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2007-02-10
■ [economy]円キャリートレードの何が問題なのかがわかりません。
別にwebmasterが適役ではないのでしょうけれども。
低利の円で資金調達し、ユーロやドル建ての資産で運用して金利差をかせぐ「円キャリー取引」が増えたのだ。
この問題についていわゆるリフレ派の意見を見たことがない。基本的にリフレ派はこの手の領域に触れないように思える。
「産経社説 G7 円安リスク洗い出す好機」(@finalventの日記2/9付)
webmasterがこの手の話題を取り上げないのは、取り上げるに値する価値を認めていないからです。とりあえず、finalventさんのエントリで引かれている産経の社説を見てみましょう。
日本にとっても、リスクは円高への反転だけでない。円安は国内からの資金流出が多いことも反映している。
過去最高水準の企業業績にもかかわらず日本株の動きが鈍いのは、売買益を得ても、ドルやユーロに交換するさいの目減りを嫌う海外投資家が敬遠しているため−との見方も強い。債券も含めて、これらが悪循環を起こすと円からの資金逃避が加速しかねない。
円安の背景には日銀の超低金利政策がある。景気回復を受けて連続利上げした欧米との金利差が広がった。低利の円で資金調達し、ユーロやドル建ての資産で運用して金利差をかせぐ「円キャリー取引」が増えたのだ。
選挙を控え、政府・与党は「景気を冷やす」と利上げに強い拒否反応をみせているが、こうした問題にも目を向けるべきだ。実際にG7が円安是正を打ち出したり、日銀の金融政策に注文をつけたりする可能性は低い。しかし、G7での議論は、居心地の良い円安、超低金利の抱えるリスクを洗い出す好機である。
円高になるリスクもあれば円安になるリスクもある、なんて話を真剣に取り上げる気になるのも難しいところですが(笑)、それにしてもこの社説子は自家撞着を起こしていることに気がついていないのでしょうか。株式投資についてはキャピタルゲインを上回るほどの為替変動を想定しておきながら、円キャリートレード、つまりはインカムゲインを求めての行動で円安を説明しようとしています。キャピタルゲインが吹き飛ぶほどの円安を投資家が見込んでいるのであれば、円キャリートレードの動機はインカムゲインではなく、円安による為替差益に決まっています。
むしろ円安の動きは、単純な購買力平価で説明可能でしょう。日本は遅々たるものがあるとはいえ、一応はデフレ脱却の道を歩んでいて、つまりは相対変化としてはインフレ率が上昇する方向へ動いています。他方でヨーロッパでは、まだインフレ率がそれほど上昇しているわけではないにもかかわらず引き締めを鮮明にしているわけで、つまりは相対変化としてはインフレ率が下降すると見込まれます。インフレ率が上昇しつつある通貨と下降しつつある通貨との間の為替相場が、前者の下落という形に落ち着くのは、購買力平価の予言するところに他なりません。
#絶対値としてのインフレ率によって為替レイトが定まるというのが購買力平価ですから、上記はミスリードな記述でした。そのような金融政策の方向感から、中長期的な見通しとしての期待インフレ率が逆転しているのだろう、というようにご理解ください。(2/11追記)
そもそも為替相場において警戒すべき変動とは、ファンダメンタルズから乖離した相場がファンダメンタルズへ回帰する際のオーバーシュートであるというのが一般的に言えることでしょう。社説子の論調からすれば、ファンダメンタルズよりも円安に現状の相場が形成されていると理解しているのでしょうから、「円からの資金逃避が加速しかねない」なんていう妄言は、聞き流す以外にどうしろというのでしょう(笑)。
では円高へのオーバーシュートがあり得るのかといえば、先の購買力平価を援用すれば、まだデフレから脱却していないというのに再度デフレを深化させかねないようなことがその契機となり得るでしょう。既述のインフレ率の相対関係が逆転し、投資家の円安見通しに基づく円ポジションは一斉に解消されるでしょうから、そのようなことは避けねばなりません‐皮肉なことに、社説子の心配とは逆に、日銀がファンダメンタルズを無視して引き締めに走ることが最大のリスクということになります。
産経社説を離れてキャリートレードに問題があり得るかを考えるならば、過去にキャリートレードが引き起こした問題を見てみるのが早道でしょう。典型的にはアジア通貨危機ですが、東南アジア諸国につぎ込まれていた短期資金の引上げに際して、返済に必要な外貨(つまりはドル)がショートしたことが原因です。問題が生じるとするなら、あくまでキャリー先(の流動性)においてであって、キャリー元においてではありません。
常識的に考えても、今まで借りていたお金を急に返せと言われて困ることはあっても、今まで貸していたお金をもういりませんと言われて困ることがあるでしょうか? 仮に円キャリートレードに巻き戻しが生じるとしても、その際に困らないように対処すべきなのはあくまでキャリー先なのです。もしユーロがECBの金融政策の結果としてファンダメンタルズ以上に高い相場を形成しているとすれば、アジアに限らず通貨危機でよく見られるように、売り浴びせ→外貨不足による暴落、というリスクに瀕している可能性があります。そう、事態は円安リスクではなくユーロ高リスクである可能性の方が大きいですし、リスクが顕在化した場合の影響もまたそうであるのです。
■ [government][economy][media]高橋洋一さんによる「政権批判」
田中秀臣先生のご紹介を受けて今週号の週刊文春掲載の「安倍ブレーン(高橋洋一内閣参事官)がバラしちゃった/「総理のホンネは選挙までは景気を良くしておいてネ」」を読みました。詳しい内容は週刊文春、あるいは田中先生のエントリをご覧いただきたいと思いますが、概要をご紹介するならば、高橋さんが講演において、安倍政権のスタンスとは、
- マクロ経済に一番関心がある、
- (おそらくは増税や歳出削減を通じた)財政再建には熱心ではない、
- 「構造改革」や個別の産業政策には関心が低い、
といったものだと語ったというものです。ご本人の自負がいかほどかはさておき、実際に一人で政権の経済政策を牛耳っているわけではないでしょうから、100%安倍政権の経済政策がそのようなものであるわけではないでしょう。それにしても、実際にこのような方向で政策運営がなされている部分がそれなりにあるというだけでも、webmasterからすればずいぶんと高く評価すべきだと思ってしまいます。
#景気を良くしておくのは選挙以降もよろしくお願いします、とは思いますが。
しかしながら面白いのは、記事のトーンはこうした高橋さんの安倍政権像を、政権批判であると捉えていることです。実際は再チャレンジとか成長力強化とかそんなんばっかりで、全然マクロ経済への関心が見えてこないじゃないか、という批判に対する政権弁護ではないかと何度目を凝らして読み直してもそうなのです(笑)。
田中先生もこれを高橋洋一さんの政権批判に摩り替えたいこの記事
と評されていますが、実際のところその「摩り替え」は成功しているのかどうか。この記事を目にした読者の多くが、なんだ安倍政権は経済成長でごまかして改革に手を抜いているのか、と反感を持つようなことは・・・結構な確率でありそうなのが厭だなぁ。
> インフレ率が上昇しつつある通貨と下降しつつある通貨との間の為替相場が、
> 前者の下落という形に落ち着くのは、購買力平価の予言するところに他なりま
> せん。
ど素人です。現時点ではまだ、日本はデフレであり、欧州はインフレです。従って購買力平価の観点からは、円は少しずつ円高方向に振れるべきと思うのですが、間違っていますでしょうか。「デフレが収束しつつある云々」は、円高の速度を鈍らせるだけで、日本が欧州以上のインフレにならない限りは理論的には円高が続くと思っていたのですが。
為替レートは購買力平価では決まらないという事で。
>ど素人さん
ご指摘のとおりです。現状で推移するならば円高圧力です。現状から中長期的に逆転するとの期待が成立すれば、ということになりますので、エントリも訂正いたします。ありがとうございました。
>通行人さん
為替レイトをモデル化できれば、間違いなくノーベル賞ものですから・・・。
円キャリー取引に関する議論を見ていると、円ユーロ相場だけを問題にしているのか、それとも円ドルなどの他の相場も問題にしているのか、はっきりしない印象があります。
意図的に曖昧にしているのなら、本当はユーロ高なのに、わざと円安のようにミスリードしている可能性もありますね。
なんだか円キャリーという言葉が独り歩きして「危ないもの」、「取り締まるべき」というレッテル張りが横行しているようですね。ヘッジファンド=危険な投機集団=取締り論、という短絡的な議論と似ています。G7が終われば、ネタとして色褪せそうな気もしますが、甘いですかね。
金利裁定取引の一種であるキャリートレードが大問題なら、そもそも
全ての金融取引は大問題ですわなぁ(笑)
金融緩和で円安という経路が作用しないと断定しデフレ下での金融
政策の有効性を否定していた連中が「金利上げないと円安」だとか
言ってるのを見ると、お約束の「お前が言うな」が出ちゃうw
uncovered interest parity (UIP)が成り立っていなければ、ナイーブなキャリートレードでも利益を上げられると考えられます。
この言葉でぐぐると、けっこう論文出てきますね。
これらのabstractによれば、短期金利ではほとんどUIPはrejectだが、長期金利ではけっこううまくいっているそうです。
マンデル=フレミングみたいなナイーブなマクロモデルでは、高金利の通貨が増価してしまうのでキャリートレードで儲かることになりますし。
要は、UIPが成り立たない短期からUIPが成り立つ長期が
モデル的にどうつながっているのかが、よくわからないんですよね。
仮にキャリートレードで儲けられるとして、それが日本経済にとってけしからん、ということにならないのはご指摘の通り。日本の金融機関もどんどんやればいい、ということになりますかな。
また物々交換原理主義者が出てきたな
もう言ってることが宗教の域に達しているな
本日の朝日社説、まるで速水優と池田信夫の合作のようです。
http://www.asahi.com/paper/editorial20070212.html#syasetu1
> 寒い外気にさらされるのが当たり前の世界で、日本だけが低金利や通貨安の温室にいつまでも入っているわけにはいかない。円安の文字がなかったG7声明に安堵(あんど)するのではなく、世界と調和する日本経済をつくる契機とすべきである。
本来違法である再販価格維持行為を特例として認めてもらっている企業の発言とは思えませんね。
プラザ合意の時点の実質実効レートに戻ったら一息ついたということ
自体が、プラザ合意がナンセンスなものだったことを証明してます。
リカードの時代から長期の経済危機や停滞は国際金融の問題だという
ことは常識なんだけどいまだにグダグダ言ってる保護産業があるんで
驚きますね(笑)まあ、毎日や朝日の経済担当編集委員だから論説
委員からすれば出入り業者の時事の藤原氏が副総裁になったのが、
よほど羨ましいんでしょう(藁
このハンドル名の人、他にいたかもしれません。
いたら変えますんで、ご指摘ください。
朝日社説ですが、今月こそ利上げしたい日銀執行部のために、
援護射撃しているんでしょうか?
さて、今回のG7関連の報道で持ち上がった円安是正論ですが、蓋を開けてみれば安堵というより、元からそんなの話題にもなんねーよというレベルの話ではなかったかと。彼らは、最初からポジショントークで市場誘導を行う意図があったのではないかという疑いがふつふつと沸いてくるのでありました。過度に取り上げているのが何時も通りの経済3馬鹿新聞なので、純粋に狂ってるだけなのかも知れませんが。
さて、安部内閣ですが・・・敵をあちこちいっぱい作ってマスコミの注目を集めていないと、暇になった野党によってたかって潰されそうになるという事でしょうか・・・。安部内閣の支持率がなぜ下がるのかいまいち理由がわからない僕は時代と常に逆行しているのでしょうか。いや、別にゴルゴ外相が次の総理でも構わないのですが、なぜ支持率が下がるのか意味不明なんです。
>Baatarismさん
特定のキャリーだけを見ていて他との関係はどうなのよ、ということでいえば、キャリー先がどこであれ、キャリー用の資金需要が旺盛ということは、それなかりせば資金需要は落ち込むわけで、国内の資金需要はまだまだ低調だ、という点は問題視しないのかなぁ、なんてこともあるように思います。
>本石町日記さん
キャリートレードの担い手としてヘッジファンドという名詞は散見されますから、似ているというより、同じもの(の違う表現)のようにも見えますよね。
>銅鑼さま
実際のところ、デリバティブやらM&Aやらに対する反感を見るに、すべての金融取引に対して拒否感をもっているのでは、と思うときもあります。伝統的な預貸ぐらいならば効用に鑑みて許容はするけれど、ちょっとでも複雑になってわけわかめになると魔女狩りをはじめているような。
プラザ合意については、ヒストリックにはそうですが、バブル期以降の日銀の金融政策がまともだった場合を仮定すれば、そうとも言い切れないのかな、という気はします。
>adhocさん
一般の経済学の用語法とは異なりますが、単純に、ノイズの支配する短期と、多くのノイズが互いにキャンセルアウトしてファンダメンタルズが残るのが長期ということかな、と私は思ってます(この場合の「長期」の場合、UIPよりPPPの方が妥当するのかもしれません)。ただ、確かにそれらはうまく接続しないんですよね。
私の記憶する限り、当サイトにて同じコテハンの方はいらっしゃらなかったはずです。
>PKさん
批判したいのであれば、どの点に対して、どのようなロジックで、ということを明らかにしてください。
>cloudyさん
メディアの記者の生産性がどの程度が、誰かが実証してみてくれると面白そうですよね(笑)。
>通行人さん
経済3馬鹿新聞って、朝日、毎日、日経、産経だけですでに枠をオーバーしているのですが(笑)。
安倍政権の支持率については、メディアの姿勢については↓で書いたのが基本だと思いますが、
http://bewaad.com/20070203.html#p01
根っこには、やっぱり小泉政権の反動といいますか、勝手に小泉政権並みの面白さ(笑)を続けてくれると思い込んでいた支持層からすれば、期待はずれだ、という感が強いのでしょう。
円キャリートレードが問題だから利上げという話は外野の人たちが勝手に盛り上げているので、その線で日銀ケシカランといういうのはちょっとカワイソウな気が。とは言えその外野に元日銀の人とかも含まれているのがorzなのですが。基本的には為替市場に軸足を置いた議論で、榊原英資センセイ参戦してましたわな。
さすがに円キャリー抑制で利上げというのは有り得ないと思います。
政策決定会合の中で円キャリーに関する話が出たのは昨年8月の会合(議事要旨の公開は9月13日)でして、こちら(PDFです)の↓
http://www.boj.or.jp/type/release/teiki/giji/g060811.pdf
本文7pから8p(ファイルだと8pから9p)にありますように、『また、何人かの委員は、円キャリートレードが短期金融市場の金利形成に影響を与えている可能性があることを踏まえ、正確に把握することは困難ながらも、その動向に関する情報を収集するよう努めていくことが重要であると述べた。』とありますように、別に問題にしているとかではなくて、短期市場のオペレーション(要はコール金利の誘導)に対して影響のある技術的な話としての位置付けとして取引規模を把握するとかそんな話だったんですが・・・・
という訳で、表題の『円キャリートレードの何が問題なのかがわかりません。』に激しく同意するものであります。そして本石町日記さんが指摘したように「なんかこの言葉が一人歩きしてますねえ」っていうのも同意です。
まあこう言っちゃあ身も蓋も無いのですが、ポジショントークのネタとして一般向けに食いつきが良いからセンセーショナルに語る人がいて、それに食いついて踊る一般メディアの図って所なんじゃないかと勝手に思っています。「為替是正で政策変更」ネタで踊る国内勢はさすがにほとんどいないんじゃないかと。
↑「国内勢」だけだと舌足らずでした。「国内の金利市場の人たち」ですね。
などと申しましたが、先週途中での動きを見てると金利市場の人でもG7リスクを懸念してた人がいたっぽい(米財務長官の円安懸念してない発言以降に中短期ゾーンが復活した)ので、やっぱり真に受けてた向きもあったかもしれません(笑)
>bewaadさん
>枠をオーバー
最後のひとつを忘れていました(^^;。というか経済ネタはほとんど参戦しない印象なのですが、今回の件参戦していました?
>小泉政権並みの面白さ(笑)を続けてくれると思い込んでいた支持層
B層の人たちがいたんだ。忘れていたっすorz
>ドラめもんさん
>「為替是正で政策変更」ネタで踊る国内勢はさすがにほとんどいないんじゃないかと。
最近は個人でFXやってる人結構いまして。円キャリーについて質問してくる博打打ちが増えて困っています。当事者の癖に自分がやっている事がわかっていないようですw
「面白さ」で選ぶならば次は100%麻生総理でしょうが…その次が与野党ともに人材不足ですなぁ。いっそ東国原知事が転進?
>当事者の癖に自分がやっている事がわかっていない
これがウケルw ヘッジファンドのポジションよりもなけなしの
退職金でグローバルなんとか毎月分配とか、中身も知らずに買って
る人が円キャリ阻止に利上げしろとか言ってそうでワクワクする(笑
>これがウケルw ヘッジファンドのポジションよりもなけなしの
>退職金でグローバルなんとか毎月分配とか、中身も知らずに買って
>る人が円キャリ阻止に利上げしろとか言ってそうでワクワクする(笑
こういう人の方が物事を正しく見ているというのが、PKの立場だ
>ドラめもんさん
為替相場と金融政策を結び付けているのは、実は私をはじめアンチ日銀の人間に多かったりします(笑)。当サイトでも何度か取り上げた円高シンドロームというやつで、実際に日銀が為替相場を気にして金融政策を決定しているのかどうかはさておき、説明変数として円ドルレイトを使うとしっくりくるというのが趨勢だったりしますので。
円キャリーという個別の取引形態については、私も日銀は気にしていないと思っていますが、円安そのものは気にしていてもおかしくないな、ということではないでしょうか。
>通行人さん
最後のひとつについては、エントリをもう一度読み直してもらうと、意外な発見があるかもしれませんよ(笑)。
>kogeさん
当選回数などを併せ考えますと、現政権人脈ですと外務大臣のほか、町村、中川(昭)といったあたり、それ以外ですと福田、谷垣、額賀、高村といったあたりでしょうか>次期総裁候補。
>銅鑼さま
で、結果的に円高になって損をしたら、儲かるといったじゃないかなどといって証券会社を訴えたりして(笑)。
>PKさん
自分が円キャリートレードをしておきながら、それを自覚せずに「円キャリートレードはけしからん」などという人が、何を正しく見ているというのでしょうか?
>bewaadさん
げ・・・思いっきりでしたorz
こんなネタ飛ばすのは毎日くらいしかなかろうと・・・
予断は怖いですね。すみません。
>銅鑼衣紋さん
いや、流石にそこまでの人はいません。円高になったら損するくらいはわかっています(^^;。単にニュースで見て「何か悪い事がおきようとしている」くらいの印象しかないわけで、「その資金はあんたの財布から出てるんだよ」と教えてあげないと気づいていないんですよね。そこまでわかると「あれ?何が悪いんだっけ?」となるのですが。
>町村、中川(昭)といったあたり、それ以外ですと福田、谷垣、額賀、高村といったあたり
ええ、皆様政治力やリーダーシップは充分ですが、この面子ではやはり「面白さ」という点では現政権にも劣るのではないかと。中川(酒)氏でやっと安倍氏には勝てるくらいでしょうか。まして野党は、小沢、菅、鳩山、岡田、前原…それに比べても見劣りしますね。いちかばちか河村たかしで勝負かけるかw
というか、久々に在りし日の小泉首相の演説を見たら、どう見てもそのまんま東より芸暦長そうな俳優。あの迫力は、政治家はおろか並みの役者でも出せんな…。本当に稀有な存在だったのだと改めて思います。
>通行人さん
そうお考えになってしまうのは、私にもよくわかります(笑)。
>kogeさん
小渕元総理のように、つまらないように見える(=期待値が低い)方が案外化ける可能性もあるような。小泉前総理は、やっぱり例外的存在でしょう。といいますか、あれぐらいでないと義理人情を一切無視しつつ総理の座につくという離れ業は無理ではないかと。
>総裁候補
中川(女)氏は面白そうなんですけどねえ。
スキャンダルの傷が癒えたら、ダークホースになったりして。w
>Baatarismさん
ご本人にその気がないと思います。トラウマになっているでしょうから(笑)。
GDP速報を受けて毎日がまた利上げを煽ってます。突っ込みどころはたくさんありますが、↓のパラグラフが毎日の本音を表わしていて面白いです。
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20070216k0000m070155000c.html
> その一方で、円安、超低金利を放置しておくことの問題点は一向に解消していない。超低金利は資金コストをほぼゼロに留め置くことで銀行部門のみならず、企業部門にも膨大な利益をもたらし続けている。円安は輸出企業の利益を大幅にかさ上げしている。超低金利は円安ももたらしている。
どうやら「企業に利益をもたらすこと」が問題点らしいです。うーむ…
>cloudyさん
まあ善意に解釈すれば、企業部門に比べて家計部門には、ということが念頭にあるのでしょうけれど、じゃあ利上げしたら家計部門に恩恵があるのか、ということですよね。社説を書く論説委員クラスなら、恩恵を受けるだけの資産をお持ちなのかもしれませんが(笑)。
戦前も毎日は清算主義で昭和恐慌を煽ってたけど、本当に恐慌が深刻になると顔面蒼白(新聞が蒼くなったかどうかはわかんないけどもw)になってほとぼりがさめるのを待って、その後に是清下で景気が回復すると、日本経済のいまの状況(景気がよくみえるのは)はダンピングのせいだ、と主張し始めたわけです。その意味では予想通りの展開でしょうか。
毎日新聞は2000年のゼロ金利解除の時も、「利上げすべし」という社説を書いていましたよね。
僕の記憶が確かなら、当時はフィナンシャルプランナーが世間に認知されだした頃でFPの連中が自身のサイトで利上げすべしの大合唱だったのを覚えています。「お前らは立場からして中立じゃないだろ。」「あんなFPには絶対に資金運用は任せられない」と真剣に思った次第。
>韓リフさん、鍋象さん
歴史的経緯もあるでしょうけれど、個人的にはなんでバブルつぶしで痛い目を見た毎日がよりによって、と思っていたのですが、そこから逆に「バブルに踊りさえしなければ」という教訓を導き出し、バブルのにおいがするものには過剰に敵意を持つのかな、という気が最近してきています。
で、一面の「毎日新聞」の部分は今でも青いのですが(笑)。