ミートホープの偽装牛肉ミンチ事件と情報の非対称性
もちろん、ミートホープ社の虚偽表示は弁護の余地もありませんし、適切な情報開示体制が不備であることも事実なのでしょうけれども、そもそも虚偽表示が容易に可能であり、人為的な情報開示体制を整備しないとそれを見抜けないことが根源的理由なのです。経済学用語でいえば情報の非対称性があるということになりますが、よく教科書に出される例としては中古車の品質、現実の事例としては耐震偽装マンションもこの問題の範疇となります。
中古車の例で言えば、試乗でわかるような不具合‐エンジン音がおかしいとか、サスペンションが完全にへたっているとか‐は回避できるでしょうけれども、たとえば走行距離が偽装されていた場合、確率論的に故障が起こりやすくなるとしても、偽装どおりであれば統計的に本来1万km走行あたり0.5%のはずが、実際には1%だなんてことは、平均0.5%の分散としてそうであったこともあり得るわけですから、なかなか見破ることができません。
耐震偽装にしても、一定の加速度の地震に遭った際に壊れる確率を低く偽ったというものですから、そもそも地震が起こらなければ偽装かどうかが試される機会がありませんし、地震に直面して壊れたから偽装、壊れなかったから正確な表示とも限りません。その道のプロであっても見ただけではわからず、きちんと裏を取るには設計図等を基に構造計算をしなければならないわけです。
今般の偽牛肉ミンチにしても、加ト吉や味の素をはじめとする企業が気付かずに仕入れ続けた、すなわちプロが見抜けなかった偽装なのですから、素人が見抜けないのも仕方がありません。というわけで、情報の非対称性を緩和する措置が必要なのです・・・あれっ?
中古車は長い間乗ってみないとわからない可能性が高いですし、耐震偽装は地震が来てみないとわからない可能性が高いですが、では牛肉はと考えると、食べればわかるはずなのです。少なくとも、なぜ鶏や豚に比べて牛に高い値段がついているかといえば、高い金を支払うに値する味だと多くの人が思っているからということになります。視覚では判別できず虚偽表示にだまされたとしても、口にすることで高い金に値する味かどうかについての判別は簡単に可能となり、その時点で情報の非対称性は解消されることになるわけです。
#鶏、豚、牛はアレルゲンでもあるので、それによって肉を選んでいる人もいるでしょうし、ヒンズー教徒やムスリムは宗教上の理由によって肉を選ぶでしょうけれども、ここでは捨象します。
となれば、初回はだまされて買ってしまったにしても、二度とはだまされるはずがない、はずです。しかし実態はといえば、長きに渡り虚偽表示は行われ続け、今まで牛肉ミンチ製品であるとして口にしたものは、そうではないとは見破られてはこなかったのです。この事実が示すのは、牛肉に対する相対的高値は、味ではない何かのために支払われてきたということに他なりません。
それが何か、webmasterにはよくわかりませんが、食材を味で選びさえすれば、このような事態は生じるはずもありません‐今般の事件からわかるのは、上記のとおり、味の満足度でいえば、鶏や豚でも牛と同じ程度の満足が得られるということなのですから。どうせ牛を食べたって牛だとはわからないのだから、安い鶏や豚を買おうと合理的に皆が行動するならば、自ずと牛の値段も下がり、すべての消費者にとって幸せな事態が到来するわけですが・・・。
ま、ミンチだからこそ、ということは言えるでしょうし、コロッケ等に加工された後であればなおさらなのですが。仮にミンチでない肉の印象から牛がいいと思っているのであれば、ミンチは質の悪い肉でもそこそこ食べられるようになる、という事実ぐらいは学ぼう、ということでしょうか。ミンチにおいて元の肉が何かに過剰にこだわることの意味はそれほどありませんし、逆にそれほどこだわりたいのであれば、自分で挽け、ということになるのでしょう。
#webmasterの主観では、たとえばハンバーグだと鶏を混ぜたほうが食感がよくなる(脂の融点が低いため)と思うので、鶏や豚を「質の悪い」と評価するには抵抗もあるのですが、一般的な理解としては、ということで。





6月 25th, 2007 at 8:35:16
> 食材を味で選びさえすれば、このような事態は生じる
> はずもありません‐今般の事件からわかるのは、上記
> のとおり、味の満足度でいえば、鶏や豚でも牛と同じ
> 程度の満足が得られるということなのですから。
お忘れかもしれませんが、ミートホープ社の製品は、消費者向けだけではなく、給食、まあ、社食や自衛隊の糧食として納入されていたようですね。
この場合、購買担当者は「自分で食べる」わけではないので、味より価格を重視するようになってしまいます。
高級官僚の方は粗末な社食を食べることは無いでしょうからご存じ無いとも思いますが、社食って生ゴミみたいな味なんですよ。(ほんとだよ)
今回の事件で、その理由の一端が理解できたような気がします。
※あまりに社食が不味くて不健康なので、わざわざ銀座に出て、5倍の値段のランチを食べる人も居るわけです。
※あ、もちろん生ゴミ自体は食べたことがないので、生ゴミの味と同じかどうかまでは知りません。
ま、おそらくは、消費者=大衆といえども、血染め豚肉と牛肉の味くらいは区別がつくと思いますよ。(明確に「豚だ」とは思わなくても、不味いことくらいはわかるでしょう)
そして、おかしいな?と首をかしげながら食べていたのでしょう。
「所詮、冷凍食品なんてこんなもんか」と失望しながら。
6月 25th, 2007 at 9:09:22
[society]建築基準ってもんの意味が変わった事をどうと…
bewaad氏に釣られたけどエントリの主題から外れるんで、こっちで。 http://bewaad.com/2007/06/25/180/ 耐震偽装にしても、一定の加速 (more…)
6月 25th, 2007 at 10:06:16
ハンバーグやメンチカツならともかく、コロッケにわずかばかりしか入っていない挽肉のかけらが、牛であるか豚であるかを判別できる消費者はまれだと思いますよ。だからこそ、偽装がエスカレートしていったわけで。牛肉信仰があればこそのことなのでしょう。個人的には、牛肉よりも豚肉の方が好きですし、栄養の面や肥育のコストを考えると、牛肉のパフォーマンスは最低だと思っております。もちろん、食は好みですから、牛肉が好きな方を批判する気は毛頭ありません。
6月 25th, 2007 at 10:09:43
>安い鶏や豚を買おうと合理的に皆が行動するならば、自ずと牛の値段も下がり、すべての消費者にとって幸せな事態が到来するわけですが・・・。
豚の角煮を自宅で作って満足しているワタクシはコレに賛成したいですがー
西麻布夢彦サマの仰る様に、大量仕入れでコスト削減ザマス!と強要されるような場では各個人で肉を焼くのは無駄が多いのでダメなんでしょう。生肉の状態で確認すればミンチだろうと内蔵とそれ以外の筋肉や脂肪との差はわかります。粘膜が違うから。けど、加熱しちゃうと蛋白質は硬くなるんでわからないやね。
そういやこういう食堂には、ご意見箱が申し訳程度に設置されたりしてますが、ここに「まずい」と書いて入れる人って存在するのかしら? さらに「牛肉と違うのではなかろうか」などという疑問を書く人の存在やいかに。
と考えると食堂側経営者による抜き打ちの品質検(コスト増
6月 25th, 2007 at 11:41:29
牛の血球をまぜたとか報道していますし、牛肉エキスなど、「牛肉味の素」をいれていた可能性も有りますし。
>初回はだまされて買ってしまったにしても、二度とはだまされるはずがない。
これは逆で、初回の味が牛肉の味だとすりこまれて、しまった例はいくらでもあります。ししゃも、ワイン(赤い●)、コーヒー(インスタント)、かに風味かまぼこ、イクラ。。。。。
6月 25th, 2007 at 11:45:31
言いたかったのは、人造牛肉とか、牛肉味なんとか、でもって、市場での供給量もふえ、価格も安く、消費者も満足してきました。
問題なのは、牛肉でないのに牛肉と表示したことであり、ビーフ味コロッケとして安価な商品を供給することは、是とすべきだと思います。
6月 25th, 2007 at 12:10:12
その危険性に晒されている物は数多くあり、心配だからこそ大騒ぎしているのではないでしょうか。また業界も「悪貨」扱いされて駆逐されてしまっては堪らないという思いと。
その例が原産国表示ではないでしょうか。これは多分だまそうと思えばいくらでもできます。
情報の非対称性があるからこそ信用が大事で、それに払うコストが大きく、消費者も有名メーカーの暖簾を少々高くても購入するわけです。高いもの、国産、牛なら美味いという妄想入りで評価しているわけで。どこまで信用できるか分からない業界のものを食わなくても全く問題ありません。
というわけで私はコロッケ・ハンバーグから少し遠ざかります。
6月 25th, 2007 at 12:30:18
経済学的には、国内外を問わない、牛肉生産者に与える外部不経済を考えるべきかと思います。
牛肉生産者は、挽肉や雑肉についての一層厳格な管理をしない限り、価格の下落に直面させられることになります。
彼等はコロッケ用の挽肉だけ作っているわけではありません。理不尽でしょう。
また、消費者は安い牛肉の管理コスト上昇を、負担の全てではないにしても甘受せざるをえません。中長期的には、高い牛肉はより高く、安い牛肉もそれなりに高くなることが見込まれます。
6月 25th, 2007 at 15:21:23
コンビーフとニューコンビーフの差が分からないと難しいでしょうね
6月 25th, 2007 at 17:17:39
1.ミンチはNGだけど、ミートボールはOK?
http://www.amazon.co.jp/dp/4492222669
扇動的すぎて、嫌いなタイプの本ではありますが、現実ではあります。
2.味と価格
>食材を味で選びさえすれば、このような事態は生じるはずもありません
おっしゃる通りですが、旨いものを食った事が無い人は、味の相対化ができないと思います。昨今食育という事が言われていますが、そういう事もあると思います。逆に、食った事が無ければわからないから幸せだともいえますがorz
ある種の高級素材は、ほとんど一期一会だったりして、なかなか味わうチャンスは無いので、意識的に旨いものを食っとこうかなどと思ったりします。
あんまり具体的に書くと風説の流布になりますから曖昧に。駅弁でウナギ弁当がありますよね。あれ国内産(アンギラ・ジャポニカ使用)がどれかわかる人はいますか?いや、わからない人はいますか?
実は2つ並べて食えば100%の人が見分けられると思います。味の差は歴然としています。でも、多分食べ比べた経験がある人は少ないんだよねぇ・・・。
昨今の加工食品(惣菜・弁当などの中食)や外食産業では、先に売れる価格帯の設定有りき。その次に目標利幅を確保しつつ、中身を豪勢に見せるように副菜のオカズを決めます。これらのケースでは価格はほとんど一緒で、見かけの豪勢さに差がでます。そして偽者ほど売れてしまいます。ご注意ください。
これ、売ってる側には悪いことをしているなどという意識はまったくありません。そうしないと売れない(ユーザーチョイス)からやっている事です。
3.価格とブランド
消費者の行動として、価格でのシグナリングとブランドでのシグナリングが矛盾した時に、価格でのシグナリングを無視してブランドで選ぶ傾向があるように思います。
価格が高い商品を買ってマズいと損をした気になるけど、ブランドを信じて買ってマズくても安ければまあ仕方が無いと。それゆえ、毎度毎度同じように安物買いしているように見えます。
内食向け素材は付加価値が低いので、価格の方がずっとずっと信用できると思うのですが。まあそうもいかないので、表示義務についてはきちっと守らせるように、捜査や内部告発制度の充実と罰則の強化を進めていって欲しいと思います。
ちょっとチャレンジングな仮説を言いっぱなしさせてもらうなら、ブランドシグナリングが価格シグナリングを凌駕する事で、正しい情報をオーバーライドしているケースもあるという事で。
4.牛肉が高価な理由
需要側の要因だけじゃありません。牛は飼育期間が長いのと、高級肉は相当高く売れるので手間隙かけていまして、供給曲線=費用関数が豚・鶏よりコスト高な形状になっている故に、1kgあたりの受給均衡の価格が高くなってしまうのだと思います。
グラスフィードのオージービーフのへたれっぷり(料理方法が違うのもあるけど)を考えたら、素で低コストで作った牛肉はそれほど旨いものではないと思ったりします。
なお、生鮮3品は、養殖・牧畜のような生産量が調節できるタイプのものであっても、白菜の価格変動が激しすぎると書いたと同様に、結構激しく価格が変動しています(生産量決定から収穫までのタイムラグ)。肉の場合も卸市場価格は年中乱高下していて、問屋がストックを持って価格を安定化させています。ここは、産業単位で生産性改善の余地があるんじゃないかなと思っています。
P.S.
東南アジアに行くと鶏肉旨いですよ。あっちにはブロイラーがいないからかな。生産性向上も大事だけど、味が落ちた・品質が落ちた分の補正もした方がいいんじゃないかと、内心思ってしまったりします。先日新庄で食べた鶏モツラーメンも麺は苦手タイプだったけど、ダシが効いていて旨かったっす。
というわけで、最近は、食材では地鶏系、店では実際に美味しい高級居酒屋がお気に入りです。
6月 25th, 2007 at 18:16:25
報道によると、豚や鶏のミンチに牛脂を混ぜれば大抵の人は牛ミンチの味を感じるそうで、それをミートホープ社の社長は判っていて牛脂を混ぜるよう指示したということのようです。DNA鑑定とかすると牛肉が全く検出されないコロッケのサンプルもあったようですから、常に牛脂が混ざっていたわけでもないかも知れませんが。
6月 25th, 2007 at 20:23:30
>牛肉に対する相対的高値は、味ではない何かのために支払われてきたということに他なりません。
見栄じゃ。自分は初めて高いワインを飲んだ時、舌が下賤と周りに思われたくないから良く分からぬまま「おいし〜」とか言いましたけど(笑)。あれと似てるんじゃ。
まぁ今回は、じゃがいもと混じったらほぼ誰も分りませんから見栄なんて言うのも大袈裟でしょうけど。
6月 25th, 2007 at 22:21:18
>食った事が無ければわからないから幸せ
俺はこれだな。
化学調味料バンザイ。orz
6月 26th, 2007 at 0:20:33
昔、コメント欄で似たような話があったなぁということで
http://bewaad.sakura.ne.jp/20060821.html#c18
6月 26th, 2007 at 3:29:24
>西麻布夢彦さん
社員食堂等でコストにうるさいというのであれば、偽装牛ではなく鶏・豚を使えばもっと安く上がるわけですよね。にもかかわらず、普通の牛よりは安いにせよ、鶏・豚よりは高い偽装牛を使ったあたりに、牛に味以外の何かを見ているのだろうと思うわけです。どうせまずいというのであれば、極論言えば魚肉ソーセージだっていいわけですよね?
>e-takeuchiさん
肉入りコロッケを好むとしても、豚コロッケで何の問題もないはずなんですよね(ムスリムや豚アレルギの人を除けば)。牛肉でないものを牛肉として食べてもおかしいと気付かないのに「牛肉好き」とはこれ如何に、という気もします。
>まひわりさん
きちんと原価計算したわけではなくあくまで山勘ですが、鶏や豚のミンチとして売った場合、あれこれ加工するコストを勘案すると、ばれるリスクをカバーできるほどには儲からないのではないか、という気もします。この山勘が正しければ、高く売れる牛だからこその問題であって、コストに敏感だというだけでは説明がつかないのかな、とも。
>通りすがりさん
虚偽表示が悪いことについては(エントリでも書いたように)まったく異存はありません。その上で、という話ではありますが、ステーキ屋に行ってハンバーグステーキと普通のステーキとでなぜ価格差があるのか、つなぎその他で多少かさは増えているにせよ、それだけ手間も増えているわけで、挽肉とブロック肉において相当程度原価に差があるということは容易に想像できるはずなんですけれどもねぇ、とも思うわけです。仮に牛肉だとしても、質の劣るものが使われていて当然なわけで。
脱線ですが、牛肉と刷り込みといえば、赤身より霜降りをありがたがるのも同じ文脈であるような。
>woodさん
情報の非対称性への対応が必要だとはエントリでも触れておりまして、ご趣旨に反対するものではありません。しかし、他方で、これだけ産地偽装その他の問題が食品産業において生じるとは、食品産業従事者にアウトローな人間ばかりが集まっていると想定するよりも、誰でもそうしたくなる構造があるということを申し上げたいわけです。
>rijinさん
とりあえず味や風味といった味覚に与える快楽の程度によって値段が決まるとすれば、エントリで書いたように、明らかに今の牛肉はそれ以上の価格帯に位置しているわけです。その価格でしか消費者が買わないとすれば、供給が細るのか生産性向上によりその価格でもやっていけるように体質改善がなされるのかはともかく、それはそれで市場均衡となります。管理コストをそのまま転嫁することが可能であるとすれば、それ自体が牛肉の財としての特殊性を表すものでしょう。
>sakimiさん
ランチョンミートも、製法を同じくすればコンビーフもどきとして通用してしまうのかな、という気もします。
>鍋象さん
>4.牛肉が高価な理由需要側の要因だけじゃありません。牛は飼育期間が長いのと、高級肉は相当高く売れるので手間隙かけていまして、供給曲線=費用関数が豚・鶏よりコスト高な形状になっている故に、1kgあたりの受給均衡の価格が高くなってしまうのだと思います。
これは逆なのではないでしょうか。高くても売れるという需要側の要因に供給側が対応している、ということでしょう。そもそもグラスフェッドな赤身肉しか牛肉として需要されないなら、そんな高コストの育成などどの畜産農家だって手がけないでしょうし。
>アングラさん
アイデア系のTV番組で、こうすれば安く牛肉の味が得られる、といった特集をして、なんだ、こんなに簡単なんだということが広まれば、その手のことが広く行われているに違いない、という食品リテラシの醸成につながるのかもしれません。
>おのさん
わからないなら豚コロッケでいいわけで、にもかかわらず牛コロッケを買ってしまうのは、他人への見栄とか、自分へのご褒美とか、そんなものなのでしょう。
>BUNTENさん
これまで何度かエントリを起こしているように、私もファストフード礼賛派(笑)ですので、まったく同感でございます。
>小僧さん
blog主のくせに忘れておりましたorz。ご教示ありがとうございました。
6月 26th, 2007 at 6:03:44
コロッケにおいて、少なくともカト吉にとって、仕入れねは六割から半額の破格値だったわけで、情報が非対称だったわけではない。
ただし、それがカト吉のマネジメントによって、消費者にとっては、少額の値引き商品になっていたとするならば、非対称といえるかもしれません。
その意味で、耐震偽装マンションの場合は、合理的な理由が見つからぬ激安価格なマンションだった。ということではないですか。
この場合は、安いのではなく、同じ値段で広いという印象操作を行なって、非対称な印象を避けようとしたようですが…。
結局のところ、消費者は値段で内容を判断する。
その判断要素を狂わせるために、マージンを多くとった販売会社が悪の権化なのでしょう。
6月 26th, 2007 at 8:36:06
> 鶏・豚よりは高い偽装牛
ピ、ン、キ、リ
まともな肉は、鶏でも高いですよ。
ミートホープのやり口で、悪辣なのは賞味期限切れの処分品を買ってきて、賞味期限をごまかして売っていることですね。
これだと生ゴミの味がするのも当然です。
あ、いや、生ゴミ食ったことはないのですが……
まあ、社食の購買担当は、牛肉に幻想があるわけではなくて、レシピに「牛肉ミンチ」と書いてあれば、牛肉ミンチで最安値のものを買うでしょう。
社食を食う人は、別に牛肉にこだわっているのではなくて、皿の上にコロッケがのっているから食べているだけですね。
あと、鍋象様に対するコメントで気になるのは……
> これは逆なのではないでしょうか。高くても売れるという需要側の要因に供給側が対応している、ということでしょう。
「ものつくり」というのをご理解いただいてないようですね。
まともなメーカーの人間は、需要に合わせて生産するなんて「恥」だと考えています。(生産調整は別)
最初に「つくりたい」最低品質の定義があって、適正利潤を乗せて売るのです。
(消費者は自分の内なる需要に気がついていないのですから、メーカー側が製品をデザインしてご提案させていただくのです)
売れない場合は、生産者のリスクとして回収して廃棄するのです。
ミートホープのような「安かろう悪かろう」というやり方は、「商人」のやり方でメーカーの風上にもおけませんね。
ミートホープの偽装が始まったのは、10数年前とのことですので、ちょうどバブルで拝金主義が蔓延し、日本人が「ものつくりの魂」を失ったころと合致するかもしれません。
あと、牛について
> グラスフェッドな赤身肉しか牛肉として需要されないなら、そんな高コストの育成などどの畜産農家だって手がけない
不味いものより上手いものに需要があるのはあたりまえですね。
そして、牛を食う人は「グラスフェッドな赤身肉」が食いたいわけでもないですしね。
(高級官僚は、庶民はゴミ食って生きているとでも思っているのでしょうか?)
消費者だって、明示的に牛を食いたいときは、100g2,500円以上の牛を、精肉店で目の前で切り分けさせるものでしょうに。(冷凍肉とか出されると困るしね)
ええ、消費者が明示的に牛を食べたいときは、偽装肉は買いません。
加○吉はすっとぼけてますが、ぅゎ、何をするやめろ. はなくぁwせdrft · gyふじこlp …
まあ、肉の話をすると、畜産農家が自分の製品に愛情を込めて、少しでも品質の高い製品を作ろうと努力しているだけのことですし、「グラスフェッドな赤身肉」って、それ専用に作っていると言うより、牛から「まともな肉」を取った後の残り滓じゃないでしたっけ?
(教えて畜産農家さん)
6月 26th, 2007 at 9:31:42
> 管理コストをそのまま転嫁することが可能であるとすれば、それ自体が牛肉の財としての特殊性を表すものでしょう。
管理コストの上昇を消費者が全て負担すると言っているつもりはないんですが…。
牛肉生産者側に配賦された管理コストの上昇は、価格をある程度維持できたとしても、経費の上昇と利益の減少に繋がります。利益の減少は、もともと利益幅の小さい業者に重く、場合によっては赤字に転落するでしょうし、利益幅の大きい業者にとってはそれほどの危機を招くことはないでしょう。
消費者が特売でしか見向きもしないような肉を生産するほうが利益幅が大きいのでしょうか? …一般にこっちは薄利多売になっているんではないかと思います。場合によっては管理コストを新たに負担するまでもなく、価格低下に耐えることを強いられるのかも知れません。
対して、ボーナス時期や宝くじに当たったときにしかお目にかかれないような高級牛肉というのは、貧乏舌の自分にはおいしいということは分かっても、値段相応かどうかは全く分からないわけですが、薄利多売でやってらっしゃるとは到底思えません。…そこがブランドの強みと旨味というわけでもあります。
で、問題なのは、結局、管理コストの上昇が直接もたらす価格の上昇よりも、安い肉はより不味く、高い肉はより高くなるだろう点で、一部の不心得者を放置することによる外部不経済の話に戻ってくるわけです。
6月 26th, 2007 at 15:59:45
>>bewaadさん
どちらかというと、飼育期間の差による供給曲線(費用関数)の違いで見てほしいです。標準的な飼育期間は、鶏55日、豚210日、牛900日くらいです。生産kgあたりの面積とかも違うのでしょうけど、まあ日数でわかっていただけるかと。
仮に、消費者側が牛と豚の選好が無差別だったとすると、需要曲線の形状が一緒の2つの別々の市場で分析できます。ここに牛・豚それぞれの供給曲線を当てはめると、供給曲線の違いで、牛は高価格少量、豚は安価多量という、それぞれの均衡点が導き出されます。
まあ、現実には同じ需要曲線という事はありえませんが、牛が高いのは需要側の要因というより、手間がかかるからであるという供給曲線側要因ということで。
その後、牛が高級化していくのは、また別の話(商品を別の高付加価値財に切り替える事で需要曲線を右シフトさせる)ですのでこちらは割愛。
>>西麻布さん
>「ものつくり」というのをご理解いただいてないようですね。
それは業種によっていろいろだと思います。西麻布さんの例はかなり高級品のケースだと思います。僕が上で例示したように、「値ごろ価格帯」ありきで、品質を変える事で利幅を稼ぐやり方が一般的な業種もあります。
あとグラスフィードってのは牧草飼育という意味です。対してグレインフィードが飼料飼育(トウモロコシなど)です。グラスフィードは脂肪が少なく、固めで、牧草の香り(というか、独特の匂い)がします。
外食産業では、米国産牛肉の輸入禁止で、一時期オージー牛肉しか選択肢がなくなったのですが・・・タイ米騒動の時と同じで味も、合う料理法もぜんぜん違うものです。端的に言って主食で牛を食う人たち向けですので、日本のようにおかずにしておいしい牛ではありません。既存のメニューのまま肉だけ置き換えをすると信じられないくらい不味いものができあがります。吉野家がUSビーフの輸入再開まで牛丼をやめたのもわかります。
さて、もう一度>>bewaadさんあてに戻って。
ミートホープの件、賞味期限切れは品質上は問題ないけど味や色が変わっているという意味で、相当安全サイドに期間を決めていますので、実はあまり問題ない可能性があります。そもそも肉は腐る寸前が一番ウマいんですよね。熟成と称して流通過程で問屋にてわざわざ寝かせています。
で、豚・鶏を混ぜたものを「牛として売った」事は問題です。が、もしかしたら「ミートホープの合い挽肉は実際においしい」のかも知れません。ついさっき来客の方と話をしていて出たネタで、ニュースを見ていないのでどこまで話をしてよいのかわからないのですが、ここの挽肉を使ったコロッケを売っていた某コンビニ。実はコンビニコロッケの中ではウマいので有名でした。
6月 26th, 2007 at 23:49:55
>> 鍋象さん
「消費者側が牛と豚の選好が無差別」というのは「独立財」の間違いではありませんか?
牛と豚が無差別(=無差別曲線が斜め45度の直線)なら、収穫逓減が効いて牛と豚の価格が等しくなるか、牛肉が市場から駆逐されるはずです。
現実的な設定でも、牛と豚の価格差は需要側の要因が重要だと思います。高級品を別にすれば、牛と豚にはかなりの代替性があり、無差別曲線の傾きは狭い範囲に収まると思われます。それが正しければ、供給側の事情によらず牛と豚の価格比は無差別曲線の傾きの範囲内に収まることになります。そこからはみ出すような供給ショックがあれば一方の肉が市場から消えます。
6月 27th, 2007 at 0:20:17
>>弥次郎兵衛さん
無差別っておっしゃるとおりですね。申し訳ない。
今しばらく熟考してみます。
6月 27th, 2007 at 3:51:20
>スポンタさん
加ト吉にしても、他社が出せない価格の秘訣は見抜けなかったわけで、そこに情報の非対称性があったということでしょう(あれだけの偽装を承知で「牛肉」として買っていた(=事実上の共犯)、ということではないと仮定します)。
>西麻布夢彦さん
レシピに牛肉と書いてあるもの(それも、ステーキ等ならともかく、コロッケで)を選ぶ段階で、バイアスがかかっているということでしょう。
供給側が作りたいものを作るのは勝手ですが、それがニーズに適わなければ売れずに市場から消え去るだけのこと。そうした淘汰を通じて、最終的にはニーズに適うものを作ることができる供給者が生き残っていくものです。
グラスフェッドの赤身肉、本当においしいものを食べたことあります? オーストラリアとのEPAで日本の肉牛農家が壊滅的打撃を受けるとしている農林水産省及び肉牛農家自身、ガチンコで勝負すれば勝てないとわかっているはずで、日本の高い人件費等を反映してなんとかギリギリ商品になるのが霜降り系の肉だ、ということに過ぎません。
>rijinさん
西麻布夢彦さんへのお応えに重なりますが、日本の産業構造では、UNIQLOで売っているような服が日本産では揃えられないように、廉価でそれなりの品質の牛肉を提供することは困難です。オーストラリア等とEPAを締結して輸入を自由化すれば、各地ブランド牛のように高値で売れるもののみが国産で残り、鶏や豚と大差ない価格帯の牛肉を外国産で満たすことは十分に可能だと思います。
>鍋象さん
上記各氏へのお応えに重なりますが、お示しの供給曲線そのものが国内畜産農家を前提にしているわけで、アメリカやオーストラリア、アルゼンチンで行われている超大規模粗放飼育とは、まったく供給曲線が異なってくるわけです。たとえば↓によれば、オージービーフだってグラスフェッドとグレインフェッドでは約2倍の価格差があるということで、つまりは霜降りを作るから高くなる(ので上記諸国とも何とか勝負になるけれども、赤身では絶対に上記諸国には勝てない)というのが前提になっていると理解しています。したがって、「牛が高いのは需要側の要因というより、手間がかかるから」というのには、なかなか頷けないのです。
http://www.kawamataya.com/
でまあ脂をうまく感じるのはヒトの本性で(だからこそ、お示しのようにミートホープ産の方が「うまい」可能性があるわけで)、赤身肉をうまく感じる方が文化的所産なんですけれどもねぇ、と個人的には霜降り礼賛に納得がいっていないのです。
>弥次郎兵衛さん
補足いただきありがとうございました。
6月 27th, 2007 at 10:02:02
> グラスフェッドの赤身肉、本当においしいものを食べたことあります?
ありません。
ボクの行きつけの肉屋さんには、三田牛と松阪牛しかおいてないので。
本当に美味しいのなら供給してくれないと、生産者の怠慢としかいえませんね。
(流通確保もメーカーの責務)
まあ、味なんて主観的なものを議論していても生産的ではないので。
さて。
どうも、噛み合わないと思っていましたが、管理人様がジャンクフード(ファストフード?)が好きだと書かれているのを見て合点が行きました。
> すべての消費者にとって幸せな事態
この「幸せ」の捉え方が違うのでしょうね。
ボクは、およそ牛を安く買える社会より、国産の高級肉が生産され、流通し、購入できる社会の方が「幸せ」だと考えるのです。
これなら、国内で金が回るので、国内の富が増えます。
(富の総量は単純に言えば、通貨供給量×流通速度)
しかも、単純に家賃(地価)や株価が高騰するような、内実は何も変わらないのに、価格だけが上昇するという話ではなく、現実にサービス水準は向上しているわけです。
そして、生活コストの上昇は、所得の拡大で補えばいいのです。
まあ、まずは減税からはじめて。
(景気が良くなれば、給与も増えるだろうし)
一方、管理人様は、低価格の商品が流通する方が、コストの安い生活が送れて「幸せ」だとお考えのようですね。
個人的には、赤身肉しか買えないけど生活費の絶対額が少ない人生より、生活コストは高いけど収入もそこそこで美味い肉を食える人生の方が「幸せ」だと思いますが、まあ、これは見解の相違でしょうね。
(美味しさを感じる対象も違うようですし)
※ちなみに私は、マ○ドナルドのハンバーガーや吉○屋・す○屋等の牛丼を食べると胃腸が荒れて吐くので食べれられない「不幸な」人間ではあるのですが。
個人的にこだわったのは「庶民は肉の味もわからんくせに、イメージ云々」というところで、ええ、私は牛肉の味にはうるさいのですよ!(`・ω・´)つ
(ヒラリー・クリントン流の率直な言動は、庶民をピリピリさせると思いまっす)
※なお、私の人生遍歴では、オージービーフもアメリカ牛も食べてきましたが、やっぱ三田牛サイコー!という結論に達しました。(水が違うよね!水が!)
6月 27th, 2007 at 11:21:13
> オーストラリア等とEPAを締結して輸入を自由化すれば、各地ブランド牛のように高値で売れるもののみが国産で残り、鶏や豚と大差ない価格帯の牛肉を外国産で満たすことは十分に可能だと思います。
…いや、だから、国外の生産者だからといって、価格低下で利幅が削られることは間違いないわけで、そこで管理コストを負担しないで価格下落を甘受する(当然、生産コストにさらに切り込んでいく)か、管理コストを負担して価格にどこまでコストを転嫁できるかで消費者と勝負をかけるか、の選択を迫られるワケです。
生産コストを削減して、さらに旨い肉が出てくるんなら、とっくにどこかの國の誰かがやってるんじゃないでしょうか。
6月 27th, 2007 at 18:43:22
牛肉は高級品と普及品、全然別物なのに同じ牛肉ですからね。普及品はもしかしたら、弥次郎兵衛さんのおっしゃるように豚と無差別で生産が減少していく過程なのかも知れません。そしてオージーのグラスフィードなら豚とコスト面で合うと。ミートホープじゃないけれど、今の時代、加工品レベルだと、後からいくらでも(本当に美味しいかどうかは別として)食って文句を言わない程度の味にできますから。
一方高級和牛は全然別の商品として今後も残るでしょう。そういう商品の供給が細らないように、ちゃんとしたものにちゃんとお金を払う人が存在し続けないといけないですが。
>>西麻布さん
但馬の流れなら、ブランド名より等級を見た方がいいですよ。等級が一緒なら無名産地の方が価格面でお得です。
ちなみに、僕もす○屋は吐く寸前まで行くので二度と行かない事にしています。あれはひどい。
P.S.
そういや、本日お昼に食べた駅弁。まむし丼弁当(どこかわかってまうがなw)。「国産ウナギ使用」と書いてありましたが、上段はいわゆる外国のウナギ。ご飯と混ぜてある中には確かに国産ウナギ(アンギラ・ジャポニカ)が混ぜ込んでありました。「100%」使用とは書いていないしね。
というわけで、1食分の価格で2種類を食べ比べしたい人は新大阪駅へゴーw
6月 27th, 2007 at 19:53:42
>赤身肉しか買えないけど生活費の絶対額が少ない人生
グラム30円台の鶏肉とか、よくてグラム60円級の豚腹身しか食えない人生と化しているわが人生の評価は…。orz
いあ、特売で買ってくるいっこ80円バーガーの原料表示には牛肉も書いてはあるのだが、何がどれだけ入っているものやら。(エキスだけ使ってある場合でも、アレルギーの関係で「原材料の一部に牛肉を含む」みたいな表示になるからなぁ。)
6月 28th, 2007 at 4:46:00
>西麻布夢彦さん
おっしゃるとおり何を以ってよしとするかは人それぞれですが(ちなみに私だって、何でも安ければいいとは思っていませんよ(笑)。価格と品質のバランスだと思ってます)、今のように国産牛を優遇する制度は、赤身肉好きから霜降り肉好きに所得移転が行われているに等しいわけで、なぜ霜降り肉好きの人間が霜降り肉を安く手に入れるために赤身肉好きがコストを負担しなければならないのか、という不満があるわけです。霜降り肉好きの人が霜降り肉を楽しんでいただくのには何の異存もありませんが、それは赤身肉好きの者へ負担を転嫁せずにやってほしいなぁと。生産者の怠慢といいますが、EPAでも締結してきちんと内外無差別にならないことにはどうしようもないわけで。
>rijinさん
牛肉の関税を引き下げれば、その分は自動的に価格が下がります。供給側の負担増/利幅の減少とは関係なく、その分だけは間違いなく価格低下余地があるわけです。
>鍋象さん
そういう目的で新大阪駅に行く人がたくさんいるなら、日本人の舌も捨てたものではないですね(笑)。
>BUNTENさん
ブロイラーはダメだ、なんて風潮が広まってしまうと、鶏肉も遠ざかってしまうことになってしまうわけで、高くていいものを食べたい人におかれては、安くてそれなりのものを食べたい人の存在を覚えていてほしいものです。
6月 28th, 2007 at 6:56:37
>ブロイラーはダメだ
輸入再開後も米国産牛肉をスーパーで見かけないのはたぶんそのせいで、需要が採算点以下になるとばっさり仕入れを切られるのがつらい。
>安くてそれなりのものを食べたい
いあ、正しくは「金不足で安物しか食べられない。」orz
バイオ燃料で食料価格が高騰して、安物しか食べられない人のことも考えろという筋の批判も出ているようです。誰だったかが”燃料用アルコールは食えない物から作るべき”と言っているのを見ましたが、同感です。
問題は、その筋の批判は大半が”アフリカで飢えている人がうんちゃら”であって、国内の貧乏人はたいていの人の頭からは抜け落ちていることでしょう。orz
6月 28th, 2007 at 9:25:30
> 鍋象様
> 但馬の流れなら、ブランド名より等級を見た方がいいですよ。
> 等級が一緒なら無名産地の方が価格面でお得です。
おお、なるほど!
勉強になりました。
6月 28th, 2007 at 10:45:43
> 牛肉の関税を引き下げれば、
今回のコロッケ事件によって関税が下がる可能性はどれほどのものでしょう。
6月 29th, 2007 at 5:01:59
>BUNTENさん
直接は食べられなくとも、人手をかけて植物を育てる以上は、何らかの形で競合はしてしまうのですけれどもね>バイオ燃料原料。たとえば稲わらにしても、現に肥料や飼料として用いられているわけで、間接的にはそれらの転用は肥料価格や飼料価格に影響するでしょうし、何より農地・農業者というリソースを食い合うわけですから。
>西麻布夢彦さん
鍋象さんは、コメントから察する限り私なんぞより数段上の舌をお持ちのようですから、私のしょーもないコメントの100倍ぐらい聞く価値があると思います。
>rijinさん
今回の事件が及ぼす影響はほとんどないでしょう。
6月 29th, 2007 at 13:35:10
僕の場合、舌ではなく、仕事上得た知識ですorz
6月 29th, 2007 at 16:57:27
ありゃ、書いたつもりの記事が入ってない。orz
>何らかの形で競合
木材からアルコールを造るとしても普通なら農林資源の食い合いになるのは事実ですが、食えないものの例にあがっていたのはたとえば建築廃材(廃木材)の類だったと思います。別の例を挙げるなら、廃油ディーゼル燃料等であれば元が食料向けでありながら食料との”競合”はとりあえず考えなくてもよいわけで。
この場合、単に廃棄するより環境に良いかどうか(廃油燃料製造のエネルギー収支)とか、条約上の二酸化炭素排出計算に反映できる仕組みがあるかどうかとかの論点があり得ますが、そのへんはよくわかりませんです。
6月 30th, 2007 at 16:14:54
>鍋象さん
プライヴェイトにもフィードバック可能で一粒で二度おいしく、大いにすばらしいことではないですか。
>BUNTENさん
お示しのものであれば、おっしゃるとおりですね。私の早とちりでした。メディアの報道っぷりに毒されてますね、自分(笑)。