サマータイム関連2題
またぞろサマータイムという声が議会から出ている。
(略)
ま、どうしてもやりたいのなら時刻そのものは変えず役所の始業時刻を早めればいい。民間は個々の企業の判断にまかせればいいでしょう。
bewaadさんほかの官僚のみなさん、夏はがんばって早起きしてくださいね。俺たちはごめんです。
「サマータイムに反対」(@kmoriのネタままプログラミング日記6/4付)
自民党をたきつけているのは日本経団連とのことなので、まずは官僚よりも日本経団連加盟企業かr(ry
夏季の時間を1時間早めるサマータイム制度について、政府・与党内で21日、導入に前向きな発言が相次いだ。
日本経団連は21日、自民党幹部と意見交換する「2007年自民党と政策を語る会」でサマータイム制度の導入を要望した。これに対し自民党の中川幹事長は「温暖化対策の一環として目指していく」と前向きな姿勢を示した。
安倍首相も同日夜、首相官邸で記者団に、「省エネルギーあるいは地球温暖化を防ぐためにいろいろなアイデアが出てくることは良いと思う。よく議論をしたい」と経団連の提案を評価した。塩崎官房長官も同日午後の記者会見で「様々な場で真剣な議論が行われている。我々としても歓迎したい」と述べ、導入ムードが一気に高まった。
なぜ日本経団連はサマータイムを要望するの?
サマータイムに実際に省エネルギ効果があるかどうかはさておき、仮に存在するとしても、kmori58さんがご指摘のように、時間は固定して生活をシフトさせれ(=始業時間や就業終業時間を前倒せ)ば済む話です(6/6訂正)。時間をシフトさせようが生活をシフトさせようが必要なコストというものはあるのでしょうけれども、時間をシフトさせることに伴うコストは生活をシフトさせる場合には不要ですから、そちらの方が安上がりなのは確実ですから。
ではなぜ日本経団連は生活のシフトではなく、サマータイム導入=時間のシフトを要望しているのでしょうか。生活のシフトではダメだという理由を聞いたことがないのですが、素朴に考えれば、生活のシフトよりも時間のシフトの方が日本経団連にとって得だ、ということでしょう。
・・・Y2K特需の再現が目的?
タイムゾーンも不要?
夏時間だけでなくてタイムゾーンも
いらなくね?と言ってみる。
(略)
ほんと、いらないと思う。夏時間で目標としていることは、始業時間/終業時間をシフトすることで対応できる。そして、その考えを延長すれば、タイムゾーンも不要なことに気がつく。例えばUTCに統一するとして、日本では始業時間が九時から零時になるだけの話だ。
「夏時間だけでなくてタイムゾーンも」(@404 Blog Not Found6/4付)
サマータイムが日本では不要だとして、ではなぜそれを導入している国があるのでしょうか。タイムゾーンにしても、日本では国内では統一されていますが、アメリカをはじめ、国内で複数のゾーンを持つ国は少なくありません。国際的な統一の前に、なぜ各国は国内で統一していないのでしょうか。
サマータイムを導入している国は、基本的には高緯度域にあります。基本的に日の出後しばらくして生活が始まるのだとすると、それをそれなりに数字の若い時刻だと認識するため、ということになるでしょう。時間をシフトさせるためのコストを考えても、たとえば7時なら7時をだいたい日の高さが(もちろんそれなりのズレはあるにせよ)この程度の時間だとの認識を共有できることの利益が、それを上回るのがヒトという生物なのでしょう。
タイムゾーンについても同じことと考えられます。アメリカを例に取れば、ニューヨークとロスアンジェルスで時間が統一されていないというのは、移動なり通信なりの同期をとる手間に代表されるように、それなりのコストを伴うものです。他国との不統一に目をつぶるにせよ、国内で統一することによるコストの節減は、相当なものとなるでしょう。
にもかかわらず統一しないのは、サマータイムの導入と同じで、ある時刻に対応する太陽なり生活なりの相場がそれなりに共有されることのメリットが、それにズレが生じることのデメリットをはるかに上回るということでしょう。なぜそうなのかは脳科学なり認知心理学なりの研究が必要でしょうけれども、ヒトとはそういう生物だということでなくては、サマータイムにせよ国内のタイムゾーン不統一にせよ、その存在が説明できません。
逆に言えば、日本でサマータイム導入の機運がそれほど盛り上がらないのは、この太陽・生活の相場のズレがそれほど大したものではないので、わざわざサマータイムを導入して補正することのメリットがコストに見合わないからということになります。つまりは中・低緯度域にあるからということで、大仰に論じるほどのことではないな、と書き終わってから思ったりもするのですが(笑)。





6月 5th, 2007 at 10:02:38
サマータイム導入について、とくに導入のメリットについて、経済学的に論じよ(先日は、同種の要望にご丁寧にもお答えくださり、ありがとうございました)。
bewaadさまも早起きでらっしゃいますが、経団連の幹部衆も朝から元気ですね。二日酔い状態では、あるいはbewaadさまの周囲の方のように明け方まで仕事している状態では、午前中の能率アップはできません(午前中に仕事がはかるのは、経験的に理解できます)。今の時計でいうと、7時30分から仕事するようになると、9時くらいからの3時間はまともに仕事するようになるのではないか、というようなメリットは、時計を動かすデメリットに替え難いのではないか、と考えました。
もっとも、労働界の一部にある「反論」のような、今の時計で4時15分に終業して、はてしない残業をかする(裁量労働やホワイトカラーエグゼンプションを導入すれば、残業代をカットできる)こともできそうですが。
6月 5th, 2007 at 10:12:45
首相退任以来、あまり発言のない小泉前首相が、サマータイムについては反対してますね。
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070605k0000m...
>「感心しない。時計(の設定を)変えるのが面倒くさい。国が強制的に夏になったら時間を早くするより、(希望する企業が)勝手にやってもらったらいい」
小泉前首相も「日本経団連加盟企業かr(ry」という意見のようで。w
6月 5th, 2007 at 10:42:34
朝の弱い僕としては、サマータイムは簡便願いたい。
そのかわりウインタータイム(冬場は1時間遅らせる)を是非導入してもらいたい。ぬくい布団から出たくないものでorz
6月 5th, 2007 at 12:40:38
サマータイムになると、早起きしなくてはならなくなる、と思っている人が多いみたいですが、実際にやっている地域に住んでみた実感としては違います。
生活をシフトして、朝7時に起きて1時間早く出勤する方がよほど大変です。
サマータイム導入後、毎日朝8時に起きていた人は、そのまま8時に起きればいいのです。夏時間に変わる日に1時間睡眠が減り、冬時間になる日に長くなりますが、それは1日だけのことで、数日もせずに慣れます。
一方、東京が低緯度といっても、サマータイムが導入されれば夜8時くらいまでは明るくなります。霞ヶ関で残業されている方には関係ないかもしれませんが、一般国民は仕事後に有効に使える時間が増えます。
国民の関心が盛り上がらないのは、大多数が日照時間が増えるメリットをまだ発見していない(経験したことがないから)だけというのが私の意見です。
それに日照の恩恵は広く薄く多数の国民に及ぶ一方、一年中残業していて恩恵を受けない人(ただ時計をずらすコストがかかる人)やkmoriさんのように仕事が増える、という少数の人は強硬に反対するーー要するに農産物の自由化なんかと同じ構造のように思えます。
サマータイム反対派の皆さんは、自分たちが財界の自分勝手な主張にブレーキをかけているのだ、感覚をお持ちかと思いますが、サマータイム待望派からすると、見え方は反対で、サマータイムで自分は得をしないだろう、と思う人が、自分の都合で他の国民が日照時間を有効利用する機会を阻止しようとしているようにも見えます。
6月 5th, 2007 at 17:57:05
http://www.sapporo-cci.or.jp/summer/
http://www.city.sapporo.jp/kikaku/oshirase/summertime/i...
札幌商工会議所が2004年から3年にわたってサマータイムを導入して多くの企業が参加し、翌2005年からは札幌市役所も参加しましたが、概ねのところ「不便はない」という感じでしょうか。
資料や報告については目を通して頂くとして、欧米ほどではないにせよ高緯度である北海道においてはまさに実験地としては適しているわけで、既にそれなりの大規模な実験は始まっていますよというご報告まで。
6月 5th, 2007 at 17:59:47
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ts/snj/tmsg/summer
北海道庁も実験に参加していたので、そちらも。
6月 5th, 2007 at 18:03:05
キャノンの朝は早いようです。
http://www.canon.co.jp/employ/faq/answer.html#q002
6月 5th, 2007 at 18:14:13
就業→終業(?)
6月 5th, 2007 at 19:15:47
いえですから、日照を楽しみたいなり有効利用したいところはそれぞれ活動時間をシフトすればよろしいのではないですか。そこまで反対してシフトはいかんと抑圧的意見を持ってる人はいないでしょう。bewaadさんも端的に「サマーシフトの優位性が不明(大意)」と言ってるだけで。自分は高緯度地域在住ではないですが、個人的には日の出時間が早くなるにつれて目が覚めるのも早くなってきており、仮に明日会社が出勤時間一時間早めても対応可能かな。早める理由がないのでないのでうちはやらないですけど。一律サマータイム導入と個別に活動時間シフトと、どっちが低コストかで考えることかと。
6月 5th, 2007 at 19:51:24
「時間をシフトさせることに伴うコストは生活をシフトさせる場合には不要」というのは逆だと思いますよ。
aquamarineさん御指摘のように、通常、時計をずらすコストは生活をずらすコストよりも低いと考えられています。国際通貨制度の議論で、フリードマンが変動相場制を擁護した時の例えが、サマータイムでしたからね。
もっとも、私個人はサマータイム導入大反対です。日本のように個人主義が発達していない国では、労働時間延長につながるだけです。
6月 5th, 2007 at 20:14:10
cloudy a.k.a. kmoriです。
北国の方は、冬の日照が短いぶん、夏は多めに日を浴びたいというのは理解できます。
しかしそのために「全国一斉に時刻をずらそうぜ」というのは横暴というものです。以下の暦をごらんください。
2007年7月1日の日の出・南中・日の入りの時刻
根室 3:41 - 11:21 - 19:02
東京 4:28 - 11:45 - 19:01
那覇 5:40 - 12:33 - 19:26
根室と那覇では日没は30分しかちがわないのに、日の出の時刻は2時間も違うのです。
ですから北海道の役所や企業が夏時間を採用するのはけっこう。しかし全国がそれに合わせるべきというのはこれはもう横暴以外の何者でもないでしょう。
で、とにかく時刻を変えるのはやめてください。コンピュータ導入以前からDSTを採用してきた国ですらいろいろ問題があるわけで。webmasterが指摘されたようにソフトウェア改修特需狙いなのかもしれませんが、それって「穴掘って埋める」のとどこが違うのかと。
6月 5th, 2007 at 22:08:30
>生活をシフトして、朝7時に起きて1時間早く出勤する方がよほど大変です。
>通常、時計をずらすコストは生活をずらすコストよりも低いと考えられています。
これは、社会的に実験してみたんですかね?
>多くの企業が参加し、翌2005年からは札幌市役所も参加しましたが、概ねのところ「不便はない」という感じでしょうか。
北海道でその程度では他の地域は…
6月 6th, 2007 at 0:47:16
>それって「穴掘って埋める」のとどこが違うのかと。
穴掘って埋めるだけなら、浮浪者の雇用の役にたちますし、恐らく穴を掘る場所の人を除けば誰にも迷惑がかからずに実現できると思います。
サマータイム導入のためのシステム変更は、比較的人材の流入が難しいIT業界では、既存人員の労働時間延長によってカバーされる可能性が高く、またそこでミスが発生した場合、社会に大きな影響を与えてしまう可能性がありますね。航空機の発券システムダウン程度ならまだしも、災害にまで及ぶ可能性が無いとは言えないと思います。
6月 6th, 2007 at 0:56:29
経団連のシステム開発部署の人たちは、業種業界をまたがって一致団結して、サマータイム導入に伴うシステム化投資費用を産出して、それを自分のところの経営者につきつけてみたらよろしいかと。
経営者は自分の会社の投資額には敏感ですので、「経済効果=売上増加チャンス」という曖昧な認識を改めていただけるかも知れません。クールビズなんかと違って、社員にお金を遣わせるのではなく、モロに自分のところの予算・決算にかかわる話になります。
経済産業省あたりは喜んで経済効果として、この数字を喧伝するでしょう。本来、経営者のコスト意識と、国政レベルでの経済効果って相反するものであって、同床異夢だという事がはっきりして良いかも知れません。
6月 6th, 2007 at 2:27:52
サマータイムはめんどくさい…
小泉純一郎前首相は4日、東京都内のホテルで開かれた自民党参院議員のパーティーで、19日に閣議決定される予定の「骨太の方針2007」に盛り込まれるサマータイム制導入につい (more…)
6月 6th, 2007 at 3:01:06
御手洗さんのことだから、裁量労働やホワイトカラーエグゼンプションとセットで果てしない残業を無償でさせたいのだろうなあってことを直感しました。
サマータイムによる投資も、残業による生産力向上との合算では、経営側にメリットがあるのかもしれないですね。無償であればもっと確実でしょう。
サマータイム導入の是非よりは、サマータイム導入の帰結が残業強化につながらないという担保をとりたいところだと思いました。
6月 6th, 2007 at 6:13:56
>サマータイムを導入している国は、基本的には高緯度域にあります。
いやまぁ国の数で言えばそうなのでしょうが。
ロスもマイアミも東京より南にありますし、DCの緯度だって仙台と同程度なんですけどね。
6月 6th, 2007 at 7:58:53
> 鍋象様
> 航空機の発券システムダウン程度ならまだしも
それ、大問題(ぼそ)
ともあれ地域や季節で時間がマチマチなのは面倒なので、もう、世界標準時統一で良いよ。
っていうか、息するのも面倒くさい。
6月 6th, 2007 at 8:56:28
>通りすがりさん
エントリでも書いたことですが、やっぱり日の高さと時刻の名目値に安定的な関係があることが、何らかの形で生産性を高める、というようにしか考えられないです。
>Baatarismさん
私と小泉前総理の意見が一致するとは珍しい(笑)。
>鍋象さん
では、1年に1時間ずつ後ろ倒していくというのはどうでしょう(笑)。
>aquamarineさん
日本の地理的特性を考えると、北海道・東北・関東を別のタイムゾーン区分(今の日本より1時間ずらす)にし、近畿・中国・四国・九州・沖縄は現行のタイムゾーンを維持して(中部をどちらに寄せるかは悩ましいですが)、前者にのみサマータイムというのであれば、まだしもご指摘のようなメリットが出てくるのではないかと思います。そうせずに現行の日本標準時にサマータイムを導入すると、(cloudyさんがお示しのとおり)西日本はかなり不便ではないかと思うのですが。
なお、時間のシフトのコストとは、主としてシステム対応等を念頭に置いています。
>宮嶋陽人さん
北海道の実験は、生活をシフトさせたという点でも興味深いと思います。
>サマータイムじゃないですがさん
そのほか、証券取引所の営業時間から逆算して勤務時間が決まる証券会社の職員も朝が早かったり、なにより卸売市場で当日仕入れて売る小売業も、朝が早いですよね。
>あさん
ご指摘ありがとうございました。
>irさん
補足ありがとうございました。
>adhocさん
物理学的というか天文学的には同じことのはずなのに、生活のシフトの方がつらいということは、エントリで書いたように時刻の名目値にはヒトにとって何らかの意味があるということに他ならないということではないでしょうか。
>cloudyさん
補足ありがとうございました。
>lukeさん
他の地域ではずらす幅を30分にして負担を軽減するとか(笑)。
>鍋象さん
需要増による労働条件引上げにつながるかもしれませんよ(笑)。
日本経団連の主流は第二次産業系で、コスト負担が大きいのは第三次産業系ですから、日本経団連としてサマータイム推進を打ち出していることは、そのあたりのガヴァナンスの問題が表れているような気も。
>民間平社員さん
実際の対応としては、労基署にがんばってもらうしかないでしょうねぇ・・・。
>通行人さん
まあアメリカも南北に長い国ではありますから(アラスカを除くとしても)。オーストラリアのように国内南部・北部で採用・非採用の線引きがなされていればそのあたりわかりやすいのですが、ハワイはさておき、あとはアリゾナとインディアナですから、単に各州の判断がまちまちだということで(オーストラリアでも各州の判断なので、きれいな線引きもあくまで結果論ですが)。
>西麻布夢彦さん
がんばってくださいね・・・。
6月 6th, 2007 at 12:47:20
[雑記][サマータイム]サマータイム導入に伴うシステム改修…
個人的には、やりたい仕事じゃないです…。 システム改修の範囲は、「日付または日時を条件とする部分」について原則全て変更。標準時で全て管理しているような設計ならもしかし (more…)
6月 6th, 2007 at 12:51:49
>>bewaadさん
>では、1年に1時間ずつ後ろ倒していくというのはどうでしょう(笑)。
意外といいかも。サーカディアンリズムは25時間らしいので、1日に1時間づつ後ろにずらしていくのでもOKですw
>需要増による労働条件引上げにつながるかもしれませんよ(笑)。
労働条件引き上げたら需要に対応できませんので、一時的には悲惨なことを許容させられるでしょうね。この特需が終わったら全体のシステム開発規模が縮小して、そのときリストラ対象になりたくないですから、働く側も受け入れると思いますorz
>日本経団連の主流は第二次産業系で、コスト負担が大きいのは第三次産業系ですから、日本経団連としてサマータイム推進を打ち出していることは、そのあたりのガヴァナンスの問題が表れているような気も。
それは見かけの話ですよね。
メーカーは翌日納品の受注の締め時間までサマータイムにする気かなぁ。
メーカー・小売店ではなく、大企業の方がタイマー、スケジューラを活用した時間管理ギチギチのシステムを採用しているので、そのコスト負担は大きくなると思いますよ。
6月 6th, 2007 at 21:13:28
>北海道・東北・関東を別のタイムゾーン区分(今の日本より1時間ずらす)にし、近畿・中国・四国・九州・沖縄は現行のタイムゾーンを維持して(中部をどちらに寄せるかは悩ましいですが)、前者にのみサマータイム
それならとりたてて反対はしませんです。m(_@_)m
6月 7th, 2007 at 6:45:58
>鍋象さん
いっそのこと、人類の叡智を結集して自転周期を25時間にしてしまうとか、公転周期を360日(ないし364日)にしてしまうとか(笑)。
小売・対面サービスはサマータイム導入の際には顧客の行動にあわせなければなりませんが、企業間取引で完結する世界では、システム上の時間のズレはそのままにするという対応もありなんじゃないでしょうか。
>BUNTENさん
まあタイムゾーンを分けることにはとてつもない反対があるでしょうけれども(笑)。
6月 7th, 2007 at 10:11:57
そういえば中国は東西に広い国なのに、タイムゾーンを採用していないんですよね。
中国標準時は北京や上海あたりの時間ですから、チベットや新疆ウイグルあたりだと、午前9時くらいに日の出となってしまうと思うのですが、あのへんでは始業時間が正午になったりするんでしょうか?
6月 8th, 2007 at 6:43:35
>Baatarismさん
それは私も気になっていました。新疆ウイグルやチベットで独立運動が顕著なのは、その影響も否定できなかったりして。
6月 8th, 2007 at 12:29:06
>bewaadさん
Wikipediaで新疆ウイグル自治区の項を見ると、こんな記述がありました。
>なお、中国国内には、北京の経度を基準に標準時を1通りしか公式に認めないため時差は存在しえないが、新疆では非公式に北京時間より2時間遅れの新疆時間が使われている。
また、チベットの時差についてぐぐってみたところ、北京時間と同じという説明と2時間遅れという説明が入り交じっているので、やはりこのような非公式時間があるのでしょう。
「上に政策あれば下に対策あり」という法則が時刻にまで及んでいるのでしょうか?w
6月 8th, 2007 at 13:38:42
みなさんのフィードバック、興味深く拝読しました。
bewaadさんが「時刻の名目値にはヒトにとって何らかの意味がある」とかかれていましたが、これ、bewaadさんが意味されたこととは違うかもしれませんが、その通りだと思います。
みんなの行動の基準は、太陽がある位置ではなく、今時計の針がさしている時刻です。だから、時計の針の位置を変えてしまえば、農家以外はあまり影響は受けない–サマータイムの考え方の根底にはそれがあります。証券取引所とか官公庁の営業時間を1時間ずらすよりずっと不便は少ない訳です。
たとえば、フランスは、太陽の位置から考えれば本来時刻はGMT+0であるべきですが、それをGMT+1とし、さらに夏にはGMT+2に進めています(フランスの百科事典には、「ダブルサマータイム」と紹介されています)。それでもちゃんと回っています(ストはありますけど、それは別の要因)。なぜ日本のコンピューター技術だと対応しきれず、国民が混乱するような問題が起こるのでしょうか?
北海道と沖縄の日の出・日の入りの時刻が違いすぎる、という意見がありましたが、それは別の問題だと思います。その違いが許容できないなら、夏時間のあるなしに関係なく、沖縄を別の時間帯にすればいいからです。あるいは、過去にどこかの国であったように、標準時を子午線ではなく太陽の位置にあわせれるように主張すればいい。でも、日の出の時刻よりも、国全体が同じ時間帯にあることをメリットの方が大きいという国民的な合意があるから日本標準時に統一しているのだと理解しています。それは夏時間を導入しても同じことではないでしょうか。
みなさん、本当に生活は太陽を中心にして回っているのでしょうか?たとえば、日が長くなると労働強化になるという意見がありますが、会社は外が明るいと残業代を払わない、という制度になっているでしょうか?夏になって太陽が早く上るようになっても、どうして早く出勤しろとは言われないのでしょうか?
サマータイムの議論を聞いていると、金本位制との類似点があるように思います。貨幣に金の裏付けがなくなっても、貨幣は貨幣として機能しています。同じように、太陽が正午に真上になくても、ある程度近くにあれば、人々は時計の針の位置を見て動く、それはサマータイムを長年やっている国では最早ほとんど誰も疑問に思っていないことです。日本はこの点、特殊な国なのでしょうか?そうは思えませんが。。。
ちなみに、bewaadさんがインディアナはサマータイムを実施していないと書かれていましたが、今年から導入されました。
6月 8th, 2007 at 18:22:58
>>aquamarineさん
システム屋的経験論から「危ない橋は渡りたくない」というスタンスでレスをさせてもらっています。とにかくやるんだという事であれば、せめてそのコストは把握してからにしてねと言う事です。
今の時代、腕時計以外にも、携帯電話、パソコン、テレビ、ビデオ、炊飯器、エアコン、自動車その他もろもろ、一人あたり10個以上の時計を持っています。全部を把握している人はいないでしょう。100人程度の会社でも数百個の時計が現に稼動していると思います。そのうちの大半は、1時間くらいずれていても問題ないのですが、いくつかは業務にクリティカルです。が・・・ここの区別をつけているシステム屋さんはほとんどいません。なぜならこれまでは「時計のずれは数分以内」という前提で全ての仕組みが組みたてられているからです。最初からサマータイムがあった国であれば、時計が1時間以上ずれている可能性を考えてシステムを構築してきていると思います。日本の場合はこれからの対応となります。特に、日本はパンクチュアルの美徳が守られている珍しい国ですので、色々業務がルーズな時間に対応できないつくりになっている可能性がとても高いです。
バトルプルーフを受けていないみたいな感じで、「できない」ではなく「やってみないと何が起きるかわからない」というのが正解かなと。というわけで、導入の際には2000年問題の時並みの大キャンペーンが必要でしょう。そして、これを年に2回やらなければならないわけです。
労働時間の件は、経営側がサマータイムに積極的なのを見たら、「何かあるぞ」と想定するのは当然だと思いますし、現にホワイトカラーエグゼンプションやサビ残問題があるわけで。そういう事にならないために何らかの公的な保証が欲しいよという事ではないでしょうか。
>>bewaadさん
>企業間取引で完結する世界では、システム上の時間のズレはそのままにするという対応もありなんじゃないでしょうか。
会社内で複数のタイムゾーンが生じると更に厄介な問題を引き起こすかと思います。
そういえば、上で航空機の例を出しましたが、良く考えたら航空業界は全てGMTで動いていたと思いますので、サマータイムは関係ないですね。ただ、発着便の時間変更は必要になるでしょうね。
ちなみに、新疆ウイグル自治区と同様、離島にも公式ではない現地時間があるようで、沖縄に行くと沖縄時間というのがあります。「朝一番」というと11:00(JST)にあたるそうで、大体JST+2くらいのイメージです。偉い方ですと午前中はゴルフをされているようで、JST+4くらいになりますw
沖縄の人ごめんなさいorz
6月 8th, 2007 at 18:24:00
すみません。2回入ってしまいましたorz
6月 10th, 2007 at 0:03:14
>Baatarismさん
うがった見方をしますと、元号が典型ですが、時の経過をいかにカウントするかは、彼の国においては主権の重要な一部をなすわけで、とすればローカルのアングラタイムゾーンがあるというのは、古において異なる元号を用いた国・民族がごとく、「中華皇帝」の隷下にはないとの意思表示とも解することが可能でしょう。
>aquamarineさん
>なぜ日本のコンピューター技術だと対応しきれず、国民が混乱するような問題が起こるのでしょうか?
最初っからそれを想定しているかどうかの違いでしょう。コンピュータ化が進む前からサマータイムがあれば、それを前提にシステムを作りますが(うるう年と同じことです)、サマータイムを想定していないシステムが社会に行き渡ってからサマータイムを導入する場合には、既存のシステムを入れ替えるなり書き換えるなりしなければならず、そのコストたるや膨大ではないか、それに見合うだけのメリットがあるのか、という話になっているわけです。
たとえば、日本で来年から自動車は右側通行にするとすれば、信号や標識、インターチェンジ等々膨大な道路関連施設の入れ替えが必要ですが、アメリカでは何の混乱もなくできているのだから日本でそんなに混乱が起こるのはおかしいということにはなりませんよね。それと同じことです。
その意味で、インディアナ州の事例(ご教示ありがとうございました)は興味深く、そこでどの程度のシステム対応が必要であったのかは、検討に当たっての参考事例となるでしょう。ただしアメリカですから、スタンダードはサマータイム対応仕様であると考えられ、それがインディアナにおいても相当程度普及していたとすれば、コストは少なく済んだでしょうけれども。
>鍋象さん
補足ありがとうございました。
沖縄時間というと、別の意味を連想してしまうのは秘密です(笑)。
6月 10th, 2007 at 1:41:54
[ソフトウェア開発][経済][雑記]サマータイム制導入という…
「サマータイム、導入の動き再び」や「サマータイム関連2題」を疑問に読んでいて感じるのは、サマータイム制導入を推進しようとしている人々は、はたしてサマータイム制導入のコ (more…)
6月 10th, 2007 at 12:33:37
沖縄時間は、まさにその別の意味を、渾身のジョークにしたてたつもりだったのですが・・・orz
6月 11th, 2007 at 5:43:13
>鍋象さん
これこそまさにネタにマジレス・・・orz。
6月 11th, 2007 at 13:29:31
夏場に沖縄に行くと夜8時頃まで明るかったりしますね。サマータイムがなくてもサマータイムの目的が達成されているようなものです。w
だから沖縄時間とは県民による自主的な逆サマータイムの試みだったんだよ!
な なんだってー!w
6月 11th, 2007 at 15:24:47
いや、だから沖縄のネタはサマータイムじゃなくてタイムゾーンのくぁwせdrftgyふじこ・・・
6月 12th, 2007 at 9:09:32
>Baatarismさん、鍋象さん
ふたつとも、ということでよろしいんじゃないでしょうか(笑)。
8月 16th, 2007 at 11:16:29
>時間をシフトさせることに伴うコストは生活をシフトさせる場合には不要ですから、そちらの方が安上がりなのは確実ですから。
「確実」ですか?論証抜きはマズイですね。そもそも、おっしゃっているところの生活シフトというものの内容がよくわかりません。日本国のすべての人に生活シフトを命ずるのでしょうか?それともやりたい人だけ自主的に生活シフトするのでしょうか?後者の場合、あるグループが生活シフトにより被る費用はそのグループの属性によって異なります。例えば、あるワーキングマザーの職場だけが生活シフトすると彼女は保育所の時間変更や家族との関係調整等でかなりのコストを負担します。
このように諸個人、グループによって大きく異なる取引費用が予想できるので時間シフトをするのではないでしょうか?
それから、人間の思考・生活習慣はかなり時計に拘束されていると思いませんか?
この辺のところはアメリカ生活を体験するとよくわかります。webmasterさんは留学の経験とかありそうに見えますが、ないのでしょうか?なければ留学してみるのも良いんじゃないですか?
アメリカ生活の体験から言わせてもらうと、サマータイムは快適です。夜の9時までゴルフができますから。
8月 16th, 2007 at 12:51:39
>クロさん
絶対時間を観念すれば、たとえばGSTで0時が正午であるとして、ある期間中はGSTで23時を正午であるとするのか、それともGSTで23時は11時だけれども通例正午にするようなことを11時にしようとするのでは、少なくとも時間で管理されているシステムについての対応の要否がはっきりとわかれます。その分だけコストがかかるのはやはり「自明」でしょう。サマータイムで時間をずらすことが可能なら、これまでやっていたことを1時間ずつ早くやりましょう、ということだって可能でしょう。
システムより先にサマータイムありきなら、それを前提にシステムが構築されるでしょうから(たとえば、うるう年を無視するシステムはないわけで)、サマータイムがあったらシステム対応できないわけではないのですが、サマータイムを前提としないシステムを作り変えるのは、2000年問題等と同様の追加コストがかかりますよ、と申し上げているだけなのですが。
8月 16th, 2007 at 15:02:50
「通例正午にするようなことを11時に」しろと国民全体に命令することになりますね。全員がその命令に厳格に従ったとすれば、費用は安上がりかも知れませんが、それが不可能なことは自明でしょう。あるグループ・個人だけその命令に従い、その余が従わないとすると、そのジレンマによる諸個人・グループの被る費用は計り知れなくなります。それよりなにより、人間の思考・生活習慣を命令により変更させるという企てがナンセンスなことはやはり自明でしょう。
確かにアメリカのように戦争中にサマータイムが導入された国とこれからサマータイムを導入する国では異なることは理解できます。システムの変更は大きな公共投資になるでしょう。ただ、その際の費用−便益計算はそう単純なものではないと思います。というより費用−便益計算が適しているかどうかが疑問です。特に制度変更の予想せぬ結果を期待するとすれば。
私は、(東京の場合であれば)夜の8時過ぎまで明るい時がある生活がこの日本でできれば素晴らしいと感じますし、その想像力が欠如した費用−便益計算は陳腐だと思います。私は、今、極めて不快な気分で支払っている税金がサマータイム導入のために使われるのであれば、喜んで税金を支払います。
8月 17th, 2007 at 5:31:21
>クロさん
一応は政府から給料をもらっている身からすると、時間をずらすのか、時間を変えずに活動をずらすのかは、本質的には同じことをしているわけで、時間を変えるという手段であればより受け入れやすいというのは、それはそれで有権者の理性を軽視したものではないか、というように思ってしまいます。この場合の手段の違いは本質的な違いといえるのか、単に手練手管の違いなのか、という点についての評価の違いが、サマータイムというものの評価の違いに反映しているような気がします。
5月 27th, 2008 at 22:46:12
サマータイムで省エネになると言うけど
じゃあ、9時−5時の会社より8時−4時の会社は省エネなの?いっそ7時−3時にしたらどう?
サマータイムで省エネになると言うけど
じゃあ、東京より日没が1時間以上遅い鹿児島は素晴らしい省エネ都市ですか?
5月 27th, 2008 at 22:49:12
賛成派の人は、現在時刻が「逆戻りする」事の大変さを全く理解していないと思う。
冬時間>夏時間の切替日、1日の長さは23時間になる(夜3時という時刻が1時間丸ごとカットされてタイムシフトする)。その時間に予定されているタイマーは当然、全滅します。
もっと困るのは、夏時間から冬時間に切り替わる日。
時間が1時間逆戻りするんですが・・・
ほとんどのシステムは、そんな事は考えないで作られてますからね。銀行の残高が2倍になったり、電気の請求書が2倍来たりするかも。
いずれにせよSEは過労死でしょうね。2000年問題なんかの比じゃないです。