bewaad institute@kasumigaseki

  • archives by smart archives
  • 06/07/2007 (5:59 am)

    経済成長はすべてを癒すわけではないにせよ、やっぱり・・・

    Filed under: economy ::

    多くの人々が指摘し続けてきたことではありますが。

     厚生労働省は6日、2006年の合計特殊出生率(一人の女性が生涯に産む子供の数に近い推計値)が前年比0・06ポイント増の1・32になったなどとする人口動態統計(概数)を発表した。

     前年より増加するのは6年ぶりだ。厚労省は「景気回復を背景にした婚姻増などが理由で、長期的には低下傾向であることには変わらない」と見ている。

     06年の出生数の合計は109万2662人で、前年より3万132人増えた。死亡数は108万4488人と4年連続で100万人を超え、戦後では1947年に次いで多かったが、出生数と死亡数の差である自然増加数は8174人となった。05年は戦後初めて年間の人口が「自然減」となったが、今回は増加した。

     厚労省では、景気回復を背景に、正社員数が増えるなど雇用情勢が安定したことで、〈1〉婚姻件数が伸び、出産増につながった〈2〉第2、第3子の出産も増加傾向になった――と見ている。

     実際、06年の婚姻件数は前年より1万6708組多い73万973組で、5年ぶりに増加に転じた。ただ、平均初婚年齢は、男性30・0歳、女性28・2歳で、いずれも前年より0・2歳上昇し、過去最高を更新した。男性は初めて30代に達した。

     一方、人口動態統計では、自殺による死亡数が2万9887人と、4年ぶりに3万人を下回った。経済情勢が好転したことが最大の要因と見られる。交通事故による死亡数も8980人と、53年ぶりに1万人を下回った。死因で最も多かったのは、悪性新生物(がん)で、32万9198人と過去最高を更新した。

    読売「06年の出生率1・32に回復、長期的には依然低下傾向」(webmaster注:強調はwebmasterによります)

    もちろん、それなりの景気だからといって大勢は変わらなかったでしょうけれども(特に出生率)、98年以降深化したデフレを食い止めることができていたとしたなら、その後の10年間で年平均3,000人多く生まれ、自殺者が少なかったとすれば、6万もの人の命がより多くこの国に存在していたのだなぁと思うと・・・。

    次のページ »