御前会議の実情?
昨年最後のエントリにおいて、安倍前総理について日本の総理大臣として、あのような辞め方は空前
と書いたところ、
辞める瞬間を言えばその通りである一方で、その直前からの過程を追えば、平沼騏一郎や近衛文麿が比肩しうるのではとも思うのですが、いかがでしょうか。
とのコメントを宮嶋陽人さんからいただきました。奇しくも、第三次近衛内閣の辞任直前の状況について、次のような当を得たものと考えられるレスが2ちゃん軍板にてありましたので、紹介させていただきます。該当日とされる10/6に開催されたのは、陸海軍部局長会議であって御前会議ではないようにも思うのですが、それはさておき。
939 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2008/01/07(月) 23:00:09 ID:???
機密日誌とか資料を読んでてもそれぞれ滅茶苦茶で訳がわからん。纏めると大体こんな感じだな。
[10月6日午前会議〜]
- 東條陸相
- 「外交交渉が必ず成功する確信があるなら戦争準備は止めても宜しい」
- (負け戦なんかやりたくねーんだよ。お前らが断言してくれりゃ辞めれるんだから言っちゃえよ)
- 豊田外相
- 「交渉の中心は支那撤兵問題である。これが解決するなら交渉は纏まるが陸軍の考えは如何」
- (おまえらが引くとさえ言ってくれりゃ戦争なんかすぐにでも収まるんだよ。邪魔してるのはお前らだ)
- 東條陸相
- 「総理は既に支那に対して無賠償、非併合を声明しているのだからせめて駐兵ぐらい当然である」
- (陸軍からハイソウデスと言えるわっきゃねーだろ。戦争すりゃ国が負けるだけだが、言えば『俺が』殺されるっつーの)
- 陸軍武藤軍務局長
- 「海軍は和戦について総理一任と言っているが、総理の裁断だけでは陸軍部内は抑えられない。然し海軍が戦争を欲せずと公式に陸軍にいってくれるなら陸軍としては部内を抑えやすいので、そう海軍側にし向けてほしい」
- (お前らが一言『アメリカ相手に戦争やっても勝てません』と言ってくれさえすれば、ビビリの東條でも陸軍を抑えられるんだから、ちったあ空気読め。このKY集団が)
- 海軍岡軍務局長
- 「海軍としては首相の裁断に一任というのが精一杯である」
- (そんなことを海軍から言い出せる筈ねーだろ。勝てない海軍には予算は不要であるって、財布握った小姑みたいな顔して東條が喜んで独り占めするに決まってるんだから。海軍が消えて陸軍と国だけ残っても意味ねーんだよ。ボケッ!)
940 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2008/01/07(月) 23:04:12 ID:???
>>939
[続き]
- 東條陸相
- 「海軍大臣は戦争を欲しないようであるが、それなら何故自分にはっきり言ってくれないのか。海軍大臣からはっきり話があれば自分としても考えなければならない。しかるに海軍大臣は全責任を総理に負わせているが、これはまことに遺憾である。海軍の胆が決まらなければ9月6日の御前会議は根本的に覆るのだから、この際総辞職してもう一度案を練り直す以外ない!」
- (ごちゃごちゃ言っても最後に海軍はイモ引くつもりなら、支那で引く分をこのドサグサに陸軍の勢力を広げとくチャンスだな。だいたい俺は煮え切らん近衛が大嫌いなんだし、この際徹底的にイジメちゃる。どうせ責任取るのは俺じゃないしな)
- 近衛首相
- 「……諸君の意見は承った。ことここに至り統帥部との意見の相違は埋めがたく、内閣としては辞職を以って能力のある者に席を譲ることで責任を全うするしか道はない」
- (あーもー、なんで俺にばっかり振るんだよ。アメリカとの前に、陸軍と海軍との間で戦争を始めちゃってるじゃねーかよ! 俺はもうしらん)
- 東条英機
- 「(総辞職、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!)」
- 天皇陛下
- 「東條陸相においては首相を兼務し、9月6日の御前会議決定にとらわれることなく、内外の情勢をさらに広く深く検討し、慎重なる考研を加うることを要す」
- (そんなにごちゃごちゃいうならさ、東條、お前が首相もやって纏めろ)
- 東条英機
- 「(キター!って、俺にかよっ!)」
で、gdgd。
こりゃ、勝てんわ。
「ハルノート受諾なら、日本はどうなっていたのか。2」スレ・レス943、944(webmaster注:dl要素を用いて整形してあります)
