bewaad institute@kasumigaseki

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  • 06/05/2007 (6:16 am)

    サマータイム関連2題

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    またぞろサマータイムという声が議会から出ている。

    (略)

    ま、どうしてもやりたいのなら時刻そのものは変えず役所の始業時刻を早めればいい。民間は個々の企業の判断にまかせればいいでしょう。

    bewaadさんほかの官僚のみなさん、夏はがんばって早起きしてくださいね。俺たちはごめんです。

    「サマータイムに反対」(@kmoriのネタままプログラミング日記6/4付)

    自民党をたきつけているのは日本経団連とのことなので、まずは官僚よりも日本経団連加盟企業かr(ry

     夏季の時間を1時間早めるサマータイム制度について、政府・与党内で21日、導入に前向きな発言が相次いだ。

     日本経団連は21日、自民党幹部と意見交換する「2007年自民党と政策を語る会」でサマータイム制度の導入を要望した。これに対し自民党の中川幹事長は「温暖化対策の一環として目指していく」と前向きな姿勢を示した。

     安倍首相も同日夜、首相官邸で記者団に、「省エネルギーあるいは地球温暖化を防ぐためにいろいろなアイデアが出てくることは良いと思う。よく議論をしたい」と経団連の提案を評価した。塩崎官房長官も同日午後の記者会見で「様々な場で真剣な議論が行われている。我々としても歓迎したい」と述べ、導入ムードが一気に高まった。

    読売「サマータイム導入へ熱気…経団連要望、首相も」

    なぜ日本経団連はサマータイムを要望するの?

    サマータイムに実際に省エネルギ効果があるかどうかはさておき、仮に存在するとしても、kmori58さんがご指摘のように、時間は固定して生活をシフトさせれ(=始業時間や就業終業時間を前倒せ)ば済む話です(6/6訂正)。時間をシフトさせようが生活をシフトさせようが必要なコストというものはあるのでしょうけれども、時間をシフトさせることに伴うコストは生活をシフトさせる場合には不要ですから、そちらの方が安上がりなのは確実ですから。

    ではなぜ日本経団連は生活のシフトではなく、サマータイム導入=時間のシフトを要望しているのでしょうか。生活のシフトではダメだという理由を聞いたことがないのですが、素朴に考えれば、生活のシフトよりも時間のシフトの方が日本経団連にとって得だ、ということでしょう。

    ・・・Y2K特需の再現が目的?

    タイムゾーンも不要?

    夏時間だけでなくてタイムゾーンも

    いらなくね?と言ってみる。

    (略)

    ほんと、いらないと思う。夏時間で目標としていることは、始業時間/終業時間をシフトすることで対応できる。そして、その考えを延長すれば、タイムゾーンも不要なことに気がつく。例えばUTCに統一するとして、日本では始業時間が九時から零時になるだけの話だ。

    「夏時間だけでなくてタイムゾーンも」(@404 Blog Not Found6/4付)

    サマータイムが日本では不要だとして、ではなぜそれを導入している国があるのでしょうか。タイムゾーンにしても、日本では国内では統一されていますが、アメリカをはじめ、国内で複数のゾーンを持つ国は少なくありません。国際的な統一の前に、なぜ各国は国内で統一していないのでしょうか。

    サマータイムを導入している国は、基本的には高緯度域にあります。基本的に日の出後しばらくして生活が始まるのだとすると、それをそれなりに数字の若い時刻だと認識するため、ということになるでしょう。時間をシフトさせるためのコストを考えても、たとえば7時なら7時をだいたい日の高さが(もちろんそれなりのズレはあるにせよ)この程度の時間だとの認識を共有できることの利益が、それを上回るのがヒトという生物なのでしょう。

    タイムゾーンについても同じことと考えられます。アメリカを例に取れば、ニューヨークとロスアンジェルスで時間が統一されていないというのは、移動なり通信なりの同期をとる手間に代表されるように、それなりのコストを伴うものです。他国との不統一に目をつぶるにせよ、国内で統一することによるコストの節減は、相当なものとなるでしょう。

    にもかかわらず統一しないのは、サマータイムの導入と同じで、ある時刻に対応する太陽なり生活なりの相場がそれなりに共有されることのメリットが、それにズレが生じることのデメリットをはるかに上回るということでしょう。なぜそうなのかは脳科学なり認知心理学なりの研究が必要でしょうけれども、ヒトとはそういう生物だということでなくては、サマータイムにせよ国内のタイムゾーン不統一にせよ、その存在が説明できません。

    逆に言えば、日本でサマータイム導入の機運がそれほど盛り上がらないのは、この太陽・生活の相場のズレがそれほど大したものではないので、わざわざサマータイムを導入して補正することのメリットがコストに見合わないからということになります。つまりは中・低緯度域にあるからということで、大仰に論じるほどのことではないな、と書き終わってから思ったりもするのですが(笑)。

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