせに。w
5月 30th, 2007 at 8:04:35
>Fochさん
公務員を絶滅させてしまっては、有権者の皆様が不満をぶつける先がなくなってしまいますから、必ず政治家は存続させますよ(笑)。
>すなふきんさん
先日、興味深いエントリを似通った話としてお書きになられていましたよね。とーにゅーさんの「公務員の怠慢、「無駄な公共事業」、「天下り」した公務員に支払われる「高額な」給与や退職金を無くせば公務員の数は減らせるし、それと同時に社会保障の充実も十分可能であるはず、と単純に思っている」とのご指摘は、権丈先生流に言って合理的に無知である有権者にとどまらず、政治家や学者(それも、経済学者(泣。片思いだなぁ))の間にもはびこっているような。
5月 30th, 2007 at 10:25:13
> 役人あがりは元の役職と絡んで絶対悪い事をする。
緑資源機構の話などを聞くと、こういう偏見を持ってしまうのですよね。
まあ、人間なので、潔癖と言うこともないでしょうし……
一方で、「大企業は下請け虐めをしてる」とか「従業員に長時間労働を”強いて”いる」と言われると、「それは偏見です」と思うわけです。
ということは、役人も、必ずしも悪さをするわけではないとも思えるのですが……
いや、しかし、相手は頭の良い官僚です。
われわれ庶民を騙すなんて、赤子の手を捻るより簡単に違いありません。
ええ、騙されませんよ!
(あぶない、あぶない)
さあ、ホントウのことをいうのです!
スイスの秘密口座に裏金が蓄えられている(*1)ことを自白するのです!
(もはや言いがかり)
*1 そういう都市伝説がある
> 構造改革教の敬虔な信徒となれば、
構造改革というのは、政治的には一票の格差是正、財政的には配分の現代化を意味するはずなのですが、なぜ、それほど憎まれるのでしょうか?
(確かに郵政民営化や公庫の廃止は、有利な預金運用先を失ったという点で庶民には痛手でしたが)
> すなふきん様
> 少しでも公務員の擁護をするとたちまち叩かれる空気って「民間」にはあるように思いますね。
そんなことありませんよ。(しれっ)
民間でも有識者は公務員に期待するところ大です。
先週も、お偉いさんの会議で補助金の話題になったときに、議長が
「内○府が、もう少し、しっかりしてくれると思っていたのに」と”期待を表明”していました。
国土交通省が持つと言われる1.2兆円の配分問題ですけどね。
ええ、民間企業は、内閣○が構造改革を成功させて、省益に縛られた予算を、広く「国益に資するよう」配分することを期待しています。
私も、「環境問題を解決」するため、霞ヶ関に出向しようかと思うほど、公務員に期待しています。
炭素税の使い道について、”屈託のない議論”を致したい所存です。
まあ、憎んでいると言うより、愛しているという感じですね。(にこにこ)
5月 30th, 2007 at 12:32:00
こんな状況だから、人勧によるベースアップなど期待できないと思う次第です。今や、公務員は新たな被差別民として、国民の不満に対する安全弁の役割を担っていますし。(笑)
民間準拠の精神も何処へやら、公務員が人並みの給与をもらうなどけしからんってご時世ですからね。
某与党幹事長など、人勧の結果も見ないうちから、「公務員給与の引き下げを公約に」とか言ってますし。
現体制が続く限り、公務員は浮かばれないでしょう。
5月 30th, 2007 at 13:47:23
ちょっと最近のエントリー読ませていただいてbewaad氏が
少し壊れているのではないかと心配ですね。
燃え尽き直前なのかなぁ〜とおもったり。それは、さておき
下劣な公務員批判裏には法律の趣旨や立法時の理念・目的
通りに運用された試しがないという政府への絶望感が国民の
間に厳然と存在しててそれが何かのきっかけで公務員批判に
つながることが多いのです。そんな「絶望感の末の暴発」
みたいのがくしくも標的とされて居るご職業の方々にも
存在するとしたら、一体誰が冷静な思考が出来るんで
しょうかね?(逆も同じ)
たまに「公務員だって社畜ですよ!!」と叫んでみてはいかがですか?
たまにやっておかないと後々精神的なゴミがたまって大変ですよ。
(思考能力の低下、感性の摩耗、無感情)
ちなみに私は以前はクラファンでしたけれど、最近パンク好きです。
5月 30th, 2007 at 20:33:00
>bewaadさん
国家公務員10万人削減のエントリともネタが被るのですが、前回衆院選は郵政、今回は社保庁、次はどうやら、総合規制改革会議で八代委員が音頭とっていた労災保険民営化の流れで労働基準監督署(←ILOとかどうすんの?)という流れなんでしょうかね。生け贄羊の頸落とし大会は。
yyさんの仰る安全弁、ガス抜き存在論は私も20年程前から提唱しておったわけですが(笑)
5月 30th, 2007 at 21:43:28
まさか、本気で夜警国家を実現する気なのかな・・・
5月 30th, 2007 at 21:52:45
まあまあ、そんなに悲観しなくても、定年後10年もしたら
「あのころの公務員は今よりましだった。」
と褒めてもらえますから。
今でこそ「キャッチアップの頃は機能していた。」と言われ
ていますが、当時は‥‥。
5月 31st, 2007 at 0:39:20
・・・。
給与と欠格条項の件の矛盾に気付きませんでした。
詰め甘でした(笑
5月 31st, 2007 at 7:34:35
>西麻布夢彦さん
まだまだ信心が足りないのではないでしょうか。使徒のひとりである竹中前大臣は、マスメディアにおいて改革が失敗するとすればそれは官僚の抵抗があったからである、というお題目を最近はしきりにとなえていらっしゃいますから、これを毎日100回は唱えるといいのではないかと思います。一票の格差? 東京と鳥取が同じ一票を持つ知事会を問題視する、霞が関流の抵抗勢力の方便にだまされていらっしゃるのでは?
>yyさん
まだ50人以下が含まれていないというベースの問題や、ラスパイレス比較なのでリストラの心配がないことがきちんと反映されていないという問題があるので、官民準拠の範疇においてまだまだ引下げの余地は大いにあるのです(泣)。
>金は”Timers”なりさん
エントリに書いたものだけでも、CLの決勝を観ていたり、パイレーツ・オブ・カリビアンの最新作を観に行っていたり、かえってきちんと仕事をしているのかというように見られやしないかと心配していたのですが(笑)。
さて、「法律の趣旨や立法時の理念・目的通りに運用された試しがない」というのは、具体的にどのような状況を念頭に置いていらっしゃるのでしょうか。当初の理念等から外れた運用がゼロであるという気はありませんが、ほとんどはそのようなことにはなっていないと私は認識しておりまして・・・。
>Fochさん
残る大所は、せーふくを着ている人々の職場、国税庁、税関といったところでしょうか・・・。
>通行人さん
その他の行政サービスが欲しければ東京その他の大都市圏に住め、ということにこのまま行けばなっちゃう可能性はありますよね。
>ishidaさん
既裁定年金の切下げがないよう祈ります(泣)。
>qh-nuさん
コメントする側の方が客観視できますから(笑)。
5月 31st, 2007 at 10:20:57
公務員に恨みがあるのではなく、嫉妬があるだけでしょ。
全ての経済活動を名目上国営にして、現状の非公務員を「大幅な裁量と自己責任を伴った独立公務員」とでも定義しなおせば、誰も公務員批判なんてできないんじゃ。
5月 31st, 2007 at 12:00:50
竹中平蔵という名は、確か、構造改革のカタリ派の頭目ですね。
構造改革の名のもと、異端の教えを広める不埒なやつですよ!(ぷんぷん)
「正統」の構造改革を実現するには、政官財の三位一体説に立たないと!!
まったく、キリスト(官僚)の神性を否定するとは、度し難い無知ですね。
※カタリ派思想の根本は、官僚は悪であるという思想にある。
本来、単なる反聖職者(官僚)運動だったカタリ派はボゴミル派(新古典派)からこの思想を受容したと考えられている。
カタリ派が保持していたさまざまな神学思想は当時の一般的な構造改革教徒たちにとって受け入れがたいものであった。まずイエス・キリスト(官僚)が人性を持っていたことを完全に否定し、利権の亡者のごときでものであったとしていた。
あのですね。
構造改革というのは、本来イタリア共産党のトリアッチによって提起されたマルクス修正主義の意味なんですよ。
つまり、構造改革というのは、資本主義構造に社会主義的な要素を取り入れてですね、「簡素で効率よい政府」を再構築し、安定的経済基盤の上に社会保障を充実させることが目的なわけです。
んでもって、日本で最初に構造改革と言ったのは、小泉様でも、竹中先生でもなくて、橋本内閣ですし(大昔に日本共産党が検討し、修正主義はよろしくないと否定したけど)。
まあ、本気で構造改革の取り組めば、日本もドイツのようなユーロコミュニズムの国になって、週休3日とか、豊かな自然を満喫できるのですよ。
構造改革バンザーイ!
資本家(株主)を打倒せよ!
しかし、なぜ聖域無き構造改革になると、新自由主義になってしまうのか?
誰か、教えて、偉い人!
5月 31st, 2007 at 12:11:19
2020年の「特権官僚」…
qh-nuさんやbewaadさんのところで、2020年の公務員の悲惨な姿について議論されています。ここでは、逆に、2020年の特権官僚は誰か、を考えてみたいと思います。 (more…)
5月 31st, 2007 at 19:23:31
>>bewaadさん
夜警国家化で国土交通まで地方分権しちゃったら、首都圏は行政サービスが最低レベルまで落ちちゃう可能性ありかなと思います。なにせかかるコストが半端じゃないですから、既にあるインフラの維持費を抱えたまま自然衰退していくかも知れませんよ。
5月 31st, 2007 at 19:23:53
あ、もちろん財源の地方移譲が行われた上での話ですが。
5月 31st, 2007 at 21:37:55
> 日本に生まれただけで勝ち組様
> 公務員に恨みがあるのではなく、嫉妬があるだけでしょ。
嫉妬かどうかは分からないのですが……
また、日本に生まれただけで勝ち組様が、どのような立場なのかも分かりませんが……
民間人の官僚バッシングの感情的な背景は「官僚は、我々民間人をバカにしている」という怒りがあるように思います。
つまり、説明責任を果たさない官僚は、
・民間人を「言ってもわからぬバカばかり」と蔑んでいる
OR
・自分たち(官僚)は、新世界の神なので、民間人など黙って言うことを聞けば良いんだと考えている
と疑惑をもたれているわけです。
官僚が、頭の良いエリートだということは、皆、認めているわけです。
だから、もう少し民間人に歩み寄ってもらいたいわけす。
「同じ人間」と認めて欲しいのですよ。
6月 1st, 2007 at 5:47:02
>日本に生まれただけで勝ち組さん
公務員が嫉まれるような経済状況にしている責任は、オール霞が関としては免れず、その意味では自業自得ですorz。
>西麻布夢彦さん
構造改革という言葉がヴェクトルを示すものを含んでいないのが問題なわけですね。その分異端が入り込みやすいと。まずは名称変更が運動の一歩目としてはふさわしいのではないかと思いますが、どのようなものをお考えでしょう?
>鍋象さん
オリンピックで落選すれば、投資余力が生じるでしょう(笑)。
まじめな話として、圏央道や外環道のように、その近隣住民にとっての便益というより他地域住民にとっての便益が大きいようなものは‐つまりは外部性がどれだけあるかという話ですが‐、後回しにされそうですよね。
6月 1st, 2007 at 16:55:20
清家先生が日経で連載中の「やさしい経済学−名著と現代 ベッカー「人的資本」第7回「公務員制度の改革」」(6/1)をご覧ください。bewaad様ご納得の内容ではないでしょうか。(あの日経に載っているのが面白いですが、普通の人はこの面は見ないでしょうね。)
「改革の中心は、職業生活の最後まで、安心して公務員として仕事をしてもらえる制度をつくることであるべき」と指摘されています
ただ、「民間でもできる仕事なら民間に開放するなり、外注すればよいともいえる。」との部分にbewaad様賛同されるかはわかりませんが。
6月 2nd, 2007 at 12:57:52
>webmaster Says:
『まだ50人以下が含まれていないというベースの問題や、ラスパイレス比較なのでリストラの心配がないことがきちんと反映されていないという問題があるので、官民準拠の範疇においてまだまだ引下げの余地は大いにあるのです(泣)。』
いえいえ、「失業者の水準も考慮に入れるべき」と仰られる賢明な報道機関や選良諸氏が居りますので、引き下げの余地はさらにあるのです。
6月 2nd, 2007 at 14:33:20
>択一52点さん
民間でできることは民間で、ということに異論はありませんよ(笑)。ただ、その際、「できる」というのが、単に通常想定されるアウトプットが出せるということでなく、例外的事象にどの程度の対応が可能かということまで想定しておくべきではないかとは思うのですが。もちろん、それが民主的選択の結果だというのであれば、そうあるべきでもあります。
>とおるさん
ああっ、まだまだ甘かったようです(泣)。
6月 3rd, 2007 at 0:19:36
「民間でできることは民間で」という言葉についてですが、市場に任せることが国民の利益につながらない場合でも、民間でやれるなら民間でやれ、ということになるのでしょうか。まあ、それが民意だからと言われたらどうしようもないですが(笑)
でも、アメリカの医療事情などを聞いていると、なんでも市場に任せれば良くなるというものでもないと思うのですが。
市場化・民営化を検討する前に、一度「何故、公的機関がそれをやっていたのか」をよく考えてみても良いのではないでしょうか。
6月 3rd, 2007 at 3:55:42
>yyさん
公務員がやると職権の濫用や私的利益の追求などろくなことをしないので、一見よさそうに見えても油断してはならないのですよ(笑)。
6月 3rd, 2007 at 10:03:30
日比谷公園をホームレス特区に指定。再チャレンジ政策のもと、先住ホームレスを野宿生活を行う上でのハウツー・ノウハウを指導する講師に採用。段ボールハウス認定団体を創設。妄想が止まらない。。。
6月 4th, 2007 at 3:55:31
>くぼりえさん
無給ならば天下りもおkということでしょうか(笑)。