続・人智の及ばざる公的年金、あるいは申請主義の存在意義
前のエントリの趣旨を、政府が公式に認めました。
政府は6日の閣議で、年金記録漏れにつながる記録のミスを政府として初めて認識したのは、「1964年9月以前」とする答弁書を決定した。
氏名や生年月日の記録ミスが40年以上前から明らかになっていながら、有効な対策がとられずに放置されていたことになり、改めて社会保険庁の無策が問題視されそうだ。
(略)
答弁書によると、記録ミスが確認されたのは、64年9月1日付で、社会保険庁年金保険部業務課長名で社会保険事務所に対して出した「厚生年金保険被保険者台帳記号番号の確認について」という通知文書。「いぜんとして再取得及び重複取り消しの際の台帳記号番号(厚生年金番号)確認誤りによる記録事故が多数発見されており」との記述があった。
読売「年金記録漏れ、政府のミス初認識は「1964年9月以前」」
「有効な対策」なるものは、少なくとも保険料方式を維持する限りは、それほどなかったのではとのwebmasterの認識は前回書いたとおりです。組合の力が強かった社会保険庁職員に大いに責められるべき職場慣行があり、それが問題をそれなり悪化させたのは事実でしょうけれど、では全職員がまじめに取り組んでいればミスがなかったかといえば、そのようなことはあり得ないでしょう(し、全職員が長きに渡ってベストを尽くし続けるというのは、ヒトという生物に求めるべくもないことである)‐頑張ればミスがなかったと考えるのは、旧軍の精神主義に相通じるものがあるようにとwebmasterには思えてくるのです。
失敗学とかフールプルーフとかフォールトトレランスとか、そういう発想で考えないことには、きちんとした再発防止につながらず、かえって問題を妙な方向に捻じ曲げるおそれがあるのではないでしょうか。個別の問題ある職員を批判することはもちろん必要ですが、事故を起こしたドライバーを全員終身刑にしたところで交通事故がなくならないように、個人をいくら責めたところでなくならないものはなくならないのですから。





7月 7th, 2007 at 9:08:32
40年間、問題があることを認識しつつ抜本的対策を取らず、必要性を訴えることすら行わなかった人間を、私はプロと認めません。
> 「有効な対策」なるものは、少なくとも保険料方式を維持する限りは、それ
> ほどなかったのでは
この記述に対して来るであろう批判をwebmaster氏は当然予想なさっておられる筈です。それでも書いた。失望しました。
7月 7th, 2007 at 10:25:49
ただ思うのですが、bewaadさんのご指摘は最新の危機管理論などからすればおそらくは妥当でそれほど外れていないと思うのですが、この問題に関しては多くの国民は左右支持者とも「悪者探し」という域から一歩も出ていないと思いますし、経済政策論議に見られるように世間知的な認識から距離を置くことの難しさはbewaadさんも重々ご承知でしょう。それが政治的言説となりますとその辺の機微をうまく汲み取ると言いますか、世論に迎合したふりをして裏では合理的対処を行うというやり方が広く行われてきたというのが実情ではないでしょうか?その意味では今回のエントリ内容についてはホンネを披瀝しすぎて庶民の反感を買うというドツボにはまり込むきらいがあり、仮に政治家であれば失格と相成るわけで。だってこのような発想では結局叩くべき「敵」が明確にならないわけで、誰かをスケープごとにしたくてしょうがない庶民感情に逆らうことになりますからね。しかし本当に必要なのは責任追及より、いかに傷口を広げないか、再発を防ぐかということなのはどんな分野でも常識なんですけど。
7月 7th, 2007 at 10:43:31
あの、譬えが悪すぎではないでしょうか?
>事故を起こしたドライバーを全員終身刑にしたところで交通事故がなくならない
無謀運転をやめろ、運転できない人に免許を与えるな、といった話でしょう。
>1/10だったとしても未統合が500万件はあるわけで。
こういうでたらめをいうなら、10年間で2億5千万件を処理してきたのだから、45分働いて15分休む、1日5000タッチの入力しか働かない社保庁職員が、2割だけ余分に働けば、
10年間で5千万件余分に処理できて、今頃は問題なかったはずでしょ。
2割の追加労働は、45分働き15分休みを54分働き6分休みにして、1日5000タッチを1日6000タッチにするだけでしょ。
要するに、社保庁が普通に働けば、普通の程度のミスにとどまり、国民もそんなには怒らなかったでしょう。
このサイトは公務員擁護でしょうが、度が過ぎますね。
7月 7th, 2007 at 11:22:22
旧軍の精神主義に相通じるような次元の官僚批判しかできないことが、官僚組織の中の(相対的に)無能な人々を延命させのさばらせることに繋がってるんじゃないかと思う次第。
表面的にはゼロリスクが達成出来てその実なんの合理的裏付けも伴わない弥縫策を繰り出して刹那の庶民感覚を満足させてくれる官僚をこそ、批判すべきなのではないか。
もっとも官僚はさておき政治家はそれでは務まらない、というのもまた事実かと思いますが。
官僚側に批判されるべきところが少なからずあるのも事実である一方、官僚じゃない人間の側の批判能力の低さ・リアリズムの欠如(自分もそういう集団に含まれますが)の方が、より深刻な問題であるような気がします。
7月 7th, 2007 at 12:12:11
先日、盛山和夫の『年金問題の正しい考え方』を読んで、そもそも1973年の年金改正時のスキームが持続不可能なものであり、少子化が進行しようがしまいが、破綻せざるを得ない制度であったことを知りました。
ところが、厚生労働省は予想外の少子化の進行などを名目に保険料を上げ続けたため、国民の間に年金への不安がくすぶっていくことになり、それが今回の年金記録漏れ問題などの燃料でもってヒステリックに盛り上がっているのだと思います。
個人的には2004年の改正の前に、「1973年のスキームは問題があって、それをつくった自分たちの先輩は間違っていました。」というようなことを厚生労働省がアナウンスしていれば、年金への不安や厚生労働省への不信感を一回断ち切ることができたのではないか?と思いますが、やっぱり官僚の世界では先輩たちの業績を否定するというのはかなり大変なことなのでしょうか?
年金制度そのものの問題に比べれば,今回の記録漏れ問題は小さな問題だと思うのですが,年金自体への不安がくすぶっている限りは、こういったヒステリックな批判は何度でも起きるような気がします。
7月 7th, 2007 at 12:20:54
世の中の公務員叩き、官僚叩きにうんざりしているからこそのコレと前回のエントリーでしょうけれども、問題は一つ。
bewaadさん「つーか、ミスはあるべ。それがフツー。つーか、事後策(ミスがあること前提としたフォロー)をどうするかが重要であって魔女狩りスンナ」
世の中「ハァ!? 魔女狩りスンナは分かるが、まずオメーが言うなよ。つーか、オメーから聞きたいのは“公務員や官僚の仲間がウンコなことしでかして、その責任の取り方と原因追及をどうすべきか”つーことだろうが!」
まぁ、そんなズレを感じました。
魔女を探しているように見えますが、本当のところ、人々は「本当に悪いのは誰か?」を知りたいのです。
もちろん、悪い人はいるでしょうね。誰もが望むようなドラスティックな巨悪・組織ではなく、怠惰で、自分本位な鏡のような小市民的小悪党な人々が。
個人的にですが、官僚は責任を取らないのがお仕事のようにも思えるのですが、どうでしょうかね?
「実行するのは官僚。責任を取るのは政治家(大臣)」……その辺のグレーっぽさが、皆さんお嫌いなので、できれば“そちら側(あえて使用)”であるbewaadさんが、どう考えているかお聞かせ願いたいところです。
ここ一、二年。皆の欲しがる正義は「必殺仕事人」であるという話を聞かされ、得心のいく今日この頃です。
7月 7th, 2007 at 12:26:29
>では全職員がまじめに取り組んでいればミスがなかったかといえば、そのようなことはあり得ないでしょう(し、全職員が長きに渡ってベストを尽くし続けるというのは、ヒトという生物に求めるべくもないことである)‐頑張ればミスがなかったと考えるのは、旧軍の精神主義に相通じるものがあるようにとwebmasterには思えてくるのです。
これだけスゴイ文章を見たのは久し振りだ。
感動した!
全ての人間・全ての組織は、ミスを犯す可能性を秘めているし、現に犯している。
しかし世間一般では、ミスを少しでも減らし出来ればゼロにしようと努力する。
どうしても防げないミスについては、それによる被害を最小にする為の対策を講じる。
今回の社保庁の件で言えば、早期の段階で情報開示し、国民による確認を呼びかけるべきだった筈だ。
当たり前の事だ。
それが何で“旧軍の精神主義”になるんだ?
朝日新聞よりスゴイな。
7月 7th, 2007 at 12:46:32
過去のことを云々言ってもしょうがないだろうに…
対策とその有効性を示して、補償するところは補償してくれればそれでいい。別に誰が本当に悪いかなんて興味ない。
7月 7th, 2007 at 13:22:20
>別に誰が本当に悪いかなんて興味ない。
個人攻撃の為ではなく、原因を究明しそれに厳正に対応する事は絶対に必要だ。
組織に問題があるなら組織をいじる必要があるし、個人に原因があるなら個人に対する処罰も当然必要だ。
役所は、原因を曖昧にし責任を十分に取らない。
これが、最大の問題だ。
糞マスゴミは政府や首相を攻撃して問題の摩り替えに躍起だが、ガキじゃないんだから現場の人間が真っ先に批判されて当然なのだ。
特に、自治労及びこれと馴れ合いの関係にある社保庁幹部の責任は極めて重大だろう。
おっと、おたくが役所関係の人なら、野暮なコメントだったな。
失敬、失敬。
7月 7th, 2007 at 17:00:44
>ぶったまげたさん
吠える相手を間違えてませんか?
叩いてるところ以外はbewaadさんの書いてる事とほぼ同じですし。
7月 7th, 2007 at 17:20:24
これを教訓に、「組合が強い公務員組織」がろくでもねーってことを皆が認識すればいいんでしょうね。
あと、年金制度のスキームをいかに改善するか・・・無理なんでしょうか。
7月 7th, 2007 at 17:24:54
今回のエントリ、構造的な問題は個別職員を批判したところで根本的解決にはならない、という意味で個人的には解釈しているのですが……やはりどこかに「悪の根源」が居ないと駄目なんでしょうね、世間的には。もちろん、問題を拡大しちゃった人たちは居るんでしょうし、それらは適切に批判されるべきなんでしょうけど。
ところで、国民に対する統合の呼びかけって行われてなかったんでしょうか?うちの母は通知が来たときに怖かったから統合したーみたいなこと言ってたんですけど……この問題、あまり深く調べたりしてませんので見当外れだったらすみません。
>あの、譬えが悪すぎではないでしょうか?
例えの話をするとどんどん話が脇道に逸れる気がしますが、bewaadさんは個人レベルの問題と構造レベルの問題の区別を示しているのだと思います。個別ドライバーをいくら取り締まっても車がある以上事故は無くなりませんよね、と。もちろん事故を減らすことは出来ますけれども。
>それが何で“旧軍の精神主義”になるんだ?
恐らく旧軍の精神主義というのは「社保庁職員が頑張ればこんなことは起きなかったハズ」といった理論を指してるのではないかと。
7月 7th, 2007 at 20:49:38
3.民間人 様
VDT作業について、45分の連続操作の後は15分は操作しないというのは、「旧労働省の全国民向けガイドライン」であって、それは今の改訂版(平成14年4月版)でも変わらない筈ですが。
厚労省のガイドラインが現実離れなのか、科学的根拠が無いのか、守れない社会環境が問題なのか、私には答えが出ませんけれども。
社保庁の現場の方って、15分の非操作時間はただ遊んでいた訳で無く、機器操作を伴わない作業をしてらしたのでは?とか思うのは好意的過ぎる誤解でしょうか。
12.ゆきうさぎ 様
統合についての書面は、基礎年金番号通知書郵送時に間接的に触れられたのと、その後一定の条件下で直接促す書面が郵送されていました。私宛にもきました。ただ、あの文書を読んで意味する内容と期待される行動を正しく理解出来るかは果てしなく微妙かと思います。
7月 7th, 2007 at 21:28:32
>吠える相手を間違えてませんか?
叩いてるところ以外はbewaadさんの書いてる事とほぼ同じですし。
>恐らく旧軍の精神主義というのは「社保庁職員が頑張ればこんなことは起きなかったハズ」といった理論を指してるのではないかと。
ミスを100%無くせ、なんて言ってる人が居るのか?
デタラメな業務を続け、5000万件などという尋常じゃない不明分を放置して来た事に、国民は激怒してるのだ。
もしも5000件だったら、それほど怒りはしない。
ブログ主氏の見え透いた「論点の摩り替え」に、抗議したくなっただけだ。
7月 7th, 2007 at 22:34:10
3.民間人3 様
先刻の私のコメントでご芳名を間違えて「民間人 様」としてしまいました。申し訳ありませんでした。
ここからは、私の思うところです。
> 5000万件などという尋常じゃない不明分を放置
この部分に限って今までの法令では、行政の窓口として法令執行権限しかない現場レベルでは止むを得ない部分がある。故に実施庁である社保庁だけの問題ではなく、法制度の企画・立案をしたであろう本省・唯一の立法機関である国会・国会議員を選挙する主権者の態度の複合的問題と思ったりするのは私が浅知恵だからでしょうか。
7月 7th, 2007 at 22:55:14
申請主義の下でも「有効な対策」は、存在しているのではないかと思います。それは、基礎年金番号の導入です。実際、基礎年金番号を導入し、二度目の番号を振らないようになった世代には、所謂「宙に浮いた年金番号」はほとんど発生していないようです。http://takamasa.at.webry.info/200706/article_12.html
7月 7th, 2007 at 23:10:43
度々登場して申し訳ない。
>この部分に限って今までの法令では、行政の窓口として法令執行権限しかない現場レベルでは止むを得ない部分がある。
面白い事を仰いますな。
>法制度の企画・立案をしたであろう本省・唯一の立法機関である国会・国会議員を選挙する主権者の態度の複合的問題と思ったりするのは私が浅知恵だからでしょうか。
国会議員も、官僚機構からの報告があって始めて実情が判るんじゃないのか?
それとも、政治家は全行政機構を定期的に巡回して、自ら実情把握に動かないといけないのか?
そんな事をしていたら、政治家としての本来の仕事が出来ないだろう。
ガキじゃ無いんだから、もし行政システムに問題があるなら、行政自らが政治に問題点を報告し改善を要求する「義務」があるんじゃないのか?
行政機構の現場の情報は、役人が握っているのだ。
その情報優位性を利用して、政治家をコントロールして来たのはキャリア官僚自身だろう!
都合の良い時だけ、政治に責任をなすり付けるなよ!
言ちゃなんだが、物凄く卑怯なコメントだな。
(あなたが、お役人様かどうかは存じませんが)
ちなみに、腐った政治家がゴロゴロしている事は十分に承知している。
しかし、政治は責任を取るシステムが一応機能しているが、官僚機構は公式・非公式に権力を行使しながら、「責任」を取らない。
悪質極まりないと思っている。
7月 8th, 2007 at 0:43:11
>ぶったまげたさん
>糞マスゴミは政府や首相を攻撃して問題の摩り替えに躍起だが、ガキじゃないんだから現場の人間が真っ先に批判されて当然なのだ。
民間企業で不祥事が発覚したときに、責任を追及され、謝罪するのは経営陣ですよね。現場の人間がやったことで、把握できなかったといっても、トップは責任を取らざるを得ません。
だから、今回も行政府の長が責任を取らざるを得ないのは、民間の例に照らしてもごく普通のことではないでしょうか。
あと、bewaadさんは今回の年金問題をシステムの面から原因分析しているので、それに対して、
>役所は、原因を曖昧にし責任を十分に取らない。
というのは、批判の内容も相手も少々的が外れていないでしょうか。
それと、
>そんな事をしていたら、政治家としての本来の仕事が出来ないだろう。
年金制度の把握は、「政治家としての本来の仕事」には含まれないというご理解ですね。
そういう社会福祉の軽視は、今回の問題の根本的な原因の一つではないのでしょうか。
7月 8th, 2007 at 1:02:18
>民間企業で不祥事が発覚したときに、責任を追及され、謝罪するのは経営陣ですよね。
対外的には、経営者が表に出て謝罪するのは当然だ。
しかし、民間なら当然ながら不祥事の当事者は厳しく責任を取らされる。
今回の社保庁の件で、現場の人間が誰も首にならないとしたら、「異常」としか言いようが無い。
また、同様の問題が何処かの役所で再発するだろう。
>批判の内容も相手も少々的が外れていないでしょうか。
事実誤認は、アンタの方だよ。
>年金制度の把握は、「政治家としての本来の仕事」には含まれないというご理解ですね。
また、面白い事を!
政治の責任を言うのなら、行政は先ず自ら問題を報告する義務があり、それを実行した上で政治責任を問え、と言っているのだ。
国民も政治家も、行政自身ほどには正確な実態は判らない。
当たり前の事だろ???
7月 8th, 2007 at 1:07:52
記録ミスが多数発見されていたことを政治家は把握していたんでしょうか。把握していたのにも関わらず対策をとってこなかったのならば政治家の怠慢だと思います。
そうではなく記録ミスの存在に気付いていた役人が情報を上にあげなかったのであれば情報伝達の不備でしょう。
どちらにしても旧軍の精神主義というよりは旧軍伝統の責任回避、情報軽視の体質を感じます。
7月 8th, 2007 at 1:26:52
>ぶったまげたさん
>しかし、民間なら当然ながら不祥事の当事者は厳しく責任を取らされる。
現場の責任を問うなとは申し上げておりませんよ。
しかしながら、まっ先に責任を問われるのはトップであるのは、社会の流儀として当たり前のことだと申し上げております。
>事実誤認は、アンタの方だよ。
bewaadさんは原因を分析されており、曖昧にはしていないでしょう。さらに、bewaadさんに吠えるのは筋違いではないですかと申し上げていることの、どの辺りが事実誤認なのでしょうか。
>国民も政治家も、行政自身ほどには正確な実態は判らない。
官僚に報告させていなかったのは、行政のトップとして不作為にあたるでしょう。
ましてや、野党の議員に指摘されるまで問題を把握していなかったか、あるいは放置していたというのは、行政のトップとしての資質を疑われても仕方ないのではないですか。
7月 8th, 2007 at 2:03:31
>現場の責任を問うなとは申し上げておりませんよ。
現在の状況を見ていると、現場の当事者の責任が問われないままで終わりそうな気がして、あえて言っている。
>bewaadさんは原因を分析されており、曖昧にはしていないでしょう。
7月 7th, 2007 at 21:28:32 のコメントに記したように、
“ブログ主氏の見え透いた「論点の摩り替え」に、抗議したくなっただけだ。”
が本意であり出発点。
>官僚に報告させていなかったのは、行政のトップとして不作為にあたるでしょう。
原点を見直してくれ。
行政の責任を棚に上げて、政治の責任にしようとしたコメントを見ての投稿だ。
多分、今回の件を認識していた政治家も多く居ただろうし、当然政治の監督責任は免れないと思っている。
そろそろ、寝るので悪しからず。
7月 8th, 2007 at 3:01:45
>現在の状況を見ていると、現場の当事者の責任が問われないままで終わりそうな気がして、あえて言っている。
某政権与党のホームページを見る限りでは、監督者の方も責任を現場に丸投げしようとしているように感じますが(笑)
>“ブログ主氏の見え透いた「論点の摩り替え」に、抗議したくなっただけだ。”が本意であり出発点。
以前のエントリを見られればわかるかとは思いますが、bewaad氏は民主党が組合批判をしない点については問題視しておられます。そのうえで、システム面からの問題を分析しておられると考察します。
論点のすり替えによる公務員擁護をしているとお考えなら、それは少し違うのではないでしょうか。
>行政の責任を棚に上げて、政治の責任にしようとしたコメントを見ての投稿だ。
内閣は行政のトップです。
行政は国民のためにあるものです。
イデオロギー闘争にまい進する一方で、行政サービスの実態も把握せず、公務員の監督すらできていなかったのでは、トップ資格でしょう。
言葉は悪いですが、首相が長妻議員の半分でも行政サービスの実態に興味を持っておられれば、今回のような醜態をさらすことはなかったのではないでしょうか。
重ねて申し上げますが、私はこのエントリが論点のすり替えのために立てられたとは思いません。
旧日本軍の敗北を見ればわかりますが、個人の資質に頼った戦略は、いずれ崩壊するものです。個人の資質に頼らず、堅牢なシステム構築によって勝利した米軍にこそ、見習うべき点があるでしょう。
本エントリの趣旨も、その辺りにあると考えますが、いかがでしょうか。
7月 8th, 2007 at 7:03:47
外の人にはあんまりわかんないでしょうけど、役所の情報管理システムは極度に人海戦術に偏った効率悪いシステムなんですよ。「目視がもっとも確実なチェック」、「ミスが無いかどうかの確認は何時間(朝まで)でも体力の続く限りやれ」なんてのは普通です。
法令作成なんて市販のワープロソフト(一太郎が多い)で書いた条文を音読してミスが無いかどうか確認してるんだからいくらやってもミスなんて無くなるはずないんですよw
おそらく、社保庁も似たような状況だったと推察します。同じ役人として同情する気持ちがないといえばウソになります。
まあそれにしてもマッサージチェアーに回す金あるならシステム構築に金かけろよと言いたくはなります。
霞が関に真のIT化が訪れるのはいつの日か…
7月 8th, 2007 at 7:08:43
なんだか議論が蛇行している感がありますが、このエントリの趣旨は、個人の責任追及「だけ」では問題の抜本解決にならないのではないか、ということではないでしょうか。
若干話がそれますが、早速、社会保障カードなどといった案が出ていますね。詳細は現時点では未定なのでしょうが、統一的な番号により、各人の年金、医療、介護(+α?)の情報を一元的に管理することになるのには違いなさそうです。
今回の5千万件の問題が言わば名寄せの失敗であったことを考えると、これは抜本的な対策のひとつと言えるのでしょう(もちろん、これだけで解決できるものではなく、組織としての問題などに対する別のアプローチは不可欠ですが。)。
# 納税者番号を導入したくてもできていない、住基ネットで猛烈に批判を浴びて機能させられない経緯に鑑みると、こんな事をきっかけにこの手の議論が一気に進むというのも何だか皮肉なものですが。
7月 8th, 2007 at 8:47:19
素人考えですが、どこかの時点で全国民に通帳を渡しておけばよかったのではないかと・・・。国民年金制度が始まった当初は収納印を押す通帳があったように聞きますが、なぜなくしてしまったんでしょうね。
今から手帳を配布するのはものすごくアナクロな感じもするのですが、社会保障番号制度を導入してもデータ入力の際のミスはゼロにはできないわけですから、何か他の対策も用意しておいた方がいいんじゃないかと思います。
7月 8th, 2007 at 9:36:41
今の年金手帳だって本来は勤続中でも本人に手渡されるべきもの。それを会社預かりにするのが横行したからこうなった。
同じことをパスポートでやった企業は、どうなる(どうなった)とお思いで?
7月 8th, 2007 at 10:06:37
まあ、今回の件で悪者探しをするなら、現在のような高性能情報処理装置もない戦時中に「アメリカに勝つ」、いや「(当時の技術水準で)火星に行く」ような無茶な目標を立てた奴、次いでその問題も解決できてないのにやれ国民年金だ共済だと管理対象を増やしていった奴ということになるんでしょうね。しかし、この国(に限らないかもしれませんが)では目標を達成できなかった責任はトップから下っ端まで皆でとりますが、そもそも達成できないような無茶な目標を立てた責任てのは誰も取らないんですよね。ついでに社保庁の擁護をさせてもらえば、どうやっても達成できないような高すぎる目標を押し付けられるとモチベーションが下がって実力相応の結果すら出せないんですけどね。
じゃあどうすればよかったのかというと…国税では手作業の時代でもこれほど大きな問題になったものはない(フローしか扱ってないし漏れがあるほうが納税者の「利益」なんだから当然といえば当然ですが)と考えると、少なくとも戦中戦後の技術水準では税方式にするしかなかったんじゃないですかね?bewaadさんや権丈先生は保険料方式のほうがいいといいますが、それは現代の技術によって管理コストにそう差が出ないということが前提じゃないかと考えます。
7月 8th, 2007 at 10:09:30
>旧日本軍の敗北を見ればわかりますが、個人の資質に頼った戦略は、いずれ崩壊するものです。個人の資質に頼らず、堅牢なシステム構築によって勝利した米軍にこそ、見習うべき点があるでしょう。
意図的かどうか知らないが、貴方も論点が摩り替わっている。
一般国民も、そして俺も、何も特別な事をしろと言ってる訳じゃない。
公務員として当然の注意を払い、するべき事をちゃんとしろと言ってるだけだ。
そして、当然すべき事をして来なかったから、批判しているのだ。
(勿論、システム構築はそれはそれで行えば良いが、別の話だ)
コンピューター入力時のミスが有る事が判っていながら台帳を廃棄したり、年金を横領したり、自治労と内密に働き方の異常な取り決めをしたり・・・これ等は犯罪的行為だろ。
関係職員は処罰されて当然だろ。
これ等の事がナアナアで見過ごされると、悪しき前例を作り、役人全体の規律が更に緩む事を恐れているんだ。
政治の責任だが、メディアや野党は政府の現職トップの責任を追求しているが、こんなのは形式責任に過ぎないんだよ。
責任を問うなら、問題が起きた原因を作り・問題を見過ごして来た歴代長官の責任こそが厳しく問われるべきだろう。
7月 8th, 2007 at 10:34:55
社保庁の最大の罪が抜けてたな。
情報公開をしなかったことだ。
不明年金の存在を国民に伝え、申請主義であることを周知させ、定期的に各人が確認に来るよう求める事だ。
システム的に一定のミスは止むを得なかったとしても、これ等の事ぐらいは初期の段階で当然出来た筈だ。
7月 8th, 2007 at 13:27:27
>ぶったまげたさん
どこまで行っても平行線になりそうな気がしますので、これで最後にさせていただきますが、
>そして、当然すべき事をして来なかったから、批判しているのだ。
それは当然のことです。
ただ、システム面から原因分析をしているbewaadさんを批判するのは筋違いではないか、と申し上げているのです。
また、ネットワークもコンピューターもない時代には、全国民を網羅する国民年金システムが不完全だったのは致し方ない部分もあったのではないでしょうか。
最大の問題は、そのような問題があることが、国民に対して知らされず、また何の対策も取られていなかったことでしょう。これは現場の問題というより、トップが現場の実態を把握していなかったか、あるいは把握していてもそれを国民に対して隠蔽していたことこそが問題でしょう。
>コンピューター入力時のミスが有る事が判っていながら台帳を廃棄したり、年金を横領したり、自治労と内密に働き方の異常な取り決めをしたり・・・これ等は犯罪的行為だろ。
当然のことでしょう。
しかし、野党に追及されるまで、それを野放しにしてきた行政トップの責任も、当然追及されるべきです。
長年、その実態を放置しておきながら、今になって「組合のせいだ」でもないでしょう。
組合が悪いのであれば、もっと早い段階で、国民に対してそのことを公表すべきだったのではないですか。
>政治の責任だが、メディアや野党は政府の現職トップの責任を追求しているが、こんなのは形式責任に過ぎないんだよ。
形式責任であれ、少なくとも誠実に対応し、問題の解決と再発防止に取り組む義務はあります。
原因の追及も、責任の所在も明確にしないまま、「組合が悪いので、民営化すればすべて解決」では、あまりに対応がお粗末と言わざるを得ません。
そもそも、原因と責任の追及については、私も異論はありません。ただ、感情的に社保庁職員を責めるのでは、根本的な原因分析も問題解決にもつながらないのではと考える次第です。その面で、bewaadさんの分析は意味のあるものではないかと考えるわけです。
7月 8th, 2007 at 14:50:22
webmaster 様、ご参集のみな様
主旨にそぐわないコメントをしてしまい、申し訳ありませんでした。
勿論、社保庁の権能の範囲内の部分について現場職員の所業を容認する意図はありませんでした。
主旨としては、社保庁は行政組織法上実施庁である外局としての権能しか認められていない。その権能以上の責任を負わせたり、何かを期待しても無理がある。たとえ職員全員を免職しても、実施する法制度その他社保庁からみての外部要因に起因する問題は解決しないのではないか?という考えに基づくコメントでした。
先刻のコメントの意図を申し上げた上で、不用意なコメントの件、重ねてお詫び申し上げます。
7月 8th, 2007 at 17:50:55
>yy Says:さん
>素人の浅知恵 Says: さん
全く議論がかみ合ってないですな。
自分もこれで最後にします。
政治の責任と言う事は、国民の責任と言う事で、我々庶民に負担が全て付回されてしまうんだよ。
安倍首相は今回の問題を防げる立場にはなかったし、形だけの責任しか取らせようが無い。
民主党が先に問題を告発した云々以前に、≪官僚機構が政治に的確な報告をしない事自体が大問題≫だろう。
本来、行政の現場が負うべき責任を取らせる法律が整備されてないようだ。
これは重大な問題で、社保庁の件だけで済まない。
勿論、いわゆる善意の管理者・担当者として為すべき最低限の事を行った上で生じた過失なら、国民が負担するのも仕方がない。
しかし、今回の社保庁の件は、行政の現場が当然行うべき事が為されていない。
余りにも酷すぎる。
ブログ主氏の主張するような、“真面目にやってもミスは生じる”などと言う次元の問題じゃない。
本質はどうも「自治労のデタラメ」にあるようだ。
それと馴れ合いの社保庁上層部。
職場に政治活動を持ち込み、意図的に混乱を拡大させたとしか思えない。
勿論、自治労の横暴・業務破壊を許した政治の責任は免れないが、問題をそこで終わらせると事態の本質が隠蔽されていまう。
考えたら、国鉄も日教組も同じ構造だ。
日本のダラケタ役所では、未だに東西冷戦が終わってないのだろう。
7月 8th, 2007 at 21:14:13
仕事をしていて最近強く思うことがあります。「できない事をやりたがる人が、会社を駄目にする」です。
見栄っ張りで注目を集めたい人、命令するだけで情報を収集しない人(普段の振る舞いで裸の王様状態になってるとか)、あるいは派閥対立上推進せざるを得ない人などです。他にもあるでしょう。
こういうトップが上にいて、働く人が「面倒は御免」と思ってしまうと、「できない事を計画し実施し、大損したり、信用を失ったりする」事が起きます。
特にシステムが絡むと、トップは「実行可能」「実行不可能」の判断を客観的に下せるスキルが無い訳で、両方の見解が出た時に、意思決定は2段落目に書いたような、問題の本質とは無関係なところで決まる傾向にあります。
そして、トップは往々にして責任を取らないものです。責任を有耶無耶にするか、問題が生じていない事にする(見聞きしない)か、それとも誰かに押し付けるかします。こうして、どんどん裸の王様化していきます。こういう組織に所属する人って、モラルも物凄く低いです。問題が起きてもごまかして見てみぬ振りをし、仕事も無責任になります。
ここまで、実話ベースの体験談。
社保庁の件、社保庁にも相当の問題がありますが、パンチカードの時代からの諸問題を見せられると、「できない事をやっちゃったんだな」と思わざるを得ません。
某社団で理事会のボードメンバーだった時、高々数百人で月数回顔を合わせ、それなりに情報交換している人たちの間でさえ、会員の大変さを理解しないで理事会が突っ走ってしまうのが恒常化していまして。総会が機能しないと大変な事になるなぁと思って、それ以後は正会員として総会で必ず一言意見を言うようにしていました。
なんか、色々と話を広げるだけ広げちゃったけど、「できない事をやっちゃう」というのは、結構普遍的にいつでもどこでも起きておかしくない問題で、たまたま年金だから大問題になっただけで、同じような問題を役所の現場では山ほど抱えているんじゃないかと思うわけです。どこかにガバナンス上の失敗が潜んでいるんじゃないかと。
bewaadさんどう思います?
7月 9th, 2007 at 1:21:53
日本では昔から国民総背番号制に対する恐怖があり、話が出るたびにマスコミが騒いで潰されてきたという記憶があります。
そのため社会保障番号(基礎年金番号)の一本化もなかなか実現できず、混乱の原因になったと思うのですよ。60年代に番号が一本化できていれば、ここまでひどい結果にはならなかったのでは。
7月 9th, 2007 at 5:48:58
ぶったまげたさんの指摘されている本質的問題というのは、役所に限ったものではなく日本中を見回してみるとあちこちに存在する問題のような気もするのですがね。役所の問題として矮小化して良いのか、と。もちろんものの見方やものごとの優先順位づけは様々ありますが。
それはさておき、マスコミが騒いだことが原因でつぶされたのかどうかは知りませんが、少なくとも国民総背番号制的なものに対してマスコミでは否定的な論調が多かったことも、私にとっては領収書取っておかないと、という思いを強くしたきっかけのひとつでした。
名寄せしやすい仕組みを導入して欲しくないという人が多数派をしめるのなら、それはしようがない。民主主義の仕組みを維持するためには個人としてそれなりの負担も必要なのだな、と思えば苦にもなりません。
ダラケタ職員の問題は報道されていることが事実なら放置すべきでない大問題には違いませんが、それのみを梃子にして制度を動かそうとするのは、扇動的かな、という気も。
7月 9th, 2007 at 6:54:09
>Pollyさん
>この記述に対して来るであろう批判をwebmaster氏は当然予想なさっておられる筈です。それでも書いた。失望しました。
だったら税方式にしろ、という議論になることを想定していらっしゃるのでしょうか? 確かに私は保険料方式の支持者で、税方式には問題があると思っていますが、かといって税方式の利点を隠すようなことはしたくないなぁ、と思ったわけです。
>すなふきんさん
>その意味では今回のエントリ内容についてはホンネを披瀝しすぎて庶民の反感を買うというドツボにはまり込むきらいがあり、仮に政治家であれば失格と相成るわけで。
昔、どこかのコメントで問われて答えたことですが、政治家にはこれっぽっちも適性がないと思ってますので、失格するのも当然です(笑)。
>民間人3さん
限界生産性は逓減するものと理解しています。なお、国家賠償云々と前回エントリのコメント(択一さんへのお応え)で触れているように、各職員の不法行為責任の成立の可能性には言及しております。
>名無しの一庶民としてさん
行政府にとっては、そのあたりの「民意」は所与のものとなっているのが現状です。といいますか、そうでない認識を持ち、「民意」を善導しようという者がいないわけではないですが、そういう人間が増えることは、個人的には大いに問題であろうと思うわけです。
>morningrainさん
年金不信は、現役時代は支払う一方なので、制度的に不可避なのだろうと思います(現役世代にも還元を、といった諸事業(グリーンピア等)は、ほぼ全廃されましたし)。加えて、昨今の人口構成の変化から、第一次ベビーブーマーが不当に得をしているといった世代間対立までもが火に油を注いでいるわけでして・・・。
なお、盛山本は未読ですので、それへの評価は措きます(直感的には、1973年改正で持続不可能になったとの議論には疑問があります)。
>kingateさん
>実行するのは官僚。責任を取るのは政治家(大臣)」……その辺のグレーっぽさが、皆さんお嫌いなので、できれば“そちら側(あえて使用)”であるbewaadさんが、どう考えているかお聞かせ願いたいところです。
責任は権限の裏返しですから、政治家よりも先に官僚に責任をとらせるならば、政治家を超える権限を官僚に与えることが前提となりますが、それでいいのでしょうか、ということと理解しています。政治家は選挙を経ますが、選挙を経ない官僚にそこまでの権限を与えるのは、私は問題だと思います。政治家の決定(あるいは立法府の決定(=法律・予算))に従うのが官僚であるからこそ、従った官僚ではなく従わせた政治家には責任を、ということになるわけで、官僚の責任は従わなかったことについて、というのが原理原則ではないでしょうか。
>ぶったまげたさん
既に「これで最後」とおっしゃっていらっしゃるのにいまさらながらではありますが。
おそらく見解が分かれるのは、端的には、
>コンピューター入力時のミスが有る事が判っていながら台帳を廃棄したり、年金を横領したり、自治労と内密に働き方の異常な取り決めをしたり・・・これ等は犯罪的行為だろ。
>関係職員は処罰されて当然だろ。
の部分であろうかと存じます。
簡単なところから申し上げるならば、横領は犯罪ですから、当然処罰されています。処罰するななどと申し上げたことはありませんし、そもそも世間的にもいらっしゃるのでしょうか?
続いて、国費協との取り決めについては、その内容自体は素人の浅知恵さんがおっしゃっているように、政府自身が適切な労働環境確保のために必要なものとして定めた話ではあります。ラッダイト運動的な浅はかな趣旨のものであったとは思いますが、皆がスピード違反をしているからといって、役所でもおおっぴらにスピード違反をしろということはできないわけで、それに反する内容を合意することは困難でしょう。
台帳破棄については、少なくとも結果責任は免れないところでしょうけれども、ぶったまげたさんご自身、
>勿論、いわゆる善意の管理者・担当者として為すべき最低限の事を行った上で生じた過失なら、国民が負担するのも仕方がない。
とおっしゃっているわけで、法的に整理すれば、善管注意義務の認識の問題でしょうけれども、私は過失がきちんと認定できるのであれば、そこに法的責任を認めるのが筋だろうと思っています。ただ、ここでの論点は、不作為(地方→国の所管変更に際して必要な手立てを講じなかったこと)が最大のものでしょうし、その過失性がどこまで認定できるのか、現時点でははっきりと見通せるものではないと個人的には理解しています。
ただ、
>不明年金の存在を国民に伝え、申請主義であることを周知させ、定期的に各人が確認に来るよう求める事だ。
>システム的に一定のミスは止むを得なかったとしても、これ等の事ぐらいは初期の段階で当然出来た筈だ。
とのご指摘には、それにどの程度の責任を見出すかはさておき、心から賛同いたします。コストさえかければ可能であったねんきん定期便の導入が遅すぎたのは、事態の規模を拡大した要因のひとつだと思います。
なお、
>本質はどうも「自治労のデタラメ」にあるようだ。
>(略)
>
>考えたら、国鉄も日教組も同じ構造だ。
>日本のダラケタ役所では、未だに東西冷戦が終わってないのだろう。
という点については、少なくとも郵政(猿払事件の被告人が郵政事務官であったように、郵政もまた組合活動の極めて盛んな役所)の存在を念頭に置けば、おっしゃることの妥当性に一定の留保をつけざるを得ないでしょう。某所で見かけたのですが、現場に現場レベルの責任を認めるのは当然としても、全体がうまくいかなかった責任を押し付けるのは、富士通の秋草前社長の従業員が働かないからいけない発言のようだというものがあり、なるほどと思ったわけです。秋草社長発言、ぶったまげたさんは妥当なものだとお考えですか?
#地方事務官制度に大いに問題があったろうとは思いますが、それを言い出せばそれこそ制度を作ったのは誰だ、そいつが悪いのだと責任追及もあいまいになってしまうわけですし。
>lさん
現状は、とりあえずその方向で動いているようですし、それをきちんとやり遂げることがまずは重要であろうと思います。
>ながれさん
補足いただきありがとうございました。
>ゲストさん
スキームについては、以前からの社会保険労務士制度に加え、最近ないし近い将来の制度改正でいえば、基礎年金番号の導入(=制度をまたがる統一管理)、住民基本台帳との連携(複数ソースの活用による信頼度・効率性向上)とねんきん定期便(被保険者自身によるチェックの促進)で制度的な手当てとしてはほぼ打つべき主要な手は打ちつくしたのかな、と思います。あとは、その着実な運用を如何に図るかということではないでしょうか。
>ゆきうさぎさん
kumakuma1967さんが↓で「過去に加入義務があるので手続きに言って加入を断られた経験と、数年に一度加入記録の問い合わせと、国民年金加入の督促を頂いてる身」とおっしゃっているので、いろいろと不手際はあるのでしょうけれども、きちんと住所を把握している者にはその手の書類が届き是正がなされることとなり、住所が把握できない者(未統合記録にこの手の者が入ることは容易に想像できます)には書類も届かず、結果としてチェックも不可能で是正されないということは言えると思います。
http://d.hatena.ne.jp/kumakuma1967/20070614#p2
>素人の浅知恵さん
情報提供ありがとうございました。
>平家さん
未統合問題についてはその通りかと存じます。ただ、長期のトラックレコードを必然的に要求する保険料方式においては、それを必須とはしない税方式に比して一般的にミスの頻度は高まるでしょうし、それに対する銀の弾丸はないのだ、ということで。
>yyさん
補足いただきありがとうございました。
>stさん
実態がどうかはわかりませんが、おそらくは上げていなかったのかな、と個人的には推測しています。何の根拠もない勝手な想像ではありますが、現場では、裁定時には(理屈の上では)是正されるミスである一方、一度に何とかしろといわれても途方にくれるとの見込みから、上げるに値しないものだとの判断があったのではないでしょうか。
>中の人さん
そういえば、内閣法制局の審査支援システム、あれってどうなったんでしょうかねぇ・・・。
>うむむさん
私もそのように思うのですが、各紙を眺める限り、SSNはよくても国民総背番号はダメだ、なんて議論が散見され、ここまでくると国民総背番号制に反対した経緯から(=過去の「過ち」は認めない)何が何でもそう名がつくものには反対(実態はどうでもいい)、ってことなのかしらんと思ってしまいます。
>初コメントさん
制度的な手当てとしては、上でゲストさんにお応えしたような話だと思います。運用としては、国民年金にせよ厚生年金にせよ社会保険控除の対象ですから、納税時に突合する(もちろんSSNと納税者番号(を統一した「国民背番号」でもいいのですが)が相互参照可能でなければ意味がありませんが)ことが、コストパフォーマンスが高かろうと思います。
>Anonymous Cowardさん
国民年金の方により大きな問題があるのかな、と思っています。厚生年金(会社預かり)の場合、まだ労使間で牽制が働く余地がありますので。
>kogeさん
保険料方式と税方式の選択については、おっしゃるような側面は否定できないと思います。被用者年金である厚生年金がはるかに先行して始まったのも、まだしも被用者の方が企業の力を借りられるだけ実効性があった、ということなのでしょう。
>鍋象さん
結局ここまで問題化しなかったのは、そもそも未統合自体それほど本質的な問題でないということもありますが、やはり申請主義であって、申請時の社会保険労務士の努力もあって、未統合が現実の給付における問題につながることが少なかったのだろうなぁ、ということと理解しています。制度としてもっと根本的な問題があれば、とっくの昔に問題が表面化していたのではないでしょうか。その手の表面化を受けて何らかの是正策が講じられるというのが、それが全てでは大いに問題でしょうけれども(笑)、ガヴァナンスのひとつのルートとしてはやはり機能し続けるのでしょう。
>cloudyさん
やっぱり、国民年金導入時にそうしておくことができればなぁ、とはしみじみ思いますね。
>デジャヴさん
>名寄せしやすい仕組みを導入して欲しくないという人が多数派をしめるのなら、それはしようがない。民主主義の仕組みを維持するためには個人としてそれなりの負担も必要なのだな、と思えば苦にもなりません。
おっしゃるとおりだと思います。
7月 9th, 2007 at 10:54:34
多くの人にたたかれ気味のところに、追い打ちをかけるような形にはしたくないのですが、少し考えて頂きたいので書きます。
> し、全職員が長きに渡ってベストを尽くし続ける
> というのは、ヒトという生物に求めるべくもない
> ことである
「長きに渡ってベストを尽くし続ける」なんて、人間にとって当然のことです。
ベストとはパーフェクトのことではないからです。
むしろ、ベストが尽くせないなら、プロ失格なのですから、とっとと退職するのが筋です。
かつて民間企業で、年功序列が叩かれたのは、高度成長期に功成り名を遂げた檀家世代が燃え尽き、ベストを尽くさない姿が散見されたからです。
職業人としてベストを尽くさないというのは万死に値する重罪で、それを失敗学だとか、人間はミスをする生き物だなどということは、当事者の言なら言い訳ですし、当事者でないなら”無責任な”評論です。
> 事故を起こしたドライバーを全員終身刑にしたところ
> で交通事故がなくならないように、個人をいくら責め
> たところでなくならないものはなくならないのですから
これは、他の方も指摘していましたが、喩えとして悪すぎます。
今回の喩えなら「事故を起こしたドライバーを全員免許取り上げにする」という程度の話が妥当でしょう。
重大な人身事故を起こした人間は、免許を取り上げるのは当然のことです。
軽微なミスですます程度の能力もないのですから、運転に適性を欠いているのです。
(それでトラック運転手としての食い扶持を失ったからといって、同情するようなたぐいの問題ではない)
社会保険に関しては、管理人様のエントリーからきわめてずさんな運用が行われ、これを改善してこれなかったことがあきらかですから、現状の関係者に当事者能力がないことは確認されました。
となれば、今考えられる対応は2つくらいでしょう。
(1) 税方式に移行し、煩雑な事務処理が不要にする
(2) 業務を能力のある組織、おそらくは既存の生命保険会社に移管し、社会保険庁および厚生省の所轄部門を解散・縮小する(民営化では足りない)
これは懲罰ではなく、我々国民の貴重な財産を散逸させないための手段です。
※私は、生保の管理の実情も知っているので、ことさら高く評価はしていませんが、シャホチョウよりは誠意があることは知っています。
シャホチョウおよび厚生省の所轄部門に運用能力がない以上、仕事をさせる訳にはいきませんね。
ま、一番言いたいことは、公務員が、プロとして最低限度の職業倫理を身につけない限り、官僚バッシング・公務員バッシングは終わらないでしょうということです。
「私はベストなんて尽くせません。それが人間というものです」なんてことを言っていては、信頼を受けられないことくらいは理解頂けると思います。
知性豊かな方だと思いますので、霞ヶ関の無責任体質が常識だという誤った思いこみから抜け出して、一皮むけて頂きたいと思います。
7月 9th, 2007 at 14:37:42
>>bewaadさん
>結局ここまで問題化しなかったのは、そもそも未統合自体それほど本質的な問題でないということもありますが、
ですよね。
時効撤廃されているんだから、今急いで何かする必要ないと思うんですよね。目先のお金に困っている人が優先的に問い合わせできるように、急ぐ必要が無い人は他の人に問い合わせの順序を譲ってあげればよいのにと思ったりして。
1年間とか選挙前とかで目鼻をつけるというのも、「できない事をやりたがる判断ミス」の一つの典型ではないかと思ったりして。
というわけで、マスコミと、それに踊らされている人たちも、もうちょっと冷静になって欲しいなぁ。このままいくと、社労士・税理士・源泉徴収制度が、個々人の納付意識の低下を生んだのが最大の問題だから、全部自己申告方式に変えるぞとかなってしまいそうで怖い。
7月 9th, 2007 at 18:45:45
>限界生産性は逓減するものと理解しています。
1日6時間労働の社保庁公務員が7時間労働にすると、限界生産性が逓減するのですかねえ。
まだ8時間働いていませんが、何か。
ほんとに公務員に都合のいいことばかりいいますね。
7月 9th, 2007 at 22:35:30
役所に限った話ではないでしょうけど、「いかに個々の職員が沢山働くか」よりも、「いかに正しい戦略や統制のもとに働くか」のほうが重要だと思います。
役人はしょせんは「国家の狗」でしかないので、上に立つ大臣や立法府を構成する議会、役所を含む全てを監視し信任する国民の責任も軽くないかと。
某庁職員を擁護するつもりはないですけど、誰からも統制されてない職場環境だったら、職員みんなサボるわな。
7月 9th, 2007 at 23:01:32
銀の弾丸…
銀の弾丸という言葉で検索されて、狼男の話を期待してここに来られた方、申し訳ないですが、全然関係のない話です。 (more…)
7月 9th, 2007 at 23:47:35
>webmaster Says: さん
前言を翻し、しつこく登場して申し訳ない。
レスを貰えるとは思ってなかったので。
しかしながら、肝心な点(と俺が思っている所)は見事にスルーしてますな。
さすが、キャリア官僚さん。
>国費協との取り決めについては、・・・政府自身が適切な労働環境確保のために必要なものとして定めた話ではあります。
45分働いて15分休む、1日5000タッチの入力、などの「具体的な」取り決めを政府が了解してるのか?
公表しない条件で「内密に」社保庁幹部と自治労幹部で覚書を交わしたはずだ。
こう言う非常識を、国民や政府に無断で行った責任は問われて当然だろう。
それに、5000万件の不明分の存在を社保庁長官は知らなかったらしいじゃないか。
極めて重大な「事実の隠蔽」が有った訳だ。
現場レベルとしては、≪社保庁幹部の責任≫こそが厳しく問われるべきだよ。
就業規則違反で解雇は当然。
法律上可能なら、豚箱送りが適当だろう。
>現場に現場レベルの責任を認めるのは当然としても、全体がうまくいかなかった責任を押し付けるのは、富士通の秋草前社長の従業員が働かないからいけない発言のようだというものがあり
本質は「自治労のデタラメ」と書いた訳で、「責任」は上記の通り、社保庁幹部が一番、自治労はその次だと思っている。
年金事務処理問題は、元々無理があったとかシステムがどうとか言われてるけど、税務署などは全国レベルで無難に業務をこなしてる訳で、≪出来ない筈がない!≫
初期の段階で上手く行かなかった事よりも、その後の長い歳月の間に何故カバー出来なかったかが問題だろう。
聞き及ぶ範囲では、組合の非協力や妨害が大きかったように思うのだが。
組合の横暴が跋扈するのは、それだけ組織が「緩い」証拠だと思う。
ついでに、政府(政治)と行政についての感想を少々。
組織と現実の不一致を一刻も早く解消すべきでは?
大臣はお客さんで、現実的にはキャリア官僚の皆さんが仕切っている事は半ば常識化してますね。
現実問題として、短期間で移動する大臣が全てを把握するのは無理があるし、組織の継続性・安定性を考えれば官僚が権力を行使する必要も有ると思う。
たとえば、株式会社の取締役会みたいな形の権力構造にして、次官や局長クラスの官僚トップには、ボードのメンバーとして相応の決定権を「公式」に与えて、権力・権限の分散を図る事は出来ないのだろうか?
その代わり、当然≪説明責任と結果責任≫を確り負ってもらう。
権限と責任は一体でないと駄目ですよ。
大昔の摂関政治や院政の真似は止めて頂きたい。
国民だけでなく、海外の日本に対する不信感の多くもこの点に有るようだし。
≪今回の件も、権限と責任が不明確だから、これ程長期に渡り問題が隠蔽され先送りされて来たのだろう。≫
行政の本来の責任が曖昧にされて、政治が形だけ責任を取ったように取り繕い、「実質の負担は国民に付回す」のはもうカンベンして頂きたい。
ハッキリ言って、限度を超えてますよ。
選挙を通して政治が行うべき事ですが、官僚自らも国民の一人として対応策を出して頂きたい。
何しろ一番良く判っているのは、キャリアの皆さんだろうし。
自分も有権者として、政治家に働きかけて見ようと思う。
有力政治家に知り合いは誰も居ないのだが・・・
しかし、民主主義ってのは面倒くせーな。
長々と失礼しました。
7月 10th, 2007 at 0:34:21
>西麻布夢彦さん
>ベストが尽くせないなら、プロ失格なのですから、とっとと退職するのが筋です。
それなりの長さの社会人生活を送ってなお、振り返ってベストでなかったことはなかったといいきれる人はごくわずかなのですから、ほんの一握りの人々だけが働き、後はみな失格として退職するような世の中ですよ、それでは。西麻布さんはその一握りにお入りなのかもしれませんが・・・。
>鍋象さん
天引きは維持して欲しいです、いちサラリーマンとしては(笑)。
>民間人3さん
「限界」とはmarginalの意ですが、何か誤解されているのではないでしょうか。
>のんきゃりさん
彼/女ら自身、それなりに良かれと思ってやったことで、主観的には「サボった」とは心外なのでしょう。主観的な認識が客観的に妥当なのかの検証を経ない環境は、おっしゃるような状況にはまってしまう可能性が極めて高いのでしょう。
>ぶったまげたさん
>45分働いて15分休む、1日5000タッチの入力、などの「具体的な」取り決めを政府が了解してるのか?
>公表しない条件で「内密に」社保庁幹部と自治労幹部で覚書を交わしたはずだ。
>こう言う非常識を、国民や政府に無断で行った責任は問われて当然だろう。
休憩時間については、「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」(下記URIを参照願います)において、
>(略)「単純入力型」及び「拘束型」に該当する作業に従事する者については、一連続作業時間が1時間を超えないようにし、次の連続作業までの間に10分〜15分の作業休止時間を設け、かつ、一連続作業時間内において1回〜2回程度の小休止を設けること。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2002/04/h0405-4.html
とされています。仮に2時間働いて5分休み、といった取り決めがなされていれば、政府自ら遵守すべきと定めたガイドラインを否定することになるわけです。
入力タッチ数については、ここは私も憶測で根拠はないのですが、締結当時のマンマシンインターフェイスがどうであったか抜きに議論をしても、少なくともそのような取り決めをしたことの当時における合理性は判断できないのではないかと思っています。もちろん、現在のマンマシンインターフェイスを前提とすればナンセンスな話で、仮に締結当時に合理的であったとしても、いつかどこかでのタイミングでそれをアップデイトすべきだったでしょうし、それをしなかったことへの批判はもっともであると思います。
おっしゃるように「非常識」であるかどうか、少なくとも休憩時間については、仮に民間の実態から見てこの取り決めが「非常識」であるとすれば、偽装請負等と同じくそれが非常識である状況の方が問題であると思います(それとも、ガイドラインが何ら医学的見地に基づかないものであるか、のいずれか)。そうした検証抜きに、アプリオリに「こう言う非常識を、国民や政府に無断で行った責任は問われて当然だろう」とおっしゃられても、本当にそうとは限らないですよね、ということになってしまうのだと思います。
>年金事務処理問題は、元々無理があったとかシステムがどうとか言われてるけど、税務署などは全国レベルで無難に業務をこなしてる訳で、≪出来ない筈がない!≫
>初期の段階で上手く行かなかった事よりも、その後の長い歳月の間に何故カバー出来なかったかが問題だろう。
>聞き及ぶ範囲では、組合の非協力や妨害が大きかったように思うのだが。
>組合の横暴が跋扈するのは、それだけ組織が「緩い」証拠だと思う。
税務は年金に比して文書保存期間がはるかに短いので、業務の比較対象として適切ではないと思います。言い換えれば、税務の業務水準が年金で確保されていたとしても、現在の問題が回避できていたとは限りません。組合についても、上記で書いたとおり郵政の存在を考えれば、少なくとも組合の存在がこの手の問題の必要条件でもなければ十分条件でもないことは明らかですから、仮に因果関係を認定しようと言うのであれば、いかなる作用によるものかの検証が必要でしょう。
7月 10th, 2007 at 1:01:22
>一連続作業時間が1時間を超えないようにし、次の連続作業までの間に10分〜15分の作業休止時間を設け
「45分働いて15分休む」、とはかなり違うと思いますが。
組合の要求を飲むなら、その45分間は休みなしで働く事が前提でしょう。
45分の労働時間中に作業を止めた者から罰金を取りましたか?
全く馬鹿げた取り決めなんですよ。
如何に、社保庁の幹部がいい加減かという事ですよ。
>政府自ら遵守すべきと定めたガイドラインを否定することになるわけです。
ならば、当然政府の責任が厳しく問われるべきですが、この政府というのは社保庁長官でしょ。
官僚上がりじゃないの?
◎非常に厳密かつ正確に解説されてますが、より大きな目線で捉えたならば、決定的に間違っておられるように思いますよ。
上手く説明出来ませんが。
明日も仕事なので、中途半端な内容で恐縮ですが、この辺で止めて寝ます。
7月 10th, 2007 at 8:37:08
社会保険新組織の実現に向けた有識者会議の第3回会議配布資料にある問題の覚書の謄写本に依れば、「1連続操作時間50分(後に45分)ののち、15分の操作しない時間を設ける」としか書いてない訳です。これはガイドラインに合致したものです。
操作しない時間≠休憩時間であって、書類審査等機械入力の前段階の業務遂行時間であって、実際遊んでいたわけではなかったと。そんな話だったような。
タッチ数については、当時のハードウェアの水準や単純長文入力でない事を考慮したら何ともいえません。
実際当時一般に流通していたPC、オンライン端末、CPUの処理速度、回線速度を経験した立場で申し上げると、昨今常識となっている作業量は機械の性能上不可能かと。
もっとも今の基準からすれば、長年見直されなかったことは問題視されるのは当然とは思います。
ただ、「45分働いて15分休む」と言うのは報道の方(もしかしたら野党の方もでしょうか)がそのような言い回し?をされているだけのことのような。
7月 10th, 2007 at 9:12:48
VDT作業のガイドラインは、労働三法を所管する労働省として定めたものであって、厚生省の外局である社会保険庁はその作成過程には無関係だろうと思います、私は。
webmaster 様の言われる「政府が定めた」は「労働省が定めた」と等値であって、社保庁やその長官の事ではないと私は理解しているのですが如何でしょう。
蛇足ながら、人事院でも国家公務員向け「VDT作業従事職員に係る環境管理、作業管理及び健康管理の指針」を策定(内容は労働省基準と同義)してはいるようではあるのですが、策定に社保庁は無関係のようですし。
7月 10th, 2007 at 22:15:45
>素人の浅知恵 Says: さん
事実誤認があったようです。
教えてくれて有難う。
しかし、VDT作業ガイドラインってのを見たけど、一日中パソコン作業をするような人を想定したものでしょ。
それに、単なる目安に過ぎない訳だし。
この労働省が認めた目安が、なぜ「45分働いて15分休む」という形で採用されたか理解に苦しむ。
社保庁職員の作業実態は良く知らないけど、一日中キーボードを打ってる人がそんなに沢山いるんですかねえ?
普通、接客したり他の作業もするでしょ。
忙しい時間帯も有れば、暇な時間帯もある。
暇な時はのんびり仕事する上に、忙しい時もキッチリ休憩を取る訳だ。
羨ましいばかりですな。
ブログ主氏が御丁寧に反証らしき物出して来ても、≪公表しない条件で「内密」に覚書を交わした≫事が全てを物語ってるでしょ。
国民に知られたら反感を買う事が判ってたから「秘密」にしたんだよ。
全て承知の上の「確信的行為」ですよ。
以前に、確か大阪市役所で「ヤミ給与問題」ってのが有ったけど、同じ構造でしょ。
「カネ」が「労働条件」に変わっただけだ。
役所の運営資金は国民が負担してる訳で、会社で言えば出資者又はオーナー。
オーナーの資産を無断で喰い潰されてはタマランという事です。
(勿論、自分は無闇に労働強化しろなんて言いませんよ。 ただ、納得出来る範囲で常識的に働いて欲しいだけです。 それが職員の為でも有る筈です。)
どちらにしても、社保庁としては政治の了解を取らずに無断で行った犯罪的行為には違いないですね。
7月 10th, 2007 at 22:46:59
自分はかつて企業内のシステム屋をやっていたのですが、ぶったまげたさんの言うような、言われ無き差別を受けていました。端末の前に座ってパチパチ入力していないと、仕事をしていないと思われちゃうわけです。タバコ部屋に行っていましたが、手元にはダンプリストがあり、頭の中では色々デバッグしていたのに・・・w
さて、社保庁のVDT作業ガイドラインって、本当に全員に適用されていたのですか?端末入力している人だけではないのですか?その辺の事実関係が全くわかりません。それからVDT作業のガイドライン、本来は一人1台パソコンを使っている今時のホワイトカラーも守らなければならないのではないかと思うのですが、現在は有名無実化しちゃっていますね。現実の即すというのであれば、厚生労働省がガイドラインを見直すのが筋ってものです。
個人的には、この規制はもともと外注パンチャーをタコ部屋に放り込んで奴隷労働のごとく作業をさせる業者に対する規制として存在していたのではないかと思っていたりして。
同時に、まともなギラツキ防止フィルターがないブラウン管モニターで作業をしていて目が大変に悪くなったり、(似非科学ですが)電磁波が体に与える影響など健康面での懸念もあったと思います。
もし、ぶったまげたさんが、社保庁がこれから雇用するであろう年金台帳入力のアルバイトにタコ部屋奴隷労働を望むのであれば、僕はぶったまげたさんの見解に賛成する事はできません。まあ、そんなことは無いと思いますが。
7月 10th, 2007 at 22:56:41
webmaster Says: さん
昨日の続きです。
休憩時間については、上記の素人の浅知恵 さんへのレスに書いた通りです。
猿払事件ってのが何の事か判らなかったけど、ウィキペディアを見て、今判ったよ。(危うく煙に捲かれる所だった。)
今回の不祥事の言い訳には多少無理が有るでしょ。
これって、忍法霞ヶ関の術ですか?
ネット時代になって忍法が効き難くなった事には、同情申し上げますが。
>税務は年金に比して文書保存期間がはるかに短いので、業務の比較対象として適切ではないと思います。
全国規模という事で例に出した訳ですが、税務の方が遥かに複雑ですし、不適当かも知れません。
今回の混乱の根本は「個人の特定」が満足に出来なかった事に因りますよね。
同姓同名で生年月日が同じ人なんて極僅かです。
更に住所も同じなんて人は居ないでしょ。
「氏名の読み間違い」や「入力ミス」という、非常〜に基礎的な部分の誤りだと思いますが。
この基礎部分は、税務などでも同じでしょ。
更に言えば、銀行や郵便局でも同じ事に思えますが。
>上記で書いたとおり郵政の存在を考えれば、少なくとも組合の存在がこの手の問題の必要条件でもなければ十分条件でもないことは明らかですから、仮に因果関係を認定しようと言うのであれば、いかなる作用によるものかの検証が必要でしょう。
こう言っては申し訳ないが、屁理屈にしか聞こえませんなあ。
何で、現場職員が特定政党のポスターを貼る事に対し無罪判決が出た事で、年金の不明が5000万件も出るんだ???
全然判らん、是非教えて下さい。
大体、国民に対して因果関係を解明し公表するのは、行政の≪説明責任≫という「義務」ですよね?
昨日、
>◎非常に厳密かつ正確に解説されてますが、より大きな目線で捉えたならば、決定的に間違っておられるように思いますよ。
などと失礼な事を書きましたが、要は、一つ一つは丁寧かつ詳細に解説されますが、全体として見れば「変」じゃない?、って事です。
いわゆる、合成の誤謬とでも言うか・・・
「霞ヶ関の誤謬」に陥らないようお願いします。 以上。
7月 10th, 2007 at 23:05:47
>鍋像 Says: さん
一日中入力作業をする人に対する労働条件なら、「45分働いて15分休む」も理解できる。
しかしその場合、マスメディアはかなり悪意のある報道をした事になりますね。
7月 10th, 2007 at 23:11:09
左寄りと言われているマスメディアは、「全体像を隠したまま部分を切り取って」上手に世論誘導をしようとしますので、眉に唾つけておいた方が、後から「騙された」にならなくてよろしいかと。彼らの仕事の対価は、事実を伝える事ではなく、読者の感情を揺さぶる事から得られていますので。
僕も汚れてしまったのかなぁ。
なお、事実関係については僕は全くわかりませんので、ぶったまげたさんが言うような事があるのかも知れません。
7月 10th, 2007 at 23:45:54
国税庁は社保庁の約3.3倍の定数で、業務は徴収業務に特化して、基本的には年度単位での作業を行っている。
社保庁は国税庁の約3分の1の定数で、業務は適用・給付・徴収の3つで、しかも短期と長期の制度を委ねられている。
年金の賦課範囲は、事実上の外形標準課税と人頭税であって国税の比ではなく、一般に国税より範囲の広い地方税より更に広い。
社労士は税理士より社会的に活用されてこなかったし、社労士の守備範囲は広く年金を専門的に得意とする人が全てではなかった。
さらに、税務は当初から氏名・住所・性別・生年月日等厳格に管理されていた。年金は番号(年金手帳)の管理を個人が確実に行う事が大前提でそれがあれば全て解決するという発想のそもそも法律だった。個人4情報は副次的なもので厚生年金については個人の住所は届出義務すらななかった。
差異があるとすればその辺りでしょうか。
また、業務執行の段階で法制度の不備に気づいたとしても社保庁には法律の改正を国会に求める権限も、省令の制定権限もなかった。
さらに悪いことに地方事務官制度の問題から実務の状況が把握できなかったし、地方事務官制度は地方自治法に根拠のある問題で、厚生省にはどうする事もできなかった。出来るとすれば自治省から国会に働きかけて貰って地方自治法を改正して貰う必要があった。
ところで、45分機器操作したら後の15分は書類を扱うなど機器操作以外の業務を執行していて、休憩していたり仕事をしていなかった訳ではない。また、庶務以外は最終的にオンライン端末を操作せずにすむ業務はなかったというお話で、45分仕事したら15分は仕事してないは事実無根というお話を主張されておられるような。
7月 10th, 2007 at 23:54:07
鍋像 Says: さん
今回の問題が大きく取り上げられた時、社保庁に人が殺到した。
地域によっては何時間も掛かって出向きながら、長時間待たされた上、自分の所まで順番が廻らずに帰らされた年寄りが何人も居るんだよ。
にも関わらず、昼は定刻通り窓口を閉めて、夕方も業務延長をしなかった。
後日、国民の苦情が殺到して昼も開ける様になったが、俺は「役所の無神経」に驚愕したね。
国民が怒ってるのは明白なんだから、昼飯ぐらい交代で摂って昼も応対したり、年寄りに配慮ぐらいしろよ!と。
管理職が馬鹿なのか、組合の意向なのか知らないが、マトモな職場とは思えない。
最低限の人間的な想像力すらも無くしているんじゃないか?
こう云うのを見ると、組合って何だ?って思うね。
彼らは組織=国を敵対関係として捉え、自分達は搾取されてると言うが、国を支えるのは国民であり、賃金であれ労働条件であれ国民が負担しているのだ。
過剰な要求は、「国民からの搾取」になる事が判らないのだろうか?
そこに考えが及べば、馬鹿げた要求など出来無いだろうし、上層部も馬鹿げた密約を受け入れる事など出来ないと思うのだが・・・
7月 11th, 2007 at 0:08:11
>素人の浅知恵 Says: さん
色々原因をお書きだが、普通は問題が見つかったら、すぐに対応策を取るものですよ。
組織がマトモに機能してない、と言う事です。
>業務執行の段階で法制度の不備に気づいたとしても社保庁には法律の改正を国会に求める権限も、省令の制定権限もなかった。
普通は、上層部に対応を要求するもんでしょ。
民間でもボトムアップで業務が改善されるのは常識です。
現場の事を一番知っているのは、現場なんだから。
組合は、あれだけ強行に労働条件の要求をするのに、何故、業務上生じている問題の対応を上層部に要求しなかったのでしょうか?
自分達の「得」になる事にしか、興味なかったとしか思えませんねえ。
7月 11th, 2007 at 0:35:35
みなさま、私あれこれ書かせて頂いてますが、情報源は厚生労働省・自治労・人事院・衆議院・参議院の各HP、各種市販の書籍・六法などで、中の人に直接聞いた訳ではないので、間違ってたらご容赦ください。今更ながらのコメントで恐縮なのですが念のため。
公開の場でのコメントですので、正確であるように出来る限り調べているつもりでは勿論あるのですが、出典を明記するのを怠って参りましたので一応。
7月 11th, 2007 at 1:50:40
>「限界」とはmarginalの意ですが、何か誤解されているのではないでしょうか。
誤解はしていませんよ。
公務員は、8時間の勤務時間内でも、はじめの1時間よりラストの1時間は生産性が低くなると堂々とおっしゃるわけですな。
おめでたい人たちなこと。
7月 11th, 2007 at 4:40:34
>ぶったまげたさん
「かなり違う」というのがどの程度のものを指すのかは主観的な物差しによると思いますが、45分・15分と60分・15分(ガイドライン準拠で確保される最長作業時間)の差は、1日8時間勤務をベースにすれば360分・120分と384分・96分(1日あたり24分差)ですから、それほどの差があるようには思えないのですが。45分と60分で33%増のようなイメージを抱きがちですが、45/60(=3/4)と60/75(=4/5)で6.7%増にしかなりません。
なお、ガイドラインの所管は、素人の浅知恵さんがお書きのように、旧労働省です。
猿払事件云々は、煙に巻くわけでもなんでもなく、郵政において労組が強かったことを示す事例を挙げたまでです。組合が強ければ必ず組織運営に問題が生じる(=組合が強いことが運営における問題の十分条件である)のか、組織運営に問題が生じた場合は必ず組合が強いのか(=組合が強いことが運営における問題の必要条件である)のか、組合が強ければ組織運営に問題が生じることの論理構成はいずれかでしょうけれども、組合が強かったけれども運営に問題が生じなかった例が一例でもあるならば、そのいずれでもないことは論理的に明らかなわけです。
名前の読み誤りが原因のひとつであることは誰も否定していないと思いますが、それは当初のレコードの設計によるもので(加えて、SSNが存在しなかったこと)、現場職員がまじめに働いたのかそうでないのかは何ら関係のない話ですね。個別の問題がどのような原因によるものかをきちんと検証していくことこそが、真相究明・再発防止につながる道なのであって、それらを省略してとにかく組合が悪かったのだとすることは、それこそ真相の隠蔽ではないかと考えているのです。
>素人の浅知恵さん
補足いただきありがとうございました。
>鍋象さん
そのあたりの事実関係もよくわからないですね。肝心な部分が報道されないというのはありがちですが(笑)。
>民間人3さん
規模に対して収穫逓増でない限り、限界生産性は逓減せざるを得ないと理解しているのですが、そうでないというのであれば、既存の経済学体系を一変させる、ノーベル経済学賞級の経済学史に輝く発見になりますので、ぜひとも論証の上、査読論文にてご公表いただければと思います。ノーベル賞でもっとも日本人の受賞が難しいとされる経済学賞、それを受賞されるのであればこれほどすばらしいことはありませんので、僭越ではありますが、心より応援させていただきます。ノーベル賞受賞の暁には、もちろん、私ごときの謬見は喜んで放棄することをお約束いたします。
7月 11th, 2007 at 22:54:01
>webmaster さん
他の人のコメントをザッと読んで見たら(自分に関係した分しか読んでなかった)、webmaster さん自身が答えを示してましたね。
>>kingateさん
>>実行するのは官僚。責任を取るのは政治家(大臣)」……その辺のグレーっぽさが、皆さんお嫌いなので、できれば“そちら側(あえて使用)”であるbewaadさんが、どう考えているかお聞かせ願いたいところです。
>責任は権限の裏返しですから、政治家よりも先に官僚に責任をとらせるならば、政治家を超える権限を官僚に与えることが前提となりますが、それでいいのでしょうか、ということと理解しています。
前に政府と行政に関して書いたように、自分の認識としてはキャリアの皆さんは「現実的に権限を有し決定を下している」です。
しかし、webmaster さんは「官僚は権限を有していない」と仰る。
この溝が有る限り、幾ら議論しても無駄ですな。
(匿名ブログにせよ、公言は出来ないのかも知れませんが)
今回の問題でも、大元はココでしょ。
通奏低音として一貫して流れている。(今回の件に限らずです)
社保庁幹部がメインボーカルで、そこに自治労が乱入してツインボーカルになっちまい話が混乱した、ってな構図なのでは?
しかし、時効も撤廃されたし不明年金の件などは大した問題じゃない、という意見が散見されるのには驚いた。
いくら年金制度自体が崩壊寸前とは言え、この感覚は恐ろしい。
お役人様は、既に死んでるんじゃないの?
7月 11th, 2007 at 23:15:09
>webmasterさん
組合が強ければ必ず組織運営に問題が生じる(=組合が強いことが運営における問題の十分条件である)のか、組織運営に問題が生じた場合は必ず組合が強いのか(=組合が強いことが運営における問題の必要条件である)のか、組合が強ければ組織運営に問題が生じることの論理構成はいずれかでしょうけれども、組合が強かったけれども運営に問題が生じなかった例が一例でもあるならば、そのいずれでもないことは論理的に明らかなわけです。
わざわざ、ご丁寧に有難う御座います。
aでもbでもないcは、aでもbでもない。
すなわち、AでないものはAでない。
いや〜、実に深い。
霞ヶ関流の極意と承りました。
論理の堅牢なる躯体に絢爛たる修辞を装い究極の真空を紡ぎ出す、ウ〜ンこれこそ将に色即是空。
そう言えば、左寄りの作家や知識人てな人に、こんなのが結構いますな。
彼らが霞ヶ関流の使い手だったとは、全く存じませんでした。
一応、進歩的知識人の術、とでも命名しときましょう。
>現場職員がまじめに働いたのかそうでないのかは何ら関係のない話ですね。
これも他の方と認識が違うのですが、現場の仕事は与えられた業務に加えて、最低でも守備範囲の問題点を上に報告する事も含まれる。
気の効いた奴は決定権者を捕まえて、引きずり回す。
それが、自分等民間の感覚です。
組織文化が相当違うんでしょうなあ。
>限界生産性は逓減せざるを得ないと理解しているのですが、そうでないというのであれば、既存の経済学体系を一変させる、ノーベル経済学賞級の経済学史に輝く発見になりますので
横から割り込んで恐縮です。
自分なんかは、外が暗くなってからの方が、事務処理は捗ったりしますがねえ。
個人差や習慣差にも因るでしょうが、民間なら一日に10〜12時間ぐらい働くのも普通ですから、7時間ぐらい経ってからの方が調子の出る人も居ると思いますよ。
プロ野球のピッチャーなんかでも、50〜60球投げ込んでからの方が球速が上がる選手も多いようだし。
ノーベル賞なんて無茶は言わないので、イグノーブル賞辺りで如何でしょう?
7月 11th, 2007 at 23:30:34
>素人の浅知恵 さん
>また、業務執行の段階で法制度の不備に気づいたとしても社保庁には法律の改正を国会に求める権限も、省令の制定権限もなかった。
厚労省からの天下りも大勢居るんだから、権限のある所と交渉して不備を正すのも仕事の内じゃないんですかねえ。
自分にゃ理解できんのですが。
>45分機器操作したら後の15分は書類を扱うなど機器操作以外の業務を執行していて、休憩していたり仕事をしていなかった訳ではない。
覚書にハッキリと15分休むと書いてあるので、ホントかなと言う気がしますが、問題は「1日5000タッチ」の方でしょうな。
当然、一日中入力作業をする職員など居ない。
これじゃ、作業は進まんでしょ。
また、緊急時や急ぎの入力が必要なケースにも対応出来ない。
やはり、よろしく無いと思いますねえ。
7月 11th, 2007 at 23:55:53
>ぶったまげたさん
横からすみませんが、相手の主張をよく理解して、それに対して主張なり反論なりしないと議論にならないと思います。
大変失礼ながら、あなたは次々とご自分の思いを述べられる一方、相手の主張に対する対応が不十分ではないでしょうか。
「議論しても無駄」というより、そのあたりでどうも議論になっていないように見受けられます。
コメント欄ですから、個人の思いを述べるのも自由でしょうが、延々と続くと食傷気味です。
7月 12th, 2007 at 0:10:03
>yy Says: さん
了解致しました。
7月 12th, 2007 at 0:20:30
自分のハンドル打ち間違えてたw
>>ぶったまげたさん
>にも関わらず、昼は定刻通り窓口を閉めて、夕方も業務延長をしなかった。
年金の支払いの時効はなくなってるんでしょ?暇なときに確認すればいいのに、「自分だけは何としてでも真っ先に確認したい」という自己中心的な人が確認しにいっただけじゃないの?
別に社保庁を擁護したいわけじゃないという前提つきで聞いて欲しい。その残業代は誰が出すの?自己中の人のためのサービスで俺の税金が使われるのはちょっと勘弁して欲しいなぁと思ったりするよ。
役人っつーのは、僕ら民間人からみたら使用人・メイドさんみたいなものなわけ。彼らの給与は僕らが出している。そしたら、彼らに働け!と言うたびに、僕らが払う給与が増える事になる。その事を理解したうえで、今現在の状況をいったん整理して、怒りを取り除いてから、解決策を考えて欲しい。そしたらおのずと答えはわかるはず。
「国民は主権者なんだから、怒りをぶちまけてもOK」と思っているんなら大きな間違い。そのしっぺ返しは全部自分たちに跳ね返ってくる。小泉内閣でそれがよーくわかったんじゃないの?
7月 12th, 2007 at 0:56:38
>その残業代は誰が出すの?自己中の人のためのサービスで俺の税金が使われるのはちょっと勘弁して欲しいなぁと思ったりするよ。
行政のミスだから、当然行政が負担すべき。
その為に、俺は問題の原因を探っている。
>暇なときに確認すればいいのに、「自分だけは何としてでも真っ先に確認したい」という自己中心的な人が確認しにいっただけじゃないの?
70才、80才のお年寄りに、そんな事言える?
本当に今回で最後です。
お騒がせしました。
7月 12th, 2007 at 1:47:40
ぶったまげた、とは良く言ったもんでこういう一般知丸出しの人がいっぱしの知識人気取りで反論できない公務員をたたきまくり、マスコミがそれに便乗する。
こういうぶったまげたみたいな愚民が大勢いて「民意」に反映され続けるなら日本の未来は真っ暗ですね。
国を閉ざし、嫉妬にまみれて公務員が悪い、政治家が悪い、苦しむのはいつも弱い国民だ、といいながら愚かしいポピュリズム政策を採り続け、低成長のまま沈んでいくのでしょう。
今回のぶったまげたのエントリを見てて日本の愚民は手に負えないのだというのがよくわかりました。
資産の95%は外国株で保有しようっと。
7月 12th, 2007 at 3:51:25
「愚民」というより典型的な「消費者根性」じゃないかと思います。たとえそれが労働者(場合によっては経営者)としての自分に跳ね返ってこようとも、行政サービスの消費者としての利益最大化を求めて、それを認めた経営者ではなく労働組合のほうを叩いているというのは。その労働者としての従順さと消費者としての厳しすぎる要求が日本の競争力になっていたのは否めませんが、単に消費速度を速めるだけで(環境とかで)破滅への速度を速めていただけともいえなくはないですね。
もっとも、日本じゃ組合員のためにと純粋に頑張ってる人ほど、他の組織相手だと労働者に過大な負担を負わせる要求もガンガンしてるんでさらに始末に悪いんですけどね。
どこの国だって「愚民」が95%を占めるのは変わらないと思いますが、それでも自分たちが無理なく生産できる分しか消費しないという社会的合意がある大陸欧州が羨ましくはありますね。消費者としては自分でも耐えられないと思いますが
。
7月 12th, 2007 at 7:35:02
>>労働者としての従順さと消費者としての厳しすぎる要求
そのような厳しい要求をすることが許されるのは最も購買力のある豊かな国民だけです。人口が減少する低成長国の分際で厳しい要求ばかりするとインフレという形で跳ね返るしかないのだろうと。
>>自分たちが無理なく生産できる分しか消費しない
自分たちが税金を払っている分以上のことばかり要求しまくるのも同じ構図ですね。これが理解できず過大な消費者水準を要求するからこそ「愚民」なのでしょう。しかし権利意識が過大な愚民度は日本が世界一なのではないでしょうか?
ぶったまげた、を輩出する劣等種たる我ら日本人は国債と社会保障が過大要求に押されて公的サービスが崩壊しないと何もわからんのでしょうね。
7月 12th, 2007 at 7:46:59
>ぶったまげたさん
最後にされるとおっしゃっているのに今さらですが、yyさんのご指摘に、残念ながら同感といわざるを得ません。私はさておき、素人の浅知恵さん他、いろいろとコメントいただいている方々は、決してぶったまげたさんのご主張を頭ごなしに否定しているわけではなく、2ちゃんねる流に言うならソースがきちんとあるのかを問うようなもので、いわば対話を通じて真贋を検証し、それが真だと信頼に足るものだと判断すれば、皆賛成されると思います。それを、あたかも否定されたかのように応じられては、とりわけ素人の浅知恵さんには失礼でなかろうかと思うわけです。ご自身の信念をお述べいただくのはもちろん自由ですが、素人の浅知恵さんがコメントされる際に、それなりに裏取りのコストをかけていらっしゃるのは明らかで、それを無下に否定するようでは、かえってぶったまげたさんのご主張の信頼性を損なってしまうのではないでしょうか。
>yyさん
捕捉いただきありがとうございました。
>鍋象さん
サビ残せえ、ということなんでしょうねぇ。ぶったまげたさんに限らず、過半の国民にとっては・・・。
>公務員が全て悪い、苦しむのはいつも弱い国民ださん
日本だけがとりわけ他国を上回ってそのような傾向が強い、とは私は思っていないのですが、どうなんでしょうかねぇ。
>kogeさん
大陸欧州の傾向がそのようなものであるとするなら、それが何に由来するのかは、なかなか興味深い問題であるように思います。
7月 12th, 2007 at 11:00:29
>bewaadさん。
口汚い言葉にレスありがとうございます。
日ごろwebmasterの見識には敬服しているのですがこの一点に関しては美しい国は世界最強だと思っております。
ぶったまげたのような愚か者が多いという点も愚劣な民意が
直接政策に反映されすぎる点も他の追随を許さないと思います。
私はバブル崩壊後の「失われた10年」は金融機関の不良債権処理が遅れたことにより、金融緩和をしてもマネーが市中に流通しなかったことが原因と考えています。
これについてwebmasterは日銀に批判的です。
しかしこれも「土地は誰のものか」と垂れ流した公共放送や「不良債権?国民の血税を使うなんてとんでもない。どうなるか見てみましょうよ。」と言い放った某ニュースキャスターのように、愚劣な民意が直接政策に反映されすぎたことが原因ではなかったかと思います。(国民が見たがるからそういう番組が生まれるわけで)
任期20年の貴族院を作るか何かしてものもんたの言うことを真に受ける「民意」が政策に直接反映されない方法を担保する必要があると思うのですがいかがでしょうか??
7月 12th, 2007 at 11:03:26
ものもんた→みのもんたでした。
わざわざ訂正する価値がある人物なのかは疑問ですが。(笑)
7月 12th, 2007 at 12:56:44
>自分たちが税金を払っている分以上のことばかり要求しまくるのも同じ構図ですね。これが理解できず過大な消費者水準を要求するからこそ「愚民」なのでしょう。しかし権利意識が過大な愚民度は日本が世界一なのではないでしょうか
そうとは思いませんね。確かに消費者として過大な要求をしていますが、その分は労働者としての自分にそのまま跳ね返ってきてますから。(むしろ資本家・経営者というのは消費者と労働者の間でバランスを取る代わりに一定量の利益を「中間搾取」する存在なんじゃないかと)
大陸欧州にしても、日本人から見れば週35時間労働な上に毎月のようにゼネストやってるフランスとか日曜や20時以降は店を閉めなきゃならない(EUになってそうでもなくなったみたいですが)ドイツあたりは「自分たちの消費水準に比べて過大な労働条件を要求する愚民」に見えるでしょうし。
ただ、なぜ「愚民」の要求が大陸欧州では労働者としての形で出て、日本では消費者としての形で出るのかというのは興味ありますね。やっぱりキリスト教でしょうか?キリスト教徒の多い韓国でも労働運動に手を焼いてるみたいですし(http://nvc.nikkeibp.co.jp/free/COLUMN/20070523/108041/)。
7月 12th, 2007 at 13:00:32
>>ぶったまげたさん
>行政のミスだから、当然行政が負担すべき。
それはすなわち税金から負担すべきという事と同じです。それがわかっていて、自分も増税ないしサービス低下を受け入れるとおっしゃるなら、これ以上は言いません。でも、これまでのレスを読んでいる限り、社保庁の残業=税金から支出というつながりを理解されていないようなので、敢えてもう一度、問いかけさせてもらいます。
あなたは、「俺の分だけは急いで確認させろ」という自己中な人のために、自分の税金を使ってもらいたいと思いますか?
>>bewaadさん
ホワイトカラーエグゼンプションを導入しても窓口業務では適用しにくいですから、事実上のサビ残解禁という事になりますよね。それとも民間のサビ残を徹底的に取り締まって、「サビ残しろ」なんて誰も言えない状況にするかw
でも、これが無くても「サビ残禁止」は徹底してやった方がいいかもよ。
>>公務員が全て悪い、苦しむのはいつも弱い国民ださん
僕も時々貴族院の復活を夢想するときが・・・。
7月 12th, 2007 at 14:52:34
webmaster 様には、コメント欄を他人の家の庭先で喧嘩してる状態にしてしまう結果になってしまい、申し訳ありませんでした。ご覧のみなさまにも、お詫び申し上げます。
ところでみなさま。
復興経済、高度成長、人口ボーナスの恩恵を受ける時間が長すぎたのでしょうか。
全体の空気として、負担を据え置いても享受できる公共サービスは拡大を続けて生活も豊かになることが、水と空気のように所与のものと錯覚されているように思っています。現状はお上の悪政に対する天罰だと言うような雰囲気とか。
本来行政活動の拡大は租税負担の拡大と等価なのに、それを実感しないですむ幸せな時間を長く続けすぎた、と。今では行政活動の水準維持と租税負担拡大が等価になっている位なのに、とか思うのです。
人口ボーナスを享受した事の対価を支払う時期と、人口の減少が重なって、余計に落差が大きく感じられると言う事でしょうか。
などなど、学の浅さや薄さを丸出しのコメントで恐縮なのですが、そんな風に思ったりしております。
7月 12th, 2007 at 15:51:24
「お上」と「被支配民」という構図をでっちあげると、大衆扇動しやすいですから。でも、それって「日本は民主主義国家ではない」と言い切っているのと等価なんですよね。そのくらいの重みがある事を言っていると自覚して欲しいなぁ。
7月 13th, 2007 at 9:29:48
>「お上」と「被支配民」という構図をでっちあげると、大衆扇動しやすいですから。でも、それって「日本は民主主義国家ではない」と言い切っているのと等価なんですよね
それをいうならそもそも日本人、いや非キリスト教文化において民主主義が可能なのか、可能だとしてもそれが現在でも最も効率的に「最大多数の最大幸福」を実現するものなのかという問い直しが必要でしょうね。『1984年』や『すばらしい新世界』のような世界で支配されていたほうが幸せになる人々というのは確実にいると思います。それがごくごく少数か、大多数なのかはともかく…
7月 13th, 2007 at 19:51:54
>そもそも日本人、いや非キリスト教文化において民主主義が可能なのか
さすがにそれはちょっと言い杉じゃないでしょうか?
大正デモクラシーの頃はそれなりの水準の民主主義を達成してたと思うし、(戦後の)昭和時代だってそうそうバカにしたもんじゃないって希ガス。
ま腐敗もそれなりにはあったけど、諸外国に比べて特別ひどい水準だったとも思わないし。
「民は賢にして愚、愚にして賢」ってことで。
個人的にはシンガポールのような「官僚が泣いて喜ぶ国」(笑)ってあんまり好きになれない….
7月 13th, 2007 at 23:59:01
>公務員が全て悪い、苦しむのはいつも弱い国民ださん
アメリカの政治運動などを眺めていると、非常にぶっとんだ主張も少なくなく、少なくとも日米ではそれほど差がないのかなぁ、と思ってます。ヨーロッパはまた違うような気がしますが、それはそれで「民意」表明の自由さが劣っている証拠やもしれず、評価が難しいところです。
ちなみに、
>任期20年の貴族院を作るか何かしてものもんたの言うことを真に受ける「民意」が政策に直接反映されない方法を担保する
とは、性質としては戦前の枢密院がそれにかなり近いイメージだと思うのですが、清水 唯一朗「政党と官僚の近代」(下記URI参照)を読むと、枢密院も相当に「民意」を気にせずにはいられなかった様子がよくわかり、なかなか面白いです。よろしければお目通しいただければ(高いですが(笑))。
http://www.amazon.co.jp/dp/4894345536/
>kogeさん
ミクロで見れば、ヨーロッパで実現されている水準であっても、過半の人にとっては「自分たちが税金を払っている分以上のことばかり要求しまくる」状況なわけです。支払う税金と受け取る公共サービスが均衡するのは、相当所得の上位層になりますから。にもかかわらずマクロ的に均衡しているのであれば、たとえば次のいずれかのような状況の存在を示すものであって、「民度」の水準を示すものではないのでは、という気がするわけです。
(1) コーポラティズム的な仕組みによって間接的にしか「民意」が示されていない。
(2) 日本が巨大な貯蓄投資差額を抱え=財政赤字許容余力が並外れて大きく、結果として「民意」の多くが実現可能だっただけ。
>鍋象さん
マスメディアの報道でも、最近ちらほら、社会保険庁の職員の退職が増えている、なんてものが見られるようになりました。夕張なんかでもそうですが、公務員である個人にも職業選択の自由が憲法上保障される以上、待遇の変化に応じてそのような事態は生ぜざるを得ないわけで。マスメディアもマッチポンプだとは思いますが、そういわれるのを恐れて隠すよりは、報道してくれるだけよほどマシですし。
>素人の浅知恵さん
私見では、経済成長がデフレによって頭打ちとなったための落差、ということかなと。高度経済成長の再現がなくとも、デフレ不況の替わりに10〜15年間平均で名目5%成長が達成されていれば、多くの問題はよほど程度が軽くなっていたのではないかと思うわけです。
>ちと言い杉ジャマイカさん
私も同感です。同じホモサピエンス、そんなに本質的な違いはなかろうと。kogeさんへのお応えでも書きましたが、違って見えるのであれば、環境要因が大きいのではないかと考えています。