とあるシステムのお話。
arnさん経由で。
「あの、例のA社のシステムなんだけど、社員マスターが必要だろ?」
「もちろん要りますね」
「で、さあ。あの会社、社員一人ひとりに社員コードみたいな番号を振ってないらしいんだよ」
「えーっ? だって、そんなに大きな会社ではないとは言え、あのくらいの社員数になると、コードを振らないで、人事とかの事務処理はどーしているんですか?」
「なんか、人事部に職人芸的な人が何人かいて、それでなんとかしているらしいよ」
(略)
「だいたい、なんで社員コードすら無いんでしょ?」
「どうやら、昔のA社のお偉いさんが『社員総背番号制』など、そんな物扱いは社員に失礼だ!』とか言ったらしい」
てっきり公的年金を題材にした寓話かと思ったわけですが。
「でも、それだと名寄せとかで大変でしょう。年金じゃないですけど」
「だから人事部員の職人芸に頼っていたらしい」
年金が言及されているわけで、どうやら違っていたようです。しかし、どこも大変ですよねぇ・・・。
「やっと、社員にコードを振ることを認めてくれたよ。ただし、外には絶対に見えないようにしろ、って」
「よかったですね」
「でも、もうひとつ難問が……」
「まだあるんですか?」
「会社の序列順に、会長が1番で、社長が2番で……ってな感じでヒラまで順番に番号を振れってさ」
「だったら、順番に番号を振ればいいんじゃないですか? 何が問題で?」
「それがさあ、序列が変わったら番号を振りなおせ、ってよ」
(略)
「『序列が変わるのは年に数回くらいしかないですから、よろしく』だってさ」
