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割と堅めのテキストが多い当サイトであるが、webmasterとしても、少し息抜きがしたいので、突然こんなものを始めることにした。 要すれば、官僚がよくとる出前や霞が関界隈の食い物屋について適当に書き散らかすものだ。 なんといっても、pは"pseudo"のpなので。
初回は「おぴっぴ」。 最近話題の讃岐うどん屋で(ちなみに「(お)ぴっぴ」というのは讃岐方言でうどんの幼児語(ご飯を「(お)まんま」というがごとし)だそうで(webmaster注:先ほどのリンク先ではリンクはトップページにとのことなので、ディープリンクしておいてなんだが、あわせてトップページへのリンクも張らせていただく))、霞が関の住人の多くがここの出前のお世話になっているはずだ。
香川県出身ではないwebmasterには、「おぴっぴ」のうどんが本場のものとしてどの程度の評価なのかはわからないが、案外いける味である。 麺は讃岐うどんらしく腰があり、出前が来たときに忙しくてすぐ食べられない場合に、少々の時間であればそれほど伸びないというのも、官僚にとってはポイントが高い。 汁は若干濃いが、パスタでも濃いスープには太いものをあわせるように、太めの讃岐うどんにはよく合っている。
味以外の面で評価すべき点としては、まず注文してから出前が来るまでのスピードが早いこと。 霞が関界隈の出前でも指折りの早さである。 空腹時には、これがうれしい。 もう一つ、値段がそれなりに安いのも人気のもとだろう(東京でも最近よく見かけるようになったうどんスタンドの方が安いが、なにせ「おぴっぴ」は出前してくれる)。
webmasterのおすすめは、「親子」「かやく」「ざる」といったところ。 ただし、讃岐うどんとしては正統なのかもしれないが、麺の一本一本が長いので、「ざる」を食べると結構手が疲れる。 「ざる」だけでいいので、半分に切ったりしてくれるとうれしい。
| 味 | 値段 | 量 | その他 | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| そこそこいける。4点 | それなりに安い。4点 | 普通。3点 | 出前が早い。5点 | 結構いい店。16点 |
「おぴっぴ」、港区西新橋1-20-11 弁護士ビル隣り、03(3501)2569
(2003-01-25記)
ここで出てくる料理は、イタリア料理だ。 しかし、イタリアンレストランと呼ぶには違和感がある。 アンティパストなどもメニューにあるし、予約をしてここで会合(お別れ会とか、そんなやつ)をすればコース料理が食べられるのだが、メインはスパゲッティ。
「パスタ」というには似つかわしくない。 あくまで「スパゲッティ」である。 なぜそう感じるのかを考えると、2つの「濃さ」がここの独特の雰囲気を醸し出しているのだ。
一つは、味。 人間は脂肪に依存症だという主張に有無をいわさず納得させられる脂っこさ(webmasterはここの脂っこさが好きなのだ)。 厨房がカウンターから見えるのだが、健康にいいオレイン酸をたっぷり含んだオリーブオイル・・・ではなく、バターをどんどんつぎ込んでいる。 でも、そんな濃い味が、ぶっとい麺によくあう。 体に悪そうと思っても、しばらくここのスパゲッティを食べずにいると、食べたくてしょうがなくなる時が来てしまうのだ。
もう一つは、店を仕切っているおばさん。 けたたましい声で、店が混んでくると相席をさせたり、常連客の注文をつないだり。 そう、このおばさんは常連客とそうでない客を露骨に差別する。 だから、常連にさえなってしまえば、サービスでガーリックトーストやらアイスクリームやら、いろいろロハでサービスしてもらえたりするのだ。 いればいるでうっとおしかったりもするのだが、いなくなりでもしたら間違いなくこの店の雰囲気は一変してしまうのだろう。
そんなここのお薦めメニューは「ダニエル」。 何でも昔のお客にちなんでそう名付けているらしいが、要すれば生クリームとチーズの入っていないカルボナーラ(というか、以前聞いてみたのだが、店側としてはあれをカルボナーラと考えているらしい(「ダニエル」と名付ける前は「カルボナーラ」とメニューに載せていたとのことだし、支店(行ったことはないのだが)では同じものを「カルボナーラ」として出しているとのこと))。
さらに言えば、ベーコンも、もちろんパンチェッタではないどころか、どう見てもハムのような気がするし、炒めタマネギが入っていたりもする。 しかし、これを食べれば(なお、「普通」「中盛り」「大盛り」の3サイズがあるが、よほどの大食らいと自負する人でなければ、「大盛り」はやめておいたほうがいい。 「中盛り」が他の店の「大盛り」サイズだ)、あなたもきっと脂肪依存症だ。
最後におばさんに言いたいことがある(絶対こんなページ読まないだろうが)。 レジ打ちのOさんを客の前で怒鳴りつけるのは、聞いていて決して気持ちのいいものではないので、やめて欲しいなぁ。
| 味 | 値段 | 量 | その他 | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 中毒な人間は盲目。5点(脂が嫌いな人にとっては1点) | ビジネス街ではこんなものでは。3点 | 実は「普通」だと少ないのだが。5点 | おばさん、もう少し丸くなろう。2点 | 脂と量が得点源。15点 |
「ハングリータイガー」、港区虎ノ門1-12-5、03(3591)7081
(2003-02-23記)
連載初のメジャーどころ。 支店もあり、各地のデパートにも出店しているし、自前のサイトを持っているぐらいだ。
そもそもwebmasterがまい泉を最初に体験したのは学生時代、いわゆる官庁訪問の最中だった。 某省を訪問した際、夕方ぐらいだったように記憶しているが、待合室で学生の相手をしていた女性(今一部で話題の非常勤職員(要すればバイト)なのかどうかは不明だが)から、おなかがすいていませんかと勧められたのが、まい泉のヒレかつサンド。
これが非常においしかった。 カツサンドといえばコンビニのあれであったwebmasterとしては(ジャンクフード好きだから、ああいったカツサンドも好きなのだが)、これほどやわらかいカツがあるのかと感動していた(けど、そこには行かなかった。 その某省は、上記のように学生の相手をする人間を待合室に置いて、大画面テレビでビデオを流し(レパートリーが少なかったので、最後のあたりでは「もう飽きた」などと言っていたが)、スナックも常備して、などなどの心遣いができる役所だったのだが。 ちなみに、結局webmasterが入ったところは、呼び込み担当の人もなんとなく話しかけにくかったし、もちろんビデオもスナックもなく、と学生に対する気遣いはまったくなかった)。
そのときは、こんなにうまいカツサンドはもう食べられないかも、などと思いつつ食っていたのだが、役所の住人となって以後、しばしば食するチャンスがある。 職場で行う歓送迎会がそれだ。 一般に、霞が関のカルチャーとして、ちょっとした節目には職場で簡単に会を開くというものがある(大きな節目には外のきちんとした場所(といっても居酒屋だったりするが)で行うことが多い)。 30分から1時間程度、ビールなどを飲みながら、デリバリーで頼んだ軽食をつまむというのが典型的なパターンで、まい泉のヒレかつサンドはその常連。
たいていの場合、そのほかにもピザや寿司、各種乾きものが取りそろえられるのだが、上記のような霞が関とのつきあいにおける幼児体験を持つwebmasterとしては、ついついヒレかつサンドに手が伸びることが多い。 自分で稼ぐようになり、もっとうまいと思えるトンカツを体験した今であっても。
| 味 | 値段 | 量 | その他 | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| ヒレかつサンドしか食べたことはないが。4点 | コンビニより質は上だが、それだけの値段は取る。3点 | 多いとは言えない。2点 | 学生時代の感動に。4点 | そういえば普段の出前では頼まないなぁ。13点 |
「とんかつまい泉」、千代田区有楽町1-1-2 日比谷三井ビル地下1階、03(3503)1886or1887
(2003-03-16記)
官僚が「軽く外食でもしてくるか」という場合は、そのほとんどが夜である。 しかし、まれに時間に余裕があるときには、昼であっても外食が可能なこともある(通常は職場の食堂だし、案件が立て込んでいると売店の軽食を買ってきてもらって食べるとか、あるいは昼食抜きなどということも)。
webmasterが以前、昼時に日比谷公園をうろついたときには、休み時間ぐらいこうでありたいとしみじみ思ったもの。 なんのことはない、単に青空の下を散策してベンチで弁当なんて昼食もありか、というだけなのだが。
そんな日比谷公園のほぼ中心に、「松本楼」はある。 もともと日比谷公園開園時(明治36年)にオープンという古い歴史を誇り、今年の6月には100周年を迎えるという格式あるレストラン。 通常のメニューはそれにふさわしい値段と言えるが、ここ「松本楼」では味なサービスが行われている。
有名なのは毎年9月25日の10円カレー。 徹夜組が出るほどの風物詩となると、別の意味でなかなか手が出ない。
他方で、知る人ぞ知る穴的存在が、平日ランチタイムのカレービュッフェ食べ放題。 「松本楼」のサイトのトップページでも単に「とっておきお得最新情報」としか書かれていないし、さらに言えばその日電話してみないとやっているかどうかわからないというもの。 実際のところ、普通にカレーを一人前頼んでも700円〜であり、1,300円という値段がすこぶるお得というわけではないが、3種類を食べわけ、さらにサラダやスープ、デザートまで付くというのは、ロケーションも手伝ってかなりの満足感が味わえる。
というか、今までここではカレービュッフェしか食べたことがない。 時間と懐に余裕があるときには、是非他のメニューも味わってみたいものである。
| 味 | 値段 | 量 | その他 | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| きちんとしたレストラン。4点 | 10円カレーは例外ということで。3点 | ビュッフェなら無制限。5点 | 往復して食べてくるだけでいい気分転換。5点 | なかなか行けない。17点 |
「松本楼」、千代田区日比谷公園1-2、03(3503)1451
(2003-04-20記)
本日7月27日は今年(2003年)の土用の丑の日でもあり、この店をピックアップ。
虎ノ門界隈では有名店の一つであり、特に昼食時の行列はかなりのものだ。 長い伝統も手伝って固定客も多いのだろうが(安部譲二も常連だったとのページをどこかで見つけたのだが、google danceのためか今では見つからない・・・)、大きな換気扇で路上にあふれ出す香ばしい匂いと、外からでもガラス越しに見える炭火焼き(備長炭だそうで)の迫力もいい感じである。 しかも、この店は回転がすこぶる良いので、行列が長くなってもそれほど待たずにありつけるのもありがたい。
しかし、やはり鰻は高い。 普通の鰻丼で1,000円、ダブル(蒲焼きが二倍)で1,750円というのは、毎日の食事として気軽に食べられるものではない。 むろん、都心の鰻屋としてはかなり安いことは間違いないが、それは他の鰻屋が高すぎるだけ。
鰻にこだわる人からすれば論外なのだろうが、これだけ輸入養殖物が増えている中で、国産鰻だから高いというのは大衆食堂としてはいかがなものか。 すき家の鰻丼と比較するわけではないが、1,000円を下回る値段を見せてくれればと思う。
元来、鰻は庶民の食事として人気を得たもの。 江戸のファストフードだったわけだから、安さに徹することが伝統を守るという一面もあるはず(化政期には高級料理化した一面もあり、落語のネタとしてはご馳走として取り扱われることが多いが)。 すべての鰻屋がそれを志向する必要もないが、この店の立地、客層、回転を見ても、そうした独自性を出してくれればと思う。 どうしても国産鰻がという人向けには、高い店が他にいくらでもあるのだから。
| 味 | 値段 | 量 | その他 | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 蒲焼きとしては十分本格的。4点 | 特にダブルはオフィス街の食事としては高い。1点 | お金があればダブルで、なければ飯大盛りで。4点 | 匂いを嗅ぐと入りたくなる。4点 | 帯に短し襷に長し?13点 |
「鐵五郎」、港区虎ノ門1-8-11、03(3592)0725
(2003-07-27記)
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