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2007-02-11
■ [misc]陸海軍は仲間はずれ?
【テクノバーン】(2007/2/8 19:37)米大統領専用ヘリコプター「マリーン・ワン(Marine One)」が近く引退し、早ければ今夏にも新編隊に入れ替わることとなった。ホワイトハウスでは新大統領専用ヘリコプターの導入費用として既に61億ドル(約7320億円)の予算を確保。新編隊は合計23機のロッキード・マーチン製のVH-71ヘリコプターになる見通しだ。
テクノバーン「米大統領専用機「マリーン・ワン」が近く引退、機種変更は実に四半世紀ぶり」
マリーンってことは海兵隊で、大統領専用機がエアフォース・ワンであることはよく知られていますから、じゃあ陸海軍(アーミー・ワン、ネイヴィー・ワン)はないのかな、とぐぐってみたところ・・・。
- 海兵隊機に搭乗した場合: マリーンワン - 通常はヘリコプター。
- 陸軍機の場合: アーミーワン - 1957年から1976年まで、海兵隊と共にヘリコプター輸送を担当していた。
- 海軍機の場合: ネイビーワン - 2005年現在までのところ、2003年に対潜哨戒機のS-3 ヴァイキングがブッシュ大統領を乗せた一例のみ。
- 沿岸警備隊機の場合: コーストガードワン - 2006年現在までのところ、該当機は無し。
- 民間機の場合: エグゼクティブワン - 通常アメリカ大統領は、プライベートな場合を含め民間機に乗ることはないが、リチャード・ニクソンだけはしばしば民間機を使用していた。
アーミー・ワンもネイヴィー・ワンもありました。2003年までは海軍だけは仲間はずれだったようですが。
ちなみにマリーン・ワンの「通常はヘリコプター」という記述、この文脈ですとよくわからないですよね。脱線になりますが、Wikipediaのもうちょっと前の部分を引用してみます。
「エアフォースワン」と言った場合、1990年以前はボーイング707を改造したVC-137、それ以降はボーイング747を改造した専用機 (VC-25) の事をさすことが多いが、それは大統領がこの機に乗ることがほとんどであるために起こる誤解で、実際には戦闘機であろうが輸送機であろうが、アメリカ空軍の航空機に大統領が搭乗すればその搭乗機のコールサインが「エアフォースワン」となる。なお、映画「エアフォースワン」で、大統領が輸送機に乗り移ったのを確認してコールサインを変更するシーンがあるが、これは正しい解釈である。
あれま、大統領専用機=エアフォース・ワンではないのね、ということで。テクノバーンの「マリーン・ワン」も、この伝で間違ったようです。
特に追加できるネタはないのですが、この件について詳細をまとめてくれているサイト見つけました。
http://tbirds.hp.infoseek.co.jp/afone_j.html
なんと、現在このコールサインはFAA(連邦航空局)で規定されているそうです。つまり、アメリカ空域で勝手に名乗ったら偉い目にあうという事かな。家族が乗ったときのFoxtrotはF(amily)のフォネティックコードですね。
>2003年に対潜哨戒機のS-3 ヴァイキングがブッシュ大統領を乗せた一例のみ。
これ、空母の上で勝利宣言したやつですよね。当時の報道が戦闘機で・・・これもエアフォースワン同様に、マスコミが一般人にわかりやすい言葉と言い訳しながら単語の誤用を広めている例ですね。ブッシュ大統領の希望はF/A-18だったみたいですが、どちらにせよ空母着艦するだけでも無茶。パイロットは凄いプレッシャーだったと思います。
>通行人さん
ページのご紹介ありがとうございます。すごい情報量ですねぇ・・・。
攻撃機と戦闘機の誤用は、戦車と装甲車とか、戦艦と巡洋艦その他に比べると、まだ間違えても仕方がないというか、間違えやすい(あくまでも相対的に、ですが)のもわかるような気がします。
でまあパイロットですが、「空母着艦は難しいと聞くので、最新鋭のアレでどうだ」などといわれてオスプレイになるよりはマシだったのではないかと(笑)。