FRBの公定歩合引下げ
先日、次のようなことを書いたわけですが、
マクロの底抜けの危険が生じてしまった事態を想定するなら、マクロ対応としては、欧米ともにインフレ警戒で引締め気味の運営の中、インフレ率が明確に反転しないようですと、難しい話になってくるのは否めません。財政刺激に頼らざるを得なくなるのかもしれないでしょう。
そのような懸念は杞憂でした。
【ワシントン=小竹洋之】米連邦準備理事会(FRB)は17日、臨時の米連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、FRBが民間金融機関に資金を貸し出す際の金利である公定歩合を0.5%引き下げ、年5.75%とすることを全会一致で決定、即日実施した。信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題に端を発した金融市場の動揺や信用収縮の広がりを懸念し、緊急利下げで金融不安に歯止めをかける必要があると判断した。
FOMC終了後に発表した声明は、9日以降の金融不安によって「景気下振れのリスクがかなり高まった」と指摘。短期金利の指標であるフェデラルファンド(FF)金利誘導目標は年5.25%に据え置いたが、「必要に応じて行動する用意がある」と述べ、今後の経済動向次第ではFF金利も引き下げる構えを見せた。
さすがはバーナンキといいますかさすがはFRBといいますか。どこぞの中央銀行とは違い、果断な措置です。疑うようなことを書き申し訳ないです。
#そのどこぞの中央銀行が利上げするなら、中身はともかく、思い切ったことをするという意味では同じく果断とはいえますが(笑)。
