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  • 10/04/2007 (11:59 pm)

    トヨタの「シミュレーション」の不思議

    Filed under: sports ::

    昨日の続きとなりますが、富士スピードウェイでのF1日本GPにおける大渋滞について、次のような分析があります。

    さて、では問題はどこにあったのか。

    それは交互通行の1車線ということにつきます。

    交互通行ということは交互に数分とめる必要があります。これをでは3分としましょう。3分とまると、本来3分の間に外に出るはずのバスの数、341台/h x 3 / 60 = 約17台が並ぶことになります。17台がならぶとどうなるか。

    17台 x (12m + 10m) = 374mの渋滞の列ができます。

    ところがこの交互通行の場所からバス停まで、374mもありません、せいぜい100〜200mほどでしょうか。となるとどうなるかというと、後から来たバスが、バス停に寄れません。バス停に寄れないとどうなるか。本来乗せられる人が乗せられないばかりか、出るバスの後ろに、入るバスの渋滞ができてしまったのです。入るバスと出るバスがごっちゃになって列を作ることで、バスは中に入れず、外に出られず、にっちもさっちもいかない状態になってしまったのです。

    (略)

    この渋滞によって、本来4時間で15万人を輸送できたはずが、計画倒れに終わりました。その結果レース終了をまたずに2pm位から帰り始めた人から8:00pmの会場閉鎖までいたひとまで含めて、シャトルバスは10pmを超えて運行せざるを得なかった、つまり8時間くらいはかかったわけです。

    「F1富士シャトルバスの惨劇は人災である」(@[の] のまのしわざ10/4付)

    読んだ限りではwebmasterはもっともな分析だと思うのですが、他方で納得のいかないことが出てきます。というのも、この分析のとおりに渋滞が起こることは、

    • 動線計画をまともにやればボトルネックはすぐに明らかになりますし、
    • (通常動線計画のシミュレーションで明らかになるのが普通ですが、緻密なシミュレーションを行わずともボトルネックの存在さえつきとめれば)そのボトルネックでどの程度の待ち行列ができるかは、概数は簡単な計算で求められるからです(まして今回は、パークアンドライドで入場をコントロールしているので、ノイズは少なく計算誤差も小さなものとなります)。

    さて、報道によれば、

     トヨタとFSWは大会直前、問題発生を懸念する夕刊フジの取材に「シミュレーションの結果は万全で、問題は起こらない」(トヨタの高橋敬三モータースポーツ部長)と胸を張っていた。今回のGPでトヨタは惨敗。今夏までトヨタF1チームの代表だった富田会長は「お客さまの声を謙虚に聞いて、システムを進化させることが義務であると感じています」と語ってはいるのだが…。

    ZAKZAK「富士F1運営クラッシュ…日本GPでトラブル続出!」

    と、トヨタ・富士スピードウェイはシミュレーションを行ったと明言しています。TPS(トヨタ生産方式)によるコストダウンで知られたトヨタ、シミュレーションをまわしたにもかかわらず、動線計画もなければ待ち行列の計算も怠っているなんてことは考えづらいです‐工場の設計・生産設備の配置等において最大限活用してこその生産性向上なのですから。トヨタの生産効率が単なる場当たり・泥縄のまぐれ当たりの累積でない限り、シミュレーションをすれば必ずこれらの問題点は事前に予測できたはず。となると、実はシミュレーションをしていなかった、というのがwebmasterにとって一番しっくりくる話なのですが・・・。

    #仮にwebmasterの憶測が的中していたとして、ではなぜシミュレーションをしなかったのか、という新たな疑問が浮かんでくるだけではあります。コストをけちるなら下流であって、上流でむやみにけちるべからず、ということぐらいトヨタだってよくわかっているでしょうに。

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    22 Responses to “トヨタの「シミュレーション」の不思議”

    1. 匿名希望 Says:

      私も結論は同じで、おそらくトヨタはシミュレーションなどやってなかったのでしょう。そればかりか、現地の道路の下見すらしてなかったはずです。

      今回のトヨタの発表は嘘ばかりです。道路陥没にしてもすでに1日目には起きて支障が発生していたこと、C席が見えないことも事前に把握済み。発表はまったくもって信用ならず、鵜呑みにはできません。

    2. insider Says:

      現地を見てきました。
      サーキット内でバスが渋滞した区間では正常な状態でもすれ違うのがやっとな道幅しかありませんでした。
      バス以外の車両も使用するのがわかっていた道路で、です。

      すくなくとも場内移動に限りシミュレーションをしていなかったことは明白です。

      また、今回のトラブルはボトルネックによる渋滞だけに留まりませんでした。
      輸送に関与したバス、駐車場、本部の情報交換がスムーズにいかず、足りないバスに空き座席があるまま発車ということがままありました。

      こんなことはシミュレーションがあれば、またその通りの運営をしていれば起こらないことです。

      仮にシミュレーションがあったとして、それを活用する気がなかったことを証明する事実があります。
      駐車場に配置された誘導スタッフはF1開催日初日の前日に初めて業務について説明を受けたのです。彼らは派遣会社からやってきたアルバイトで、明日が本番という日に貸切バスで東京からやってきた。事前の研修は無しです。彼らがどうやってシミュレーションの結果を活かすことができるでしょうか!

      今回の輸送はカンバン方式になぞらえられることが多いようですが、取引先への発注もなしに部品が届くわけもなし、おバスとお客もまたしかりです。まったくナンセンスな話です。トヨタが云々以前の怠慢が現場にはありました。

    3. 鍋象 Says:

      僕にはシミュレーションの有無以前に、「できない事をやろうとした」ようにしか見えません。

      問題は、何故、できない事をやってしまったのかで、意思決定の失敗の典型例として中を見てみたいと思います。まあ、恐らくは想像どおりなんでしょうけど。

    4. rijin Says:

      …製造業の人がサービス業をなぜ小バカにしているのがよく分かったような気がします。

       やったことないからなんですね。

    5. Baatarism Says:

      今回は「天漢日乗」さんがいろいろ情報を載せてますね。
      バスの経路を直前になって変更した結果、道路陥没が起きたという話が載ってます。

      http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/10/f1...

      まあ、トヨタと言っても大きな会社ですから、製造部門がシミュレーションに長けていても、レースを運営する部門はシミュレーションなんか全然できなかったのでしょう。
      しかし、コスト削減圧力はあらゆる部門にのしかかってくるため、シミュレーション能力のない部門が乱暴にコストを削減しようとして、こういう結果になったのでしょうね。

    6. 障害報告@webry Says:

      ここは酷いなかの人ですね…

      なかの人で見るとスタフラと電産からアクセスキタワァ*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:* ミ ☆
      スタフラが五月腹御大経由
      電産はリファラ無 (more…)

    7. かめのこだわし Says:

      個人的にはトヨタは十分すぎるくらいにシミュレーションを行っていたのではないかと思います。
      ただ、トヨタのシミュレーションは観客が(自社の工場従業員のように)規律正しく時間通りに動くことを前提に行っていたのではないかと。
      極端な話、ボトルネックが生じたところで自発的に「カイゼン」してくれるだろうぐらいに考えていたんじゃないでしょうか・・・・。

    8. スペースチューブラーフレーム Says:

      かめのこだわしさんへ
      金曜日のフリー走行から行ってましたが、先のINSIDERさんの書き込みのように、私も同じ事を感じました。 フリー走行終了後、東1の新松田行きのバスに乗り込むまでに、途中で2度、チケット確認があり、最後列に並ぶ時にチケット確認をして、最後いざ乗る段になって再度チケット確認されました。で、余計な人員を配する前にもっとやるべきことあるだろうと思って、ついバイトの子に“何度もチケット確認するより、バス運行のオペレーションに人を割り振ってしっかりやって!”と言ってしまいました。(悪いことしたなと反省)。バイトの子達はトランシーバー等を、現場では連絡を取り合う事が全く出来ず、さら混乱を深めたと思われます。 逆に確信犯で、現場には持たせない事で、オペレーションの拙さをカモフラージュしたとさえ思えます。普通、1〜5万人程度のイベントでさえも会場の各現場担当のスタッフはトランシーバーを持って状況報告や要緊急連絡の手段として携帯している訳ですから。皆さんは、会場でトランシーバーを携帯したスタッフを見かけたことがありましたか? 混雑していたので、状況がわかる人間に聞こうと思い探してみましたが、私は全く見かけませんでした。様々な事態を想定していれば連絡網は必要不可欠な事は明白です。しかし実際はそうではなかった。(あまりの混雑に責任者が現場放棄という事?)仮にオペレーションをやっていたのであれば、絶対確信犯です。

    9. koge Says:

      >トヨタはシミュレーションなどやってなかったのでしょう
      いや、むしろこのF1自体がどこまでコストをケチっても運営が成り立つかのシュミレーションだったんだよ!(な、なんだってー)
      そもそも食堂や運送業とは違ってエンターテイメントほどカンバン方式との相性が悪いものはないと思いますけどね。

    10. あぐりこ Says:

      トヨタが一番ケチったのは「ノウハウ」にお金を払うことだと思いますよ。
      コンサートなんかで会場整理している人たちいるでしょ?彼らはチーフだけ社員かベテランアルバイトで後はその辺の大学生ですが、社員やベテランのノウハウできちんと運営できます。
      そのノウハウを持った会社は結構寡占状態なんだけど、大手広告代理店だってスタジアムイベントなんかのときには、そこそこ高いけど普通のコストとしてその会社を使います。運営本部にいるその会社の責任者が全体をコントロールするので、そこから下はトヨタのコントロールではなくなります。そこんところを嫌った結果が、こんな素人運営になったのでは?

      結局、プロのノウハウをナメんなよ!ということです。

    11. 小僧 Says:

      「天漢日乗」さんの http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/10/f1... より
      「687 :音速の名無しさん:2007/10/02(火) 22:57:46 ID:I0nw74NJ0
      ジェイコムの関西弁男「○○」を予選後に問い詰めたら、
      「私は愛知万博の経験もあるし・・・云々。」
      「データに基づいて設計しているから、明日の須走Aは50台未満で大丈夫です。」
      などと言い。
      ちなみに予選日はわずか22台運行とのこと。」
      を読む限り、そのあたりの計画を建てたのは(一応)プロのイベント会社のようですね。「愛・地球博」の場合インフラ
      http://www.expo2005.or.jp/jp/G0/G2/G2.1/index.htmlは遥かにちゃんとしていたわけですが。

      参考
      http://www.fujispeedway.jp/ticket/index.html より
      「道路など周辺環境に配慮し、お客様のスムーズな来場を図るため、観戦チケットと来場時の最終アクセスをセットにしたシステムがチケット&ライドです。愛地球博などでも採用され、スムーズな会場移動手段として好評を得ました」

      http://www.jtbcom.co.jp/activities/index.html より
      「2005年日本国際博覧会「愛・地球博」/会場外輸送運営・警備・入場券販売管理・グローバルコモン・アテンダント管理」

      「愛・地球博」の入場者数 http://www.expo2005.or.jp/jpn/data/data_a1.html によると最大入場者数は一日(9:00-22:00?)で 28万人強
      #場外輸送のデータは http://www.expo2005.or.jp/jpn/about/post/post_b/post_b4...

      日本グランプリの入場者数 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail... より
      「F1の日本GP最終日の30日、静岡・富士スピードウェイには14万人の観客が訪れました。
      28日のフリー走行は5万2000人が観戦し、
      29日の公式予選でも9万人を集め、
      3日間で計28万2000人となりました。」

    12. MUTI Says:

      ホンダに対抗してトヨタの名の下にF1を開催すること自体が
      トヨタという会社グループにとっての目的と化してしまっていたのかもしれません。

      その結果、
      F1をトヨタが開催するにあたって生じる問題点、
      および、その問題点の根本的な解決のためには、
      巨額の資金や大きな政治力・交渉力を会社のリソースから割かねばならない事を
      指摘・警告することが利敵行為・敗北主義ととられてしまうような「空気」が
      今回の富士でのF1開催誘致から、実行にあたる過程においてあったのかもしれません。

    13. bn2islander Says:

      本論とはずれるのですが、問題の所在はトヨタにあったのか、それとも富士スピードウェイだったのか、批判する場合はそのあたりを明確にするべきなようには思います。

      個人的には今回の問題は富士スピードウェイのノウハウの問題であり、トヨタ本社が積極的に介入しようとしなかったことが拍車をかけたようにはおもいます。

      また、kogeさんの仰るように、今回のF1開催自体がシミュレーションであり、ノウハウ獲得のための実験である可能性もあるかなと思いました。

    14. あぐりこ Says:

      >小僧さん
      私の言ったノウハウを持った会社(寡占的)というのは、そのJTB子会社のイベント会社(主に慰安旅行を兼ねたホテルでの表彰式を得意分野にし、業界内でもダンピングによる仕事の横取りで有名)とは、全く違いますよ。

      つまり、ダンピングで参入してきた業者(ノウハウ無し)を使って、ノウハウを持った本物のプロに頼まなかったのだ、という私の論を補強できました。ありがとうございました。

      ちなみに、本物は人件費商売なのでダンピングしませんし、今後のことを考えても、年1回の特別イベント(需要)でダンピングをする意味がないです。そんな場面でも下請けに値引き要求するトヨタの下請け叩き体質が出てますね。

    15. 小僧 Says:

      一言だけ
      > あぐりこさん
      (一応)プロと書いたのはそういうことを暗喩していたのです。その会社の実状までは知らなかったのでぼかしましたが『一応』と強調すべきでしたね。

    16. 鍋象 Says:

      若干情報収集したところあぐりこさん説に傾倒中。

      先週F-1のときにバスを出した会社の人と話をしました。そこは、本業が良くわからん会社で、一部仮設席周りの工事の下請けもしていたようです。8月頃には椅子の設置が始まっていたそうです。
      で、観光バスも持っていた関係で「バス出せ」といわれて下請けの立場で断れなかったとの事。相当ダンピングされたので1台しか出さなかったと愚痴ってました。静岡だけでなく周辺県の業者まで引っ張っていた模様で、多分価格が折り合わず、無理やり力関係で引っ張ってきた業者が多かったんではないでしょうか。
      自社の社員や安定取引先だと将来の雇用関係とか出世とかが絡むので多少実入りをケチっても一生懸命カイゼンしますが、単発仕事でケチったら「来年はこんな仕事やらねーよ」と思いっきりドライな対応になりますよね。

      あと、JCなんかでイベントの運営に携わったりもするのですが、F-1とは比較にならない小さなイベントしか経験ないですが、現場の人間がそれぞれの持ち場で責任者意識を持って運営しているから多少シミュレーションに抜けがあっても対応できるわけで、時には現場から本部に対して怒鳴り散らしながらスケジュールを変えさせたりもします。
      バスの発着所にバイトが1名では、現場が崩壊しつつある時に誰も手を打てないわけで、これはやっぱりノウハウに金を払うのをケチったという事ですよね。

      というわけで、シミュレーションが完璧すぎた(嫌味)かも知れませんw

    17. webmaster Says:

      >匿名希望さん
      そこに手を抜くトヨタの不思議といいますか。実際にこうしてレピュテーショナルリスクが顕在化しているわけで、単にマネジメントのミスだと考えれば納得は可能ですが。

      >insiderさん
      ある意味、トヨタが悪評(?)どおりにそろばん勘定ばかりで運営していればこのようなことにはならなかったのでしょうね。それが徹底されたなかった理由が何なのか、来年に改善されれば今年の手抜かりが明らかになるわけですが、今年が手抜かりのせいではなかったとするために来年、可能なはずの改善をしないなんてことがないことを祈ります。

      >鍋象さん
      おそらくきちんと原因究明はするのでしょうが、それを本にでもして商売するぐらいの抜け目なさを望んでしまいます、個人的には。

      バス会社の人の話を併せ考えれば、ケチり方を間違えたのでしょうねぇ。

      >rijinさん
      少なくともトヨタの幹部がその手のことを言っても、「お前が言うな」と思われるだけでしょうね。

      >Baatarismさん
      rijinさんではありませんが、そうしたグループ内の意思疎通の欠如でこのような事態になったのであれば、そういう人々に役所の縦割りが云々とは言われたくないですね(笑)。

      >かめのこだわしさん
      バスの台数を考える限り、その程度のことではどうしようもないことはわかりそうなものですし、逆にその程度のことでどうにかなると思えるようなシミュレーションであったならば、その精度も高が知れたものだということではないでしょうか。

      >スペースチューブラーフレームさん
      エントリで書いたことにも重なりますが、しなかったとすればなぜしなかったのか、した結果であるならば「確信犯」でああしたのはなぜなのか、疑問が残るのです。人件費をケチったことで浮いたコストなど、レピュテーションの低下で吹き飛んでいると思えてならないもので。

      >kogeさん
      で、どれだけ消費者にひどい扱いをしたらどのような反応が返ってくるかを計る、と。

      >あぐりこさん
      おそらくはそうした価値観に基づいて多額を運営会社に支払った政府のタウンミーティングは大いに批判されたりもしています・・・。

      >小僧さん
      実は公費助成の有無が決定的な差をもたらしたのだ、ということだったりして。愛地球博のインフラ整備にはそれが入っているでしょうし。

      >MUTIさん
      本当にそうだとしても納得のいく、ひとつの説得的な推測であるように思います。

      >bn2islanderさん
      トヨタはFSWの親会社ですから、グループとして一体だという理解でとりあえずはよいのではないでしょうか。もちろん詳細な原因究明に当たっては、個人に至るまでの切り分けが求められますが。

    18. 鍋象 Says:

      タウンミーティングは存在そのものが胡散臭かったわけで。一旦、悪者認定されたあとで、批判を継続する際には費用が一番手っ取り早いわけで。
      官僚答弁のように文章の一言半句まで練られたものじゃない批判を、文字通りに受け止めようとするのは無理があるような。

    19. webmaster Says:

      >鍋象さん
      結局のところ、その手のノウハウは情報の非対称性が大きい、という一般化でお茶を濁します(笑)。ふっかけられても適正価格との乖離はうまく見抜けないし、かといってケチって自分でもできるだろうと考えるとできなかったり。

    20. 鍋象 Says:

      コストの厳格管理って、役所組織だとかなり難しいですよね。そもそも、予算決定機関で決めた予算をきちっと使うことが、仕事をサボらずにやった事の証なわけで。

      結局、見積もりとっても、その見積もりを再度予算決定機関に持ち込んで予算修正しなおしてもらわない限り、コスト削減もできない。頭を使うようなコストは予算に身体を合わせる形になるし、逆に誰でも簡単に指摘できる事務用品費みたいなのは、予算でしっかり管理しだすと事実上運営不可能なレベルまでケチることになるし。

      で、良くない事だけど、某社団の場合はどうせ運営費も自分たちの会費だけだから、自腹しても一緒だしと、裏で不足分を支払って表の領収書は予算どおりにしてもらったり。役所だとサラリーマンですから、裏金作って自腹しなくても良いようになっちゃうんでしょうね。うーむ

      #ただ、役所でやっちゃうと民間への示しがつかないんですよね。

      世の中、「バイイングパワーで仕入コスト削減!」とか騒いでいる大手流通業者がありますが、あれはそろそろ自滅への道に入っていますので、あれを基準にしちゃいかんだろうとも思ったりして。

    21. [の] のまのしわざ Says:

      F1富士での不祥事はトヨタの確信犯・計画的犯行広報戦略でグダ…

      「F1富士C席仮設スタンドの払い戻し対応は自作自演だった!? ([の] のまのし… (more…)

    22. webmaster Says:

      >鍋象さん
      合理的なコスト削減のインセンティヴとしては、たとえば組織としてのコスト削減分を個人の給与に上乗せするなんてことは考えられますが、思いっきり利益相反のおそれがあり、一筋縄ではいきませんね。

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